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サルトリイバラの実

2020-02-10 | 樹木 草花


冬枯れの中にサルトリイバラの真っ赤な実が残って目立っていた

ユリ科の山野の草原や林内に生える落葉つる性半低木
根茎は太く横に伸び、特異な形をした木質で、多くの節がある
茎は硬くてまばらに棘がある
葉は互生し、葉身は3~12cmの円形 縁は全縁で革質 脈は3~5個あり表面で凹んでいる
葉柄には托葉から変化した長い巻きひげが1対あり、ほかの植物に絡みついて伸びる
西日本では団子を包むのにこの葉を使うと言う

花は雌雄別株
4~5月 葉腋から散形花序を出し、淡黄緑色の花を多数つける
花被片は6個 長さ4mmの長楕円形で上部は反り返る
果実は液果 8mmほどの球形 11月頃に赤く熟す

秋に根茎を捕って洗い、細かく切ってから日干しにしたものを煎じて飲むと、おでき・ニキビなどの腫れ物 むくみの時の利尿に効く

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