新宿御苑で少し前だが面白いイモムシがいた
イモムシと言えばガやチョウの幼虫が多いがこれはハバチの幼虫
ハンノキハバチの幼虫だ
親が食草に卵を産みその葉を食べる幼虫は ガやチョウと変わりはなく姿も似ている
見分けは足の数
葉に捉まっている3対の足(胸脚という)は成虫になった時の足になり その後ろの複脚と呼ばれる足は無くなる その複脚がハバチでは5対以上(+尾脚1対)ありチョウ類では4対以下(+尾脚1対)となっている
出会ったハンノキハバチは胸脚で葉にぶら下がり 体をくねらせていた これは威嚇のポーズだと言うが 威嚇の効果があるのだろうか
胸脚は爪状で複脚は吸盤状なのでそんな形態が関係した居るのかもしれない
ハンノキハバチの食草は文字通りハンノキ類というが このハバチはツノハシバミの葉を食べていた 同じカバノキ科の木なのでありかなとも思うが そうだったらカバノキ科の植物のシラカバ類やクマシデ類にもいるのだろうか
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