うっとうしい梅雨空の下で、ナンテンの花が真っ盛り
低木で庭木や公園で良く植えられている
冬には実が赤く実るので、雪の兎にナンテンの目をつけた
難を転ずる、と言って正月飾りにもした
果実を煎じて咳止めに、葉を強壮薬にする
樹皮には知覚神経抹消を麻痺させる成分が含まれている
メギ科の常緑低木で3m程になる
花期は5~7月
枝先に大型の円錐花序を出して、6mm程の小さい花を多数つける
花被片は3個づつ輪状に多数付き、内側のものほど大きく、最も内側の6個は花弁状になる
雄しべは6個で葯が大きく、花糸は短い
果実は液果
6~7mm程のほぼ球形で10月頃から赤く熟す
種子は5mm程の球形で、1個の果実に普通2個入っている
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます