
サトイモ科テンナンショウ属の花は変わった面白い形をしている
花のこの時期に目立つ濃紫色のものは苞で 仏像の後ろにある光背に見立てて仏炎苞と呼ばれる
花は小さく仏炎苞の下の方で包まれて見えないが 花軸に密着して付き肉穂花序を作る
花は4~5月頃咲き 単性で花軸が無く普通雌雄異株
オスメスは栄養の貯蔵量 つまり地中の球茎の大きさで決まる
雄株の方が多く雌株は少ない
ミミガタテンナンショウは仏炎苞の口辺が耳たぶの様に張り出すので付けられた名前
山野の林内に生える多年草
花は花被が無く雄花は雄しべだけ 雌花は子房だけの簡単な構造
花序から伸びているのは付属体で1㎝以下ほどの棒状で仏炎苞の中にうっすら見える
小さな流れの脇のアシ原でコホウアカに出会った
旅鳥または稀な冬鳥
平地の林縁 草地 農耕地 河原などに居る
地上を跳ね歩きながら草木の種子を主に採食する
灌木の枝上で昆虫類を食べることもある
ホオアカ程は開けた場所に執着せず灌木林や林縁のなかでも動き回る
雌雄同色 頭央線 耳羽 頬の辺りは赤茶色
喉は赤茶色のタイプと淡いクリーム色のタイプがいる
大きさ13㎝
雄花(左)と雌花

カツラの小さい花が咲いた
カツラ科はカツラ属1属からなり日本と中国に2種1変種がある
白亜紀の地層から花粉の化石が出たり 果実が更新世の地層から見つかっておりかなり古い時代から生き残った植物
カツラは北海道から九州まで分布している日本固有種
花は雌雄別株で 桜の咲くこの時期に葉が展開する前に咲く
花弁も萼もなく雄花は白い花糸と紅紫色の葯が鮮やか
雌花は紅紫色の細い柱頭が目立つ
果実は袋果 2㎝ほどの円柱形で小型のバナナ風
黒紫色に熟して裂開し 5㎜程の翼を付けた種を風に乗せて飛ばす
葉は基部がハート形のものと 切り型のものと2型有る
落葉した葉は甘い独特の香りがするので抹香にした


カツラの小さい花が咲いた
カツラ科はカツラ属1属からなり日本と中国に2種1変種がある
白亜紀の地層から花粉の化石が出たり 果実が更新世の地層から見つかっておりかなり古い時代から生き残った植物
カツラは北海道から九州まで分布している日本固有種
花は雌雄別株で 桜の咲くこの時期に葉が展開する前に咲く
花弁も萼もなく雄花は白い花糸と紅紫色の葯が鮮やか
雌花は紅紫色の細い柱頭が目立つ
果実は袋果 2㎝ほどの円柱形で小型のバナナ風
黒紫色に熟して裂開し 5㎜程の翼を付けた種を風に乗せて飛ばす
葉は基部がハート形のものと 切り型のものと2型有る
落葉した葉は甘い独特の香りがするので抹香にした