広島県廿日市に来ています。情報では西日本でも雪模様ということでしたが曇天の空模様
です。世界遺産の名所厳島神社の宮島入口の音楽、文化活動の盛んな街です。廿日市さくら
ぴあ文化ホールでの財津和夫さんのコンサートlive & talk 2011です。
午後4時30分、さくらぴあ文化ホールに入ります。ホールは入口が2階で階下に降りるホール
構造で天井が高く、壁面は木製仕様でパルテノンを想わせる構造です。ホール両サイドはバル
コニー席でフラットな2階席からステージに向かって斜め傾斜して降りてきています。2階席まで
満席の観客聴衆が詰めかけました。
午後5時すぎに黒のシャーツスタイルの財津和夫さんがセンターマイクに登場してスローバラ
ードにアレンジしたビートルズの「抱きしめたい」でオープニングです。
「今日は、予報では雪も降ると聞いていましたが、どんよりとした曇り空で、今はどうでしたか、
降っていましたか。春はすぐそこ、小春日和のような楽しいコンサートやってみたいと思います。」
と客席に尋ねて始まりました。
壁面が木製で天井が高いホール音響効果はサウンドボリューム感があって、厚い音感がホー
ルに響きます。そのサウンドボリューム感の中で、財津さんのホール真空(静寂)を切り開く力強
い高音のボイスが存在感を放ってホールを支配します。
「愛の力」は、平凡な日常性を語りかけるように淡々と時には抑揚をつけて、まるでオペラ調の
歌に仕上げていますが、財津さんの歌のうまさ、豊かで深い(mellow volume)ボイスが輝きます。
「そしてまたあなたへ」。キーボードの厚いイントロから情感を高めて入り、言葉(lyrics)の伝え
る力のあるサビからエピローグ(epilogue)では、財津さんの印象的な自在なスキャットを厚くつけ
ました。
「青春時代。青春という響きいいですね。今が青春時代なんだろうなと過ごしていた時は、あま
り好きじゃなかったんじゃないですか。今となっては、本当に青春はキラキラと輝いていたけれど、
過去のものです。何が青春だったのか、なぜ特別にそう言われなければならなかったのか、わか
る気がします。今、ぼくが持っていないもの、それがすべて青春時代にはあったから青春時代は
うらやましいなと思う。」
「ストーブ」、「僕がつくった愛のうた」。財津さんのキーボードひとつで自在なコード進行で聞か
せます。一点のスポットライティングに浮かんだ財津サウンドの世界に引きつけられます。
10分の休憩のあと、バンドサウンドの「naked heart」でスタート。
「1部よりはちょっと元気になった感じがするでしょう。1部と2部構成、対照的にやってみたい
とこんなステージ構成になっています。
1部だけ見た人には、大丈夫か財津は、このまま倒れるんじゃないかと心配されたんじゃない
ですか。」
「この世の端でも」、「wake up」、「心を開いて」、「愛はちっとも難しくない」とボリューム感のあ
るホール音響に乗せてさらに力強い財津ボイス、リズムがホールを圧倒します。「急行の停まる
街」、「ふたつめのクリスマス」は一転情感たっぷりにキラキラしたラブバージョンを歌いあげまし
た。もう、自由自在ですね。よく伸びる豊かで深い財津ボイスが効いています。
アンコールの拍手は、すごいですよ。ホール割れんばかりの拍手とは、こういうのを言うんでし
ょう。アンコール、パット咲いたライティングに「虹とスニーカーの頃」、「夢中さ君に」でホール圧
倒の財津和夫さんlive & talk 2011は午後7時20分すぎに終演しました。
ギターの尾上くんが自我の境地か、腰でさかんにリズムを取って乗ってました。隣でキーボー
ドを弾いていた小泉君がこれを見て笑っています。
ミュージシャン 財津和夫(V G Pf) 山内和義(B Pf Ft) 小泉信彦(Pf) 尾上サトシ(G)
田中トオル(Ds)
です。世界遺産の名所厳島神社の宮島入口の音楽、文化活動の盛んな街です。廿日市さくら
ぴあ文化ホールでの財津和夫さんのコンサートlive & talk 2011です。
午後4時30分、さくらぴあ文化ホールに入ります。ホールは入口が2階で階下に降りるホール
構造で天井が高く、壁面は木製仕様でパルテノンを想わせる構造です。ホール両サイドはバル
コニー席でフラットな2階席からステージに向かって斜め傾斜して降りてきています。2階席まで
満席の観客聴衆が詰めかけました。
午後5時すぎに黒のシャーツスタイルの財津和夫さんがセンターマイクに登場してスローバラ
ードにアレンジしたビートルズの「抱きしめたい」でオープニングです。
「今日は、予報では雪も降ると聞いていましたが、どんよりとした曇り空で、今はどうでしたか、
降っていましたか。春はすぐそこ、小春日和のような楽しいコンサートやってみたいと思います。」
と客席に尋ねて始まりました。
壁面が木製で天井が高いホール音響効果はサウンドボリューム感があって、厚い音感がホー
ルに響きます。そのサウンドボリューム感の中で、財津さんのホール真空(静寂)を切り開く力強
い高音のボイスが存在感を放ってホールを支配します。
「愛の力」は、平凡な日常性を語りかけるように淡々と時には抑揚をつけて、まるでオペラ調の
歌に仕上げていますが、財津さんの歌のうまさ、豊かで深い(mellow volume)ボイスが輝きます。
「そしてまたあなたへ」。キーボードの厚いイントロから情感を高めて入り、言葉(lyrics)の伝え
る力のあるサビからエピローグ(epilogue)では、財津さんの印象的な自在なスキャットを厚くつけ
ました。
「青春時代。青春という響きいいですね。今が青春時代なんだろうなと過ごしていた時は、あま
り好きじゃなかったんじゃないですか。今となっては、本当に青春はキラキラと輝いていたけれど、
過去のものです。何が青春だったのか、なぜ特別にそう言われなければならなかったのか、わか
る気がします。今、ぼくが持っていないもの、それがすべて青春時代にはあったから青春時代は
うらやましいなと思う。」
「ストーブ」、「僕がつくった愛のうた」。財津さんのキーボードひとつで自在なコード進行で聞か
せます。一点のスポットライティングに浮かんだ財津サウンドの世界に引きつけられます。
10分の休憩のあと、バンドサウンドの「naked heart」でスタート。
「1部よりはちょっと元気になった感じがするでしょう。1部と2部構成、対照的にやってみたい
とこんなステージ構成になっています。
1部だけ見た人には、大丈夫か財津は、このまま倒れるんじゃないかと心配されたんじゃない
ですか。」
「この世の端でも」、「wake up」、「心を開いて」、「愛はちっとも難しくない」とボリューム感のあ
るホール音響に乗せてさらに力強い財津ボイス、リズムがホールを圧倒します。「急行の停まる
街」、「ふたつめのクリスマス」は一転情感たっぷりにキラキラしたラブバージョンを歌いあげまし
た。もう、自由自在ですね。よく伸びる豊かで深い財津ボイスが効いています。
アンコールの拍手は、すごいですよ。ホール割れんばかりの拍手とは、こういうのを言うんでし
ょう。アンコール、パット咲いたライティングに「虹とスニーカーの頃」、「夢中さ君に」でホール圧
倒の財津和夫さんlive & talk 2011は午後7時20分すぎに終演しました。
ギターの尾上くんが自我の境地か、腰でさかんにリズムを取って乗ってました。隣でキーボー
ドを弾いていた小泉君がこれを見て笑っています。
ミュージシャン 財津和夫(V G Pf) 山内和義(B Pf Ft) 小泉信彦(Pf) 尾上サトシ(G)
田中トオル(Ds)