(1)アルジェリアの国際協力プラントの天然ガス関連施設内で起きた隣国マリを拠点とするイスラム武装勢力による同施設立てこもり日本人技術者を含む多数の人質事件は、首都アルジェから1000キロも内陸の沙漠の中の忽然(こつぜん)とした(映像ニュース)天然ガスプラント施設で起きたテロ事件なだけに、外部には情報収集が困難で完全にアルジェリア政府に情報コントロールされている現状だ。
プラント施設は政府軍、治安部隊に封鎖されて、都市部と違って周囲に障害もなく政府軍の攻撃は時間の問題と思われていたが、駐アルジェリア英国大使からの日本側への情報提供で軍がプラント施設に攻撃を開始したことがわかり、これを追認するように中東のテレビ局がこの戦闘で人質35人が死亡したとの報道情報が伝えられたが、アルジェリア政府の公式発表はなく正しい詳細は依然不明のままだ。
(2)アルジェリア政府がイスラム武装勢力との取引き交渉を最初から拒絶して(報道)、テロ対峙強硬姿勢が際立っていた。隣国マリが同イスラム武装勢力に一部地域支配されている現状の中での越境テロ攻撃に、アルジェリア政府が毅然(firmness)とした初期姿勢、対応をとることは国益上必要不可欠なことだった。
(3)人質の安否が懸念されるところだが、日本の危機管理対応、対策理念からすれば人質の安全救出が最優先されて、南米ペルーの日本大使館テロ武装勢力の立てこもり事件対応に見られるようなテロ武装勢力との時間をかけた話し合いによる引き延ばし解決方法、手段が通例だが、国際紛争にいつもさらされている国では犠牲をいとわないかのような強硬姿勢による早期決着がテロの芽を摘む国家威信としての唯一絶対の手段だ。
(4)アフリカ大陸は大陸のつながりから欧州諸国の植民地支配を長く受けて、豊富な天然資源の独占を目論む先進国の搾取の対象の中で「自立」、独立が遅れて権力主導争いの部族間紛争も終わりがなく絶えず政情不安定が続き、最近でも各地の紛争激化が伝えられていた。
(5)アフリカ大陸の政情安定、「自立」が進めば世界の政治、経済、平和に及ぼす(それはある意味究極の平和)影響効果ははかり知れずに「大きな力」を持つものだ。
先進国、経済成長の新興国の支援が恣意的なものではなく、アフリカ大陸「自立」のためのものとすべきことは、世界共有の利益、国益になるものだ。
(6)そうして見ると、米国の影響支配を最小限にとどめての現在の中米、南米大陸の自立、安定、経済成長は目を見張るものがある。米国直下の反米キューバの存在が大きかったのではないか。
アフリカ大陸にはそうした「存在」がない、絶えず国際政治、テロ、国内紛争に翻弄(ほんろう)され続ける悲劇の大陸(tragic continent , africa)だ。
プラント施設は政府軍、治安部隊に封鎖されて、都市部と違って周囲に障害もなく政府軍の攻撃は時間の問題と思われていたが、駐アルジェリア英国大使からの日本側への情報提供で軍がプラント施設に攻撃を開始したことがわかり、これを追認するように中東のテレビ局がこの戦闘で人質35人が死亡したとの報道情報が伝えられたが、アルジェリア政府の公式発表はなく正しい詳細は依然不明のままだ。
(2)アルジェリア政府がイスラム武装勢力との取引き交渉を最初から拒絶して(報道)、テロ対峙強硬姿勢が際立っていた。隣国マリが同イスラム武装勢力に一部地域支配されている現状の中での越境テロ攻撃に、アルジェリア政府が毅然(firmness)とした初期姿勢、対応をとることは国益上必要不可欠なことだった。
(3)人質の安否が懸念されるところだが、日本の危機管理対応、対策理念からすれば人質の安全救出が最優先されて、南米ペルーの日本大使館テロ武装勢力の立てこもり事件対応に見られるようなテロ武装勢力との時間をかけた話し合いによる引き延ばし解決方法、手段が通例だが、国際紛争にいつもさらされている国では犠牲をいとわないかのような強硬姿勢による早期決着がテロの芽を摘む国家威信としての唯一絶対の手段だ。
(4)アフリカ大陸は大陸のつながりから欧州諸国の植民地支配を長く受けて、豊富な天然資源の独占を目論む先進国の搾取の対象の中で「自立」、独立が遅れて権力主導争いの部族間紛争も終わりがなく絶えず政情不安定が続き、最近でも各地の紛争激化が伝えられていた。
(5)アフリカ大陸の政情安定、「自立」が進めば世界の政治、経済、平和に及ぼす(それはある意味究極の平和)影響効果ははかり知れずに「大きな力」を持つものだ。
先進国、経済成長の新興国の支援が恣意的なものではなく、アフリカ大陸「自立」のためのものとすべきことは、世界共有の利益、国益になるものだ。
(6)そうして見ると、米国の影響支配を最小限にとどめての現在の中米、南米大陸の自立、安定、経済成長は目を見張るものがある。米国直下の反米キューバの存在が大きかったのではないか。
アフリカ大陸にはそうした「存在」がない、絶えず国際政治、テロ、国内紛争に翻弄(ほんろう)され続ける悲劇の大陸(tragic continent , africa)だ。