(1)真面目に司法、検察改革(judicial and public prosecutor's innovation)をやろうとしているのか、意欲があるのか疑問だ。
検察改革は、郵便料金不正利用事件捜査での検事による証拠ねつ造から4年が経過しても取り調べの可視化の試行(test trial)だけで抜本的な検察改革具体化は行われずに、現在新しい刑事司法制度を検討中の政府の法制審議会は「基本構想」案として取り調べでの可視化について、①裁判員裁判にかかわる罪名逮捕の場合は全面可視化を義務付け、②その他、取調官の一定の裁量に委ねると、検事の密室取り調べでの証拠ねつ造、調書でっち上げ事件を教訓とする検察改革の意味、意義を斟酌(しんしゃく)できないピントボケの「基本構想」案を発表した。
公平、公正であるべき取り調べに対して二重基準(double standard)を認める基準などあって無いようなもので、司法のパラダイム(paradigm)、求められている司法の透明性にあってはならないことで、「基本構想」とは名ばかりの落ちるところまで落ちた検察改革に「何も無い」も等しいものだ。
(2)密室捜査取り調べの検事による証拠ねつ造、また調書でっち上げは最近も報道されて、司法、検察改革が遅れていることの弊害も出ている。
この社会状況、司法状況を現実にしての司法制度検討会(法制審議会)の可視化全面、自由裁量の「両論」併記など、検証使命、改革意欲「放棄」に等しい無責任さだ。
可視化については検察現場サイドからの「抵抗」もあると言われて(報道)、しかし「ここ」に切り込むための司法、検察改革のはずが、これでは検察改革、司法制度改革ともにまったくの腰砕け(own break down of judicial and public prosecutor's innovation)だ。
(3)改革は、問題発生から時間が長引けば問題意識も薄れて、もとのもくあみが懸念される。現実に最近の取り調べでも検察、警察による調書でっち上げ事件も発生して、性懲りもなく「問題」は現場捜査手法としては省(かえり)みられることはない。
橋下大阪市長は体罰問題高校の教諭全員異動を主張したが、こちらこそは検察全員総とっ替え的な改革が必要な事態だ。
(4)取り調べ「可視化」は、全面的に実施、履行して外部専門家、国民による検証制度も導入すべきだ。検察審査会は、国民の司法参加による検察の上告議案に関するチェック機関だが、可視化による取り調べ内容についても外部委員、国民による検証制度が必要だ。
公平、公正であるべき民主国家としての司法、検察制度は、透明性、公開性が原則で、捜査に影響するなどという検察、警察の偏(かたよ)った自己都合の思惑に遠慮、配慮などしてはならない。現在の捜査能力も、国民の強力な協力なくしては解決などできないからだ。
(5)取り調べでの「完全可視化」で早急に司法、検察改革を実行すべき時は、すでに遅きに失して弊害も続行中だ。
検察改革は、郵便料金不正利用事件捜査での検事による証拠ねつ造から4年が経過しても取り調べの可視化の試行(test trial)だけで抜本的な検察改革具体化は行われずに、現在新しい刑事司法制度を検討中の政府の法制審議会は「基本構想」案として取り調べでの可視化について、①裁判員裁判にかかわる罪名逮捕の場合は全面可視化を義務付け、②その他、取調官の一定の裁量に委ねると、検事の密室取り調べでの証拠ねつ造、調書でっち上げ事件を教訓とする検察改革の意味、意義を斟酌(しんしゃく)できないピントボケの「基本構想」案を発表した。
公平、公正であるべき取り調べに対して二重基準(double standard)を認める基準などあって無いようなもので、司法のパラダイム(paradigm)、求められている司法の透明性にあってはならないことで、「基本構想」とは名ばかりの落ちるところまで落ちた検察改革に「何も無い」も等しいものだ。
(2)密室捜査取り調べの検事による証拠ねつ造、また調書でっち上げは最近も報道されて、司法、検察改革が遅れていることの弊害も出ている。
この社会状況、司法状況を現実にしての司法制度検討会(法制審議会)の可視化全面、自由裁量の「両論」併記など、検証使命、改革意欲「放棄」に等しい無責任さだ。
可視化については検察現場サイドからの「抵抗」もあると言われて(報道)、しかし「ここ」に切り込むための司法、検察改革のはずが、これでは検察改革、司法制度改革ともにまったくの腰砕け(own break down of judicial and public prosecutor's innovation)だ。
(3)改革は、問題発生から時間が長引けば問題意識も薄れて、もとのもくあみが懸念される。現実に最近の取り調べでも検察、警察による調書でっち上げ事件も発生して、性懲りもなく「問題」は現場捜査手法としては省(かえり)みられることはない。
橋下大阪市長は体罰問題高校の教諭全員異動を主張したが、こちらこそは検察全員総とっ替え的な改革が必要な事態だ。
(4)取り調べ「可視化」は、全面的に実施、履行して外部専門家、国民による検証制度も導入すべきだ。検察審査会は、国民の司法参加による検察の上告議案に関するチェック機関だが、可視化による取り調べ内容についても外部委員、国民による検証制度が必要だ。
公平、公正であるべき民主国家としての司法、検察制度は、透明性、公開性が原則で、捜査に影響するなどという検察、警察の偏(かたよ)った自己都合の思惑に遠慮、配慮などしてはならない。現在の捜査能力も、国民の強力な協力なくしては解決などできないからだ。
(5)取り調べでの「完全可視化」で早急に司法、検察改革を実行すべき時は、すでに遅きに失して弊害も続行中だ。