(1)昨年末にはギリギリのオバマ大統領、政府と議会の交渉妥協でからくもデフォルト(default 債務不履行)を免れた米政府だが、1年近くたってまたまた国家財政不安、危機の季節を迎えている。
すでに民主党政権、オバマ大統領と共和党が多数を占める下院議会との威信をかけた対立(opposition among president and congress)戦争は暫定予算の不成立で、80万人の国家組織一般職員の給与不払いで自宅待機、公共施設閉鎖状態(報道)に追い込まれて、行政、観光と米国社会が部分的機能不全に陥(おちい)っている。
(2)今月中旬(17日)までに議会が債務上限を引き上げなければ、米政府はデフォルトに陥る可能性が出てきた。米国は日本と違って予算審議は上院、下院ともに通過する(日本は衆院優位制)ことが求められる議会制度のために、上院、下院ねじれ議会の中では絶えず党利党略の政策対立が顕在化して、予算が人質となって国家不安、危機が恒例化(customary)している。
(3)米国社会は自主独立の個人主義が社会パラダイム(paradigm)で、医療保障も個人の責任で自主的に対応することが基本的な考え方であり、政府が税金で全国民に統一医療を保障することには多く(世論調査57%反対ー報道)が反対している社会だ。
オバマ大統領は収入差による医療の質の格差是正を目指して、日本の皆保険制度にあたる医療保険改革(オバマケア)導入を国内政策の柱(報道)として実現に固執して、これに反対する共和党を中心とする議会と厳しく対立してきた。
(4)米国の政治、社会の特別事情によるデフォルト危機だ。暫定予算不成立による国内機能不全は大目に見てまだしも、デフォルトとなると企業では即倒産ということで米国政治、経済の及ぼす世界的影響、波及度は世界恐慌を引き起こすものだ。
双方引く気もなく(報道)デッドラインに向けてのオバマ大統領と議会のギリギリの党利党略のせめぎあいが続くが、最後は米国の威信にかけてデフォルト回避の痛み分けが模索されるのではないのか。
(5)そうでなくてもシリア化学兵器使用問題では早々のオバマ大統領の軍事介入発言がロシアの化学兵器の国際管理下での完全廃棄提案を引き出した貢献はあるが、主導権はロシアに握られて国際社会での米国の威信低下はあきらかなものとなった。
旧ソ連の崩壊で世界で唯一覇権国家、世界の警察を自認する米国だが、中国をはじめ経済新興国の台頭で先進国が主導してきた世界の政治、経済はG7、G8からその新興国を含めたG20に中心軸が移行しており、今はG0(ゼロ)の時代とも言われている。
(6)米国内の恒例の大統領と議会の対立戦争による引くに引かない財政不安、デフォルト危機シナリオは、すでに米国が世界唯一の覇権国家ではなくて自らその役割、責任を放棄した一大国として他と同じく存在することを認めていることだ。
中東情勢を背景とした米、英、仏とロ、中の対立、アフリカ大陸民族紛争の混乱、過激国際テロの台頭、日本と中国、韓国、北朝鮮のアジア緊張とリーダーシップ不在の国際政治、社会の変革、混迷期を迎えたともいえる。
すでに民主党政権、オバマ大統領と共和党が多数を占める下院議会との威信をかけた対立(opposition among president and congress)戦争は暫定予算の不成立で、80万人の国家組織一般職員の給与不払いで自宅待機、公共施設閉鎖状態(報道)に追い込まれて、行政、観光と米国社会が部分的機能不全に陥(おちい)っている。
(2)今月中旬(17日)までに議会が債務上限を引き上げなければ、米政府はデフォルトに陥る可能性が出てきた。米国は日本と違って予算審議は上院、下院ともに通過する(日本は衆院優位制)ことが求められる議会制度のために、上院、下院ねじれ議会の中では絶えず党利党略の政策対立が顕在化して、予算が人質となって国家不安、危機が恒例化(customary)している。
(3)米国社会は自主独立の個人主義が社会パラダイム(paradigm)で、医療保障も個人の責任で自主的に対応することが基本的な考え方であり、政府が税金で全国民に統一医療を保障することには多く(世論調査57%反対ー報道)が反対している社会だ。
オバマ大統領は収入差による医療の質の格差是正を目指して、日本の皆保険制度にあたる医療保険改革(オバマケア)導入を国内政策の柱(報道)として実現に固執して、これに反対する共和党を中心とする議会と厳しく対立してきた。
(4)米国の政治、社会の特別事情によるデフォルト危機だ。暫定予算不成立による国内機能不全は大目に見てまだしも、デフォルトとなると企業では即倒産ということで米国政治、経済の及ぼす世界的影響、波及度は世界恐慌を引き起こすものだ。
双方引く気もなく(報道)デッドラインに向けてのオバマ大統領と議会のギリギリの党利党略のせめぎあいが続くが、最後は米国の威信にかけてデフォルト回避の痛み分けが模索されるのではないのか。
(5)そうでなくてもシリア化学兵器使用問題では早々のオバマ大統領の軍事介入発言がロシアの化学兵器の国際管理下での完全廃棄提案を引き出した貢献はあるが、主導権はロシアに握られて国際社会での米国の威信低下はあきらかなものとなった。
旧ソ連の崩壊で世界で唯一覇権国家、世界の警察を自認する米国だが、中国をはじめ経済新興国の台頭で先進国が主導してきた世界の政治、経済はG7、G8からその新興国を含めたG20に中心軸が移行しており、今はG0(ゼロ)の時代とも言われている。
(6)米国内の恒例の大統領と議会の対立戦争による引くに引かない財政不安、デフォルト危機シナリオは、すでに米国が世界唯一の覇権国家ではなくて自らその役割、責任を放棄した一大国として他と同じく存在することを認めていることだ。
中東情勢を背景とした米、英、仏とロ、中の対立、アフリカ大陸民族紛争の混乱、過激国際テロの台頭、日本と中国、韓国、北朝鮮のアジア緊張とリーダーシップ不在の国際政治、社会の変革、混迷期を迎えたともいえる。