いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

何とすばらしい世界。 k.zaitsu live & talk concert vol.3 in echizen city

2013-10-30 19:34:42 | 日記
 財津和夫 live and talk コンサート vol.3 が始まった。①スマイル(smile)、②エターナル・フレイム(eternal flame)永遠の愛、③何とすばらしい世界(what a wonderful world)の人生の神聖な喜び、幸せ讃歌のコンセプトが流れる美しいメロディ、叙情詩で「聴かせる」コンサートです。

 米国が誇る世界の伝説のビッグネーム、男性ジャズ・シンガーに女性コーラスグループの名曲を財津和夫さんの高いスキルの発音、発声、表現力で聴かせる、コンサートにまるで宝石をちりばめたかのような珠玉の名曲3曲がまず印象的です。

 今日の財津さんは黒のラメ入りのシック(chic)なシャーツスタイルでステージ中央に登場してオープニングです。
 1曲目はナット・キング・コール(Nat King Cole)の名曲「smile」(1954)をカバーしました。もともと、チャップリンの映画「モダンタイムス」のインストルメンタル(instrumental)テーマ曲に、ナット・キング・コールのために歌詞があらたに加えられて発表(文献)された。

 「微笑みなさい 空が雲におおわれて あなたの心が痛んでも 微笑みなさい たとえその心が折れていても あなたはきっと切り抜けられるはず
 もし あなたが微笑むなら 恐れや悲しみは通り過ぎて 多分明日は あなたのために光り輝く太陽が見えるはず 
 もし あなたがただ微笑むなら 人生はまだ尊い値打ちがあるとわかるでしょう」

 2曲目は米国女性コーラスグループのバングルス(Bangles)の名曲「Eternal flame(永遠の炎)」(1988)をカバーしました。

 「ダーリン 瞳を閉じて 抱きしめて この胸のときめき、鼓動が感じられますか わかりますか あなたも同じはず この燃えるような永遠の炎の中で ただ夢を見ているだけなのか 
 ダーリン 私はこれは定められたものと信じます 私はあなたが眠っているのを見守り あなたは私のもの あなたも同じはず 失いたくはない」

 コンサートではホリゾンタル(horizontal)のスクリーンに訳詞がでますが、なにしろ「Eternal flame(永遠の炎)」の日本語タイトルが「胸いっぱいの愛」ですから、本ブログの訳とはもちろん違います(本ブログは純粋心翻訳、途中カットの全文でもありません)。

 アンコール前のレギュラー最後の曲がルイ・アームストロング(Louis Armstrong)の名曲「What a wonderful world」(1976)をカバーしました。

 「緑の木、赤いバラたちが 私とあなたのために咲き誇るのを見ると 何とすばらしい世界なのかと ひそかに思う
 青い空 白い雲 光り輝くしあわせな日 神聖な厳(おごそ)かな闇の夜 私は何とすばらしい世界なのかと ひそかに思う
 子どもの泣き声を聞き その成長を見る 今までわかっていたこと以上のものを教えてくれる 私は何とすばらしい世界なのかと ひそかに思う」

 すばらしいメロディとリリックス(lyrics)の伝説的名曲の世界観です。もちろん、財津和夫さんのオリジナル名曲たちも負けてはいません。
 「セプテンバー」、「ストロベリー・スマイル」、「夕陽を追いかけて」、「虹とスニーカーの頃」など流れるように揺れてスピード感のある美しい財津メロディが「聴かせ」ます。

 「青春の影」も朗々とした説得力のある、迫力のある財津ボイスで決めて、「サボテンの花」は歌い終わったあと、あれほどホールの拍手がしばらく鳴りやまなかったのは初めての経験でした。
 メロディの美しい印象的な曲たちなだけに、演奏の精度はこれからもっとあげていかなければならない。

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