(1)スウエーディンの10代の環境活動家のクレタさんが排気ガスの大きい航空機でなくヨットで大西洋を渡って国連の環境問題会議に乗り込んで気候変動パリ協定からの離脱を表明した大国指導者たちを批判したことに、批判された当のトランプ大統領、プーチン大統領はこぞって10代の環境活動家クレタさんの発言に対して親、周囲が現実政治、社会の仕組みをきちんと教えてこなかった(趣旨)ことに責任があるとヤユ(揶揄)して取り合わなかった報道があった。
(2)こどもの純粋な正義感に耳を傾けることなく、大人の論理(adult logic)を振りかざして取り合わなかったことには、パラドックス(paradox)として大人気ない程度の悪さが伝わってくる気分の悪いものだった。
世界の政治、経済、軍事は程度の悪い大人の論理に支配されて、振り回されて、自国利益第一主義が幅を利かせて未来の地球、社会に対して健全で重要な責任を持つ意思もなく、今日的な刹那の権力主導権争いにしか関心がないようだ。
(3)福祉、環境問題に関心、実現の高い北欧では冒頭のような直接行動もみられる。若年層にとっては自らの時代に地球気候変動、環境がさらに悪化して生活環境が破壊される危機的状況は身近な直接的な問題であり、現在の「大人の論理」には不信、反感も強くなるのは当然のことといえる。
それに理解できない今日的政治指導者が若年層の環境問題、危機意識をまともに捕り合わない、ヤユするのは世界政治の堕落を示すもので今日的時代、社会に生きる人類にとっても不幸であり、捨て置けないものでもある。
(4)マドリードで開催された国連気候変動会議(cop25)は、パリ協定の温室効果ガス削減目標を進める詳細ルールについて会期を延長して協議したが合意できずに、地球環境保護が深刻さを増して重要な問題であることを同会議では認識しながら細部ルール作成に当たっては先進国と新興国、低開発国との思惑の違いが埋まらずに対立が続くという大人の論理が支配する。
(5)トランプ大統領は米国伝統の理想主義を顧みずに自国利益第一、現実主義、保護主義を唱えており、環境問題でも地球温暖化、気候変動問題が現存しないとしてパリ協定からの離脱を表明して冒頭クレタさんからも批判されている。
先日アフガンで襲撃されて亡くなったアフガン人道支援、復興支援にかかわった医師の中村哲さんは「理想は守るものではなく、実行すべし」と語っているが、地球温暖化、環境問題にもつながるテーゼ(thesis)であり、これが本当の「大人の論理」である。
(2)こどもの純粋な正義感に耳を傾けることなく、大人の論理(adult logic)を振りかざして取り合わなかったことには、パラドックス(paradox)として大人気ない程度の悪さが伝わってくる気分の悪いものだった。
世界の政治、経済、軍事は程度の悪い大人の論理に支配されて、振り回されて、自国利益第一主義が幅を利かせて未来の地球、社会に対して健全で重要な責任を持つ意思もなく、今日的な刹那の権力主導権争いにしか関心がないようだ。
(3)福祉、環境問題に関心、実現の高い北欧では冒頭のような直接行動もみられる。若年層にとっては自らの時代に地球気候変動、環境がさらに悪化して生活環境が破壊される危機的状況は身近な直接的な問題であり、現在の「大人の論理」には不信、反感も強くなるのは当然のことといえる。
それに理解できない今日的政治指導者が若年層の環境問題、危機意識をまともに捕り合わない、ヤユするのは世界政治の堕落を示すもので今日的時代、社会に生きる人類にとっても不幸であり、捨て置けないものでもある。
(4)マドリードで開催された国連気候変動会議(cop25)は、パリ協定の温室効果ガス削減目標を進める詳細ルールについて会期を延長して協議したが合意できずに、地球環境保護が深刻さを増して重要な問題であることを同会議では認識しながら細部ルール作成に当たっては先進国と新興国、低開発国との思惑の違いが埋まらずに対立が続くという大人の論理が支配する。
(5)トランプ大統領は米国伝統の理想主義を顧みずに自国利益第一、現実主義、保護主義を唱えており、環境問題でも地球温暖化、気候変動問題が現存しないとしてパリ協定からの離脱を表明して冒頭クレタさんからも批判されている。
先日アフガンで襲撃されて亡くなったアフガン人道支援、復興支援にかかわった医師の中村哲さんは「理想は守るものではなく、実行すべし」と語っているが、地球温暖化、環境問題にもつながるテーゼ(thesis)であり、これが本当の「大人の論理」である。