いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

神の美声と米国の社会主義。 mellow voice of God and a socialistic in usa

2019-12-02 20:12:29 | 日記
 (1)声楽家の佐藤しのぶさんが9月下旬に61才の「若さ」で亡くなった。人生100年時代といわれる中でその半分と少しの音楽人生だった。クラシックを聴かないことはないがファンでもないものとしては、そのきらめくような知的な美貌には目を奪われるものだ。

 ②新聞の追悼記事には佐藤しのぶさんが生前に「声は神様から授けられたもの」と語っていて、歌うことをとても愛していたと紹介があった。
 音楽カテゴリー(category)は違うがもうひとり歌うことをとても愛して50年近く数多くの斬新で美しい歌の作詞、作曲を手がけてきた「神から授けられた」声の持ち主、財津和夫さんのコンサート「all izz well」(すべて順調をモジる)を聴いてきた。

 ③若い時は神から授けられたメロウ(mellow)な高音美声で、ちょっと鼻にかかった軽い高音は好きではなかったが音楽美学としては評価できるすばらしい声質で、財津和夫さんを知った40代からは(それまではビートルズ一色)力強い高音の響きでそれは71才の現在もそん色なく続いている。

 ④コンサート「all izz well」は数年前に大病を患いその後順調に回復してすでに以前と変わらない活動に復帰した財津和夫さんからのメッセージだ。
 全編、人類愛、人間が支え合う、求め合う大切さ、必要性、意味を見事な詞、言葉で表現して流れるように揺れて美しく印象深い財津メロディにのせて歌う曲は、財津和夫さんの「神から授けられた」声で彩(いろど)られて美しくもせつなく、それでいて湿っぽくもなく前向きに表現されていた。

 (2)米国では今、若者の間に社会主義(socialistic)が浸透しつつあるといわれている。ブームということではなくて、少数であるが集会では革命家の「インターナショナル」が歌われている(報道)。

 ②トランプ大統領の登場でこれを支持して支える固い岩盤支持層といわれるのが経済弱者の若者たちだ。巨大な米国格差社会からはみ出した経済弱者の若者たちが夢を託して支持するのが社会主義と両極をなす資本主義経済の権化(ごんげ)のようなトランプ大統領というところが自由主義、資本主義で世界をリードする米国の所以(ゆえん)というところだが、ジワジワと社会主義思想も米国に浸透しているという。

 ③来年の大統領選で民主党の有力候補にのし上がってきたウォーレン上院議員は政策的には急進的社会主義といわれて民主党政策の医療制度改革、学生の奨学金返還免除などに積極的といわれて注目されている。

 米国ではすでに共産主義、社会主義はタブーではない(報道)との声はある。

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