いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

急ぎすぎた時代、社会、生活。 the too hurried era , society , life

2019-12-28 20:16:04 | 日記
 (1)今年は政治、経済、社会が「後戻り」した年だと書いたが、時代が急ぎすぎた結果でもある。新年元日のコンビニ、スーパーの休業が相次いで話題になっている。かっての日本の新年に慣れ親しんでいるものにとっては、元日はどこも店を閉めて静かに過ごしていたもので、めずらしいことではない。

 どこでも晴れれば、久しぶりに澄みきった空気感の青空を見てすがすがしい気分を満喫、実感したものだ。

 (2)コンビニは深夜営業の働き手確保がむずかしくなり、24時間営業を取りやめる営業主が出てフランチャイズ契約問題でモメて社会問題となったが、新年元日は休業が拡大している。
 人間社会は日付を超えて就業する、働くものではなく、一斉に社会が眠りについて朝になれば社会活動を始めることが人間の体内時計からも自然なサイクルだと書いたが、グローバル時代の影響、必要性もあって必要以上に社会が24時間眠らない社会に慣れ切った、時代が急ぎすぎた(the too hurried era)印象は強い。

 (3)新年元日のコンビニ、スーパーの休業拡大は、少しは時代のスピード、急ぎすぎにブレーキをかける意識の変革を知らせるものだ。自動運転車の開発も高年令化社会のバリアフリー化、安全性向上効果をはかるものかもしれないが、その前にやるべきことがあり空洞化社会の急ぎすぎた時代を象徴するものだ。

 IT ,AI, IoT革命は10年ひと昔から1年ひと昔に時代、社会を変えたが、時代、社会が変革に追いつけずに時代が急ぎすぎた産物だ。

 (4)便利になったということは、いつ、どこでも、誰とでもスマホでつながることではああるが歩きながらがスマホを見て過ごす、急ぐこととは違う。行き過ぎた、急ぎすぎた巨大化したIT企業は世界秩序、基準を壊して世界から規制、抑制を強いられている。

 急ぎすぎた時代、社会、生活のIT,AI,IoT革命は近未来ルネッサンス革命を動かすダイナミズム(dynamism)とはなるもので、時代、社会の進歩には欠かせない必要なものではあるが時代、社会、生活が追い付けないスピード変革では逆効果を与える、及ぼすという試練が冒頭のようなコンビニ、スーパーの元日休業の拡大であり、話題になるパラドックス性(paradoxical)だ。

 (5)正月ぐらいはテレビも新聞も電車も動かずに事前に用意した食料(おせち)で過ごすという空気感、時間、空間を共有するという伝説観も「あたらしい」ものだ。

 

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