(1)識見と政治経験があるからと、あえて三顧の礼で現内閣入閣を要請されたという元自民党
でたちあがれ日本を離党した経済財政担当相が、名古屋市の財政事情について市債発行(国
の発行する国債と同じ市の借金)が2兆円規模で、減税ばかり言って「はしゃいでいる」より借金
返済が優先だと批判した。
国と地方合わせて国家財政の累積赤字が900兆円を超えて予算編成もままならない事態に、
消費税増税路線をかねてから主張してきた経財相の登板だから、地方政治が先行する減税、議
員の定数、報酬削減による行政改革のモチーブパワー(motive power)に、ひがみの一言も言い
たかったのかもしれない。
①自ら飛び込んだ民主党二次政権の当初の公約(マニフェスト)をことごとく修正、後退、中止
する国のネガティブな政治姿勢と異なって、今、地方政治は自ら率先して行政改革に取組み、実
行して、ビジョンのグランドデザインも示して市民の支持を受けている。
議員の報酬削減では、首長が自らの報酬を市民レベルにまで削減しての「率先した実行力」が
市民の信頼のモチーブパワーだ。
②やるぞ、やるぞと言いながら、まるでプロセスも描けなくて有言「不実行」内閣の経財相から
言われる筋などサラサラないと思うのが、有言「実行」型の地方自治体の想いだろう。
地方政治の政治手法にも議会対策や政策のプライオウリティ(priority)決定プロセス、情報公
開に問題がない訳ではないが、自らの足元の無策に目をつぶり、これみよがしの地方政治批判
には責任転嫁の無責任姿勢が際立つばかりだ。
言われた名古屋市長の「支持した市民に失礼で許し難い」は当然の指摘だ。
③識見と政治経験はあるらしいが、国家財政の累積赤字900兆円という宇宙規模的数字
(nuiversal scale figures)を積み重ねてきた元凶は、その経財相が中枢としてかかわってきた自
民党政権の既得権、利益誘導型密室支配政治による長年の腐敗の結果によるものだ。
④今の機能しない国会、内閣の政治現状を経団連会長までもが、まるで「給料泥棒」と表現し
たが、「隣の芝生は青い(neighboring turf is usually greenness)」ではないが、そんなことに気
をとられるヒマよりも、足元の機能しない国政の建て直しのための、気の効いた政策提言、グラ
ンドデザイン化で国民生活の安定、活性化に政治エネルギーを邁進させ投資することを薦めた
い。
(2)大相撲の八百長解明が進展しない。理事長の申し入れにも未だに物的証拠(ケイタイ)の
提示を拒むものもいるという。八百長相撲は4人の関与が物的証拠で明らかになって、日本相
撲協会は問題根絶のための全容解明という「犯人探し」を始めた。
協会自らも言うように簡単なことではなく、かなりの時間、期間をかけても大相撲再生のために
やり抜くと言う。
解明事態が進展しないことにより、解明協力者には処分を軽減する「司法取引」の手法まで持
ち出すことになった。米国社会ではスポーツ界も含めて盛んに取り入れられる手法で効果も高い
が、日本社会とりわけ「正義」が根本のスポーツ界では情報を売るような手法はとても馴染みが
薄い。その「正義」観が問われているのが大相撲なのだ。
全容解明、犯人探しが「究極(ultimate)」の大相撲再生の道ではあるが、それがすべてでもな
ければましてその実現の確率も極めて低く至難だ。
4人の関与により八百長の事実が明らかになった「こと」で、大相撲、日本相撲協会の全構成員
が共同連帯責任(決意確認の方法は多様にある)を負って、「0(zero)」からのスタートを切ること
の方があるべきスポーツスピリッツにも近くて、わかりやすい効果の高い解決方法だ。
でたちあがれ日本を離党した経済財政担当相が、名古屋市の財政事情について市債発行(国
の発行する国債と同じ市の借金)が2兆円規模で、減税ばかり言って「はしゃいでいる」より借金
返済が優先だと批判した。
国と地方合わせて国家財政の累積赤字が900兆円を超えて予算編成もままならない事態に、
消費税増税路線をかねてから主張してきた経財相の登板だから、地方政治が先行する減税、議
員の定数、報酬削減による行政改革のモチーブパワー(motive power)に、ひがみの一言も言い
たかったのかもしれない。
①自ら飛び込んだ民主党二次政権の当初の公約(マニフェスト)をことごとく修正、後退、中止
する国のネガティブな政治姿勢と異なって、今、地方政治は自ら率先して行政改革に取組み、実
行して、ビジョンのグランドデザインも示して市民の支持を受けている。
議員の報酬削減では、首長が自らの報酬を市民レベルにまで削減しての「率先した実行力」が
市民の信頼のモチーブパワーだ。
②やるぞ、やるぞと言いながら、まるでプロセスも描けなくて有言「不実行」内閣の経財相から
言われる筋などサラサラないと思うのが、有言「実行」型の地方自治体の想いだろう。
地方政治の政治手法にも議会対策や政策のプライオウリティ(priority)決定プロセス、情報公
開に問題がない訳ではないが、自らの足元の無策に目をつぶり、これみよがしの地方政治批判
には責任転嫁の無責任姿勢が際立つばかりだ。
言われた名古屋市長の「支持した市民に失礼で許し難い」は当然の指摘だ。
③識見と政治経験はあるらしいが、国家財政の累積赤字900兆円という宇宙規模的数字
(nuiversal scale figures)を積み重ねてきた元凶は、その経財相が中枢としてかかわってきた自
民党政権の既得権、利益誘導型密室支配政治による長年の腐敗の結果によるものだ。
④今の機能しない国会、内閣の政治現状を経団連会長までもが、まるで「給料泥棒」と表現し
たが、「隣の芝生は青い(neighboring turf is usually greenness)」ではないが、そんなことに気
をとられるヒマよりも、足元の機能しない国政の建て直しのための、気の効いた政策提言、グラ
ンドデザイン化で国民生活の安定、活性化に政治エネルギーを邁進させ投資することを薦めた
い。
(2)大相撲の八百長解明が進展しない。理事長の申し入れにも未だに物的証拠(ケイタイ)の
提示を拒むものもいるという。八百長相撲は4人の関与が物的証拠で明らかになって、日本相
撲協会は問題根絶のための全容解明という「犯人探し」を始めた。
協会自らも言うように簡単なことではなく、かなりの時間、期間をかけても大相撲再生のために
やり抜くと言う。
解明事態が進展しないことにより、解明協力者には処分を軽減する「司法取引」の手法まで持
ち出すことになった。米国社会ではスポーツ界も含めて盛んに取り入れられる手法で効果も高い
が、日本社会とりわけ「正義」が根本のスポーツ界では情報を売るような手法はとても馴染みが
薄い。その「正義」観が問われているのが大相撲なのだ。
全容解明、犯人探しが「究極(ultimate)」の大相撲再生の道ではあるが、それがすべてでもな
ければましてその実現の確率も極めて低く至難だ。
4人の関与により八百長の事実が明らかになった「こと」で、大相撲、日本相撲協会の全構成員
が共同連帯責任(決意確認の方法は多様にある)を負って、「0(zero)」からのスタートを切ること
の方があるべきスポーツスピリッツにも近くて、わかりやすい効果の高い解決方法だ。