(1)先日、アース・ウィンド・アンド・ファイア(EW&F)の来日コンサートに行ってきた。チューリップ(Tulip)と同じような音楽歴史、軌跡(locus)を辿(たど)り、今でも強烈なファンタジーロックの実力バンドとして世界的に知られるEW&Fだ。
1970年初頭に守護神モーリス・ホワイトが自らが求める至上の音楽のファンタジーロックを実現するために選りすぐりのメンバーを集めて完成させて、シャイニング・スター、ブギウギ・ワンダーランド、ファンタジー、セプテンバーなど名曲を世界に送り出した伝説のバンドだ。
全盛時の1970年代に初来日したEW&Fコンサートを聴いた。守護神モーリス・ホワイトを中心にボーカル、コーラス、リズム、演奏、パフォーマンスで群を抜いてすばらしく、途中、光の点滅をいかしてメンバーが風車のようにぐるぐる回るパフォーマンスや、ステージ中央の長い階段(チューリップの箱根パゴダコンサートのような)の上に設けられたピラミッドの中にメンバー全員が入っていき一瞬のうちに消えて、すぐにステージ中央に全員があらわれるというマジックも披露してダイナミズム(dynamism)なロックステージと歌、演奏、パフォーマンスがすばらしく印象的であった。
もちろん当時としてはめずらしいメッセ仕様の広い会場を使用したコンサートであった。
その守護神モーリス・ホワイトは晩年はパーキンソン病に冒されて療養中の今年、訃報に接した。
今回、今年30数年ぶりに見た晩夏、初秋のEW&Fの日本コンサートは、モーリス・ホワイトの僚友のフィリップ・ベイリーが今は意志を継いで率いるサポート2名を加えたモーリス・ホワイトの追悼コンサートの意味合いもあったように思う。
ステージ左右にパーカッション、打楽器を並べて(今回のチューリップコンサートのステージ構成とちょっと似ている)中央奥の台にはTペット、サックス、トロンボーンのブラスセクション、その左右にドラム、ギター、キーボードを並べて、迫力のあるベースはステージを縦横に歩いて深みのある音をつくりだしていた。
米国バンドらしく高度なハイテク映像を使って途中モーリス・ホワイトの演奏シーン、打ちあわせ、録音シーンをふんだんにディスプレイの大画面に取り入れて、ファンタジーロックを盛り上げる多様なライト効果も印象的だった。
コンサートスタートから間を置かずにファンタジーロックの歌、演奏、パフォーマンスを続けて100分強の間を置かずにつくりだすエネルギッシュな中身の濃いステージの音の迫力は、やはり米国バンドのすばらしいものがあった。
(2)チューリップとはバンドの歴史、軌跡がよく似ていて、「セプテンバー」と同じ曲名を持ち、EW&Fとチューリップの長い音楽歴史のステージ構成には興味があった。
EW&Fのステージは、ハイテク技術以外はあまりステージ・アーキテクチュア(architecture)にはこだわらずにシンプルで、音楽力、演奏力、パフォーマンスを見せるところはチューリップ・コンサートにも通じるものがある。
守護神財津和夫が率いるチューリップの大阪2日目コンサートも、シンプルな音楽力が光った、メンバーの個性がひき立てたひときはすばらしいコンサートだった。
チューリップ45周年コンサートもいよいよメンバーの想いがチューリップ、財津音楽にハマッてきたのではないのか。
リズミカルに躍動し、歌のスケールの大きさが印象的だった。
1970年初頭に守護神モーリス・ホワイトが自らが求める至上の音楽のファンタジーロックを実現するために選りすぐりのメンバーを集めて完成させて、シャイニング・スター、ブギウギ・ワンダーランド、ファンタジー、セプテンバーなど名曲を世界に送り出した伝説のバンドだ。
全盛時の1970年代に初来日したEW&Fコンサートを聴いた。守護神モーリス・ホワイトを中心にボーカル、コーラス、リズム、演奏、パフォーマンスで群を抜いてすばらしく、途中、光の点滅をいかしてメンバーが風車のようにぐるぐる回るパフォーマンスや、ステージ中央の長い階段(チューリップの箱根パゴダコンサートのような)の上に設けられたピラミッドの中にメンバー全員が入っていき一瞬のうちに消えて、すぐにステージ中央に全員があらわれるというマジックも披露してダイナミズム(dynamism)なロックステージと歌、演奏、パフォーマンスがすばらしく印象的であった。
もちろん当時としてはめずらしいメッセ仕様の広い会場を使用したコンサートであった。
その守護神モーリス・ホワイトは晩年はパーキンソン病に冒されて療養中の今年、訃報に接した。
今回、今年30数年ぶりに見た晩夏、初秋のEW&Fの日本コンサートは、モーリス・ホワイトの僚友のフィリップ・ベイリーが今は意志を継いで率いるサポート2名を加えたモーリス・ホワイトの追悼コンサートの意味合いもあったように思う。
ステージ左右にパーカッション、打楽器を並べて(今回のチューリップコンサートのステージ構成とちょっと似ている)中央奥の台にはTペット、サックス、トロンボーンのブラスセクション、その左右にドラム、ギター、キーボードを並べて、迫力のあるベースはステージを縦横に歩いて深みのある音をつくりだしていた。
米国バンドらしく高度なハイテク映像を使って途中モーリス・ホワイトの演奏シーン、打ちあわせ、録音シーンをふんだんにディスプレイの大画面に取り入れて、ファンタジーロックを盛り上げる多様なライト効果も印象的だった。
コンサートスタートから間を置かずにファンタジーロックの歌、演奏、パフォーマンスを続けて100分強の間を置かずにつくりだすエネルギッシュな中身の濃いステージの音の迫力は、やはり米国バンドのすばらしいものがあった。
(2)チューリップとはバンドの歴史、軌跡がよく似ていて、「セプテンバー」と同じ曲名を持ち、EW&Fとチューリップの長い音楽歴史のステージ構成には興味があった。
EW&Fのステージは、ハイテク技術以外はあまりステージ・アーキテクチュア(architecture)にはこだわらずにシンプルで、音楽力、演奏力、パフォーマンスを見せるところはチューリップ・コンサートにも通じるものがある。
守護神財津和夫が率いるチューリップの大阪2日目コンサートも、シンプルな音楽力が光った、メンバーの個性がひき立てたひときはすばらしいコンサートだった。
チューリップ45周年コンサートもいよいよメンバーの想いがチューリップ、財津音楽にハマッてきたのではないのか。
リズミカルに躍動し、歌のスケールの大きさが印象的だった。