今週は抉ってくるなあ。
伊達さんは恐らく見込みなしと判断して太一に怒ったんでしょうね
だけど、太一は優しいから相談されたのに「無理だよ。」とは言えないじゃないですか
その辺は難しいんですけど・・・でもなんかキッツイ人だなあ。って思いましたね(笑
ただ、トーマ自身は太一と空勢さんをくっ付けようとしちゃってるわけで、
順調そうに思えて中々嚙み合わない、、、という印象を受けました
そりゃ恋愛なんてそんな簡単に上手く行かないのが現実ですけど、
流石にこの現実は厳しいですよね、、、どっちにとっても。
太一にとっては、完全に善意でやってた訳ですからショックでしょうし、
空勢さんにとっては、自分を意識してないことがまるわかりな訳ですからショックでしょう。
それまでの和気藹々とした楽しいムードをぶち壊す容赦ない作劇を見て、
「ああ、こりゃジャンプでやらなくて良かったわ。」と純粋に思いました(笑
青春は、青い時代は、痛々しく、手厳しい。
先週までの楽しい「だけ」の作劇とはうってかわって
随分二人とも奈落の底に突き落とされてしまったなあ、、、と心を抉られた気分になりました
だけど、それもまた確かに青春の一部なんですよ。青春は、決して楽しいことばかりではない。
時にはそれまでの嬉しさが不意になってしまうような悲しい現実だって襲って来る。
そんなことを・・・今週の青フラを読んで思い知らされました。
結果的に、伊達さんの忠告は正しかったんですよね
確かに、トーマの目には空勢さんなんか映っちゃいない。
このまま頑張っても決して報われないし、傷つくだけ。
そんな突き付けられた現実、、、に対して
どう抗うのか、
どういう展開を見せていくのか・・・注目の気持ちが益々高まってきました
ホラー映画を一緒に怖がる二人の様子はめっちゃお似合いと言えばお似合いなんですけどね(笑
でも、太一がしてあげたことの全部が無駄だった、とは思いたくない。
彼は彼なりに誠実に空勢さんに向き合ってあげたし、
そのお陰で変われた部分だってあったはず。
何より、
傷付いたからこそ得られる感情だって人間にはあるんですよ。
「痛み」だって、今の自分を形作っている自分の確かな財産で、それを他人にどーこー言われたくはない。
来週の展開はむちゃくちゃ気になりますが、どうか、太一の想いや空勢さんの気持ちが好転したり報われていく結末を願っています。
しかしこの漫画、本当に面白いですね・・・笑
好き嫌いはあるでしょうが、間違いなく読み手に「何か」を感じさせる間違いない漫画に仕上がっています
取り合えずラブコメ好き、恋愛漫画好き、青春もの好きならチェックしておいても損はないかと
KAITOさんの才能は本物だと個人的には確信しています。感情揺さぶられますよ。