サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

探してくれる人。/透明人間の骨 第十三話「手の中の残り日」 感想(ジャンプ+)

2017-12-29 | 荻野純








タイトルはチャットモンチーですね。ちなみに自分も大好きな曲です。
同じシングルに入っている「Y氏の夕方」も好きです(笑









今週の内容は、
消えてしまった花を栞がひたすらに探す・・・という実にシンプルなものだった。
でも、個人的には本当に清廉としたこの漫画の雰囲気が純粋に好きです。
単純に、毎週次回が気になる作りになっているし、
週間連載の漫画としてかなり面白いものに仕上がってるのは間違いないと思う。

実際、週間ランキングでも常にトップ争いをしているし(っていうか結構トップ)、
やっぱり作品の内容が内容なだけにみんな気になっているんだと思う。
自分も勿論そうで、
「栞と花が再会する」というシンプルな内容を、
栞の努力と犬の嗅覚の伏線を使ってドラマティックに演出されているセンスにも唸らされました
それは正直「栞が正しかったから」掴めたチャンスでもあったわけで・・・
この先、どんなコミュニケーションを交わすのか気になりますね。


個人的には、
消え去りたいと思って実直に消え去ってしまう花の気持ちも
消えて欲しくないと思って懸命に探そうとする栞の気持ちも両方分かるんですよね
そりゃ、消え去った方が楽だし、自分に罰も与えられるし、一石二鳥で
だけど、何も言わずに、言葉も交わさずに消えられるのは嫌。っていう想いも理解出来るし・・・
そんな二人の思惑がぶつかり合うのか、それとも、重なり合う瞬間はあるのか・・・?
年末なだけにこれまでにも劣らない気になる顛末に満足しました
次週、1月2日の更新分もとっても楽しみです。


荻野純さんのツイッターはいつもチェックしていますが、
結構不遇な扱いを受けている?っぽいのが気になりますね
正直な話、栞が激高した話を読んで「こりゃ売れるな。」って確信したんですけど、
この間出た2巻は複数の本屋を探し回ってようやっと手に入れられた、って経緯があったんですよね
客観的に見ても、面白い/気になる漫画だと思いますが・・・。
来年も、期待したいです。
取り敢えず、読んで欲しいですね。
その前に、自分も精一杯楽しみたいと思う。そこからですね。相変わらず応援!