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カワイイ。
ミュージシャンの曽我部恵一曰く「普通のことやってるなと思ったら終わり」という事らしい
巽さんがドラ鳥のところで怒ったのも「何普通のことやってんだ!」って事なんでしょうね
よくよく考えてみれば、最初のテイクは優等生過ぎたと思う。
最低限の、無難な、所謂「よくある」CMに過ぎず誰かの目に留まる事もきっとなかったでしょう
だからこそ、(ある意味)アイドルらしい“弾け”を期待した訳で・・・意外とよくプランが練り込まれてるな、って思う。
かといって、あまりに素っ頓狂なもんだとただの色モノになっちゃうわけで、、、
要はそのバランスですよね
そして、
このアニメもまた「普通のことをやらない」アニメであり、
尚且つきちんと女の子の可愛さも描けている・・・そういう作品になってるんじゃないか?と感じる訳です。
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とはいえ、
何もかもが早々上手く行く訳でもない
前半はたえちゃんが色々な意味で足を引っ張ったり、
後半は一見活躍した。。と思いきや、まさかの失敗もあったり(笑
幾重にも張り巡らされた無駄な伏線の数々が逆に見事にコメディに繋がっていてその意味で素敵な話数でしたね。
でも、次に繋がるのは間違いなくたえちゃんの存在でもあるでしょう
メンバーの中で一番「普通じゃない」彼女、
彼女の奇行のお陰で「気付いた」人もいる
結局のところ、
何も行動を起こさなければ何も返ってはこない
地道でダサい仕事であっても、目に触れる機会を作る・・・という意味合いでは有意義な参加でもあったんでしょうね。
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しかし、この回は「シンプルに面白い」話数でもありました
ただ何も考えずぬぼーっと観ててゲラゲラ笑えるような、、、
そういう力強くシュールな作劇が際立っていて、このシンプルさが逆に今は新鮮な気もしましたね
なんでしょうね、入口こそゾンビ×アイドルで変わり種っちゃあ変わり種だと思うんですけど、
やってる事は昔ながらのテイストも含むただただ楽しいコメディ、っていうか・・・
その小細工の無さが個人的には響いた5話目でもありましたね
元来、アニメはこういう風に観るもんだ。っていうか、
まあこれも一つの新しい引き出しみたいなもので「こういうのも出来るのか!」と感心したものです
感心したって言い方だと偉そうで嫌なんですけど、まあ嬉しかったんでしょうね
お決まりの演出の後に、
大して上手く行かない相様を描く。。っていう、
奇天烈な設定の割に妙に現実的な結果を重ねていくリアリティが面白かった(笑
まあ正直、気合だけ入れてもね・・・。ああいう風に空回っちゃうのが「普通」なんですよね
でも、地道にコツコツ積み重ねていけばチャンスは必ず回って来る。
その努力が実る時を今から楽しみにしています。
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しかし巽さん、
観てるだけで面白い(笑
この人の尽力は相当のもんがあると思う。
あんま何考えてるか読めないトコも好き。