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才能という事実。/アクタージュ 第42話「星アキラ」 感想(週刊少年ジャンプ2018年51号)

2018-11-19 | アクタージュ
                               
                               本物と偽物。









ま、結局「才能よね。」とは思います
努力で補える部分にはどうしても限界がある
自分だってもう12年もこんな文章ダラダラ書いてるけど、
毎日更新してても正直思った程度のポピュラリティとかはない訳ですから、
まあツイッターで更新通知とか出したら一発でドカンと行くような才能は持ち得なかった、とは言えます。

アイドルを観ていると、時折「本物志向」に行きたがる人が何人か居ます
アキラも七光りでアイドル視されてる中、どうしても「本物」に成りたくなったんでしょう
誰かの傀儡でも見た目だけで評価されてる訳でもない「本物」の何かへー。





ただ、
そういうのって気合や気持ちで何とかなるもんじゃないですよね
自分だって(感想屋として)「誰誰みたいになりたい。」と足掻いた時期もありましたけど、
結局成れませんでしたし、
圧倒的な才能の前では多少の努力は霞んでしまうものです
いずれは、凡人である自分を受け入れなければいけない

だけど、それでもアキラは前線に立とうとしている
未だに本物に成る為に勝負している
勝負は、
文字通り土俵を割るまで延々と続いていくものです
負けたとしても、
届かなかったとしても、
「それでもやり切った。」という事実は残ると思います
まず、ステージに立たなければ、負ける事は出来ない訳ですからね
その意味ではアキラはある意味誰よりも立派な勝負師だと言えると思います
空虚だった形だけの人気、だけどそれでは満たされない何か、その「何か」を得る為に今日も闘っている・・・
最初は単なる憧れのようで、実は最も読者の立ち位置に近かったのがアキラだったのかも分かりません
人間として生まれて来たならば、自分の本懐を叶えたい、「何者か」に成ってみたい。。
それはある種当然の欲求の様に思えます。その願いを叶える為、頑張れアキラ!












とはいえ、
男でも惚れる位のイケメンである事もまた間違いない(笑
ある意味女性向けの作品「でもある」って言えるでしょう
こういう、男女選ばない類の作品は、“強い”。
今後も作品の発展に期待しております。