サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

syrup16g「20210」@東京ガーデンシアター 21.11.4

2021-12-04 | LIVE







今日は先月のちょうど今日、11月4日に参加したシロップ16グラムのライブについて書きます。


このライブ、
ガーデンシアターと聴いて、
同じ東京の別の会場を思い浮かべてたんですが、
よくよく見てみたら「東京」って付いてるんですよ
それを眺めてて「あれ?ひょっとして(イメージと)違うトコだった?」と改めてPCで調べ直したら、
東京の国際展示場駅の近くにこの会場があったみたいで・・・
そういう意味合いでは、
行く前から大変だったんですよね笑
仮にろくに調べもしないで行ってたら危なかったな、というか。
皆さまもガーデンシアターって東京には2か所あるんで間違えないで下さい(注意喚起)。

そんで、
驚いたのはそのキャパですよね。。
いくら観客数を制限してる~と言っても、
実際に参ってみると自分の想像以上にデカかった
前日に調べたらキャパ8000人とか書いてあったんである程度の予想はしてたんですが、
その予想以上で、、、実質アリーナクラスの会場に感じてました
っていうか実際アリーナ扱いなのかな??
8000人も10000人も誤差の範囲ですよね(笑
勿論バンドのライブでここまでデカい会場はかなり久々だったのでテンション爆上がりでした
と、同時に、未だにこんなほぼアリーナクラスの会場で出来るんだなあ、、、と誇らしい気分にも。
ちなみに座席は間隔開けてしっかり空席にしててソーシャルディスタンスは守られた上での開催でした。
人(空席)人←こんな感じ。 





セトリ

新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲

希望
神のカルマ
Sonic Disorder

水色の風
ソドシラソ
天才
真空

落堕




で、
これがセトリです。。
見ての通り、
ご覧の通りこのライブはかなり特殊なライブでした
全20曲演奏したんですが最初の12曲は全部書き下ろしの新曲で
アンコールとダブルアンコールで7曲既存の曲、そしてトリプルアンコールまで敢行
ここまで書くとあまりにも異質なライブですがある意味シロップらしくはありました
 個人的に、
生ライブに行けるようになったのが08年くらいから~だったので
シロップの初ライブってあの武道館のライブだったんですよ
なので、
音源ファンとしてはそりゃもう20年以上聴き続けてますけど、
こーゆー「新曲乱れ打ち~」みたいなライブは(実は)初体験だったのでね、
そういう意味ではシロップらしいライブを遂に体験出来てファン冥利に尽きる一夜ではありました。。

新曲群は非常に良かったです。。
未発表の楽曲群中心でセトリを組む~というのは相当の度胸が無いと出来ないです
でも、全体的にアッパーというよりは沁みるようなオルタナ風味の楽曲が多かった気はする
なんというか、本編が全部新曲っていうのは独特の緊張感とワクワクがあって終始楽しかったですね
勿論、
ロックンロールを感じさせる格好良いナンバーがあったり、
ロマンチックなポップナンバーがあったりとバラエティにも富んでました
どの曲もとっても良かった
個人的にはどの曲も今の五十嵐さんならではの❝哀愁❞が強く感じられたりしたんですけど、
他の方がどういう風に感じられたのは大いに気になるところです
会場がほぼほぼアリーナクラスだったので、
そんな広くてキレイな会場で、
爆音のロックがガッツリ鳴らされてるスケール感含めて素晴らしい公演でした
ああいうのは大きな会場ならではのカタルシスだよなぁ、とか今振り返ってしみじみ思いますね。


アンコールではライブの定番曲を中心に披露されてました
でもいきなり定番曲ではない「希望」だったのは結構ビックリしましたが笑
この曲は件の武道館ライブでも演奏した曲だったのでやはりデカい会場で演奏したかったんでしょうか
個人的にはやっぱりその時の記憶とダブってやや感傷的な気分にもなりました。。
静謐な空気の中で響き渡る五十嵐さんの誠実な歌声が実に恍惚的で聴き入るような一曲でした
 その後、
「神のカルマ」「Sonic Disorder」とシロップ印のロックンロールを思い切り叩きつけて終了
前者は後半のシャウト、「何を借りればいい?」のとこで思い切り感情移入し、
後者はバッキバキのイントロからして既に気持ちが良い仕上がり
何よりもデカ箱で鳴らされる爆音のサウンドがめっちゃアガる!!

「水色の風」では演奏する前に「フジくんになって・・・」と中畑さんにコーラスを振ってました
五十嵐さんの口から(バンプの)藤原さんの名前が出て来てちょっと懐かしい気分に。
この曲、
秋の生ライブで聴くにはぴったりの哀愁でかなり聴いてて心酔出来ました。。
アウトロのギターがバリ格好良かった「ソドシラソ」で一気にロック・モードに突入!
その後は「天才」を暴力的に掻き鳴らし、疾走感と共に叫び倒した「真空」にてダブルアンコも終了―――――

と、
思いきや、
客電が点いたのにも関わらずトリプルアンコールまで敢行!!!(!?)
曲目は「落堕」でしたが、これがスピード感たっぷりでむっちゃ格好良かった。。
それと同時に・・・実はこの日のライブ直前って今年で一番心が沈んでてブログも一時期止まってたし、
この日のライブ参加のツイートって約10日ぶりに投稿したツイートだったりもしたので、
  正直、
「人間嫌いの振りして~」のところで
これまた思い切り感情移入してしまって・・・
感情移入したどころか思い切り音楽的オルガズムを感じてしまって、
音楽でイッた、という感覚にすらなりました。。

それは、
勿論当時の精神状態が今より輪を掛けて最悪だった。というのも加味してるのは間違いないんですが、
それでも感じたことが全て。 自分の痛みを音楽の中でしっかりと認められたのは一生の体験の一つでした。
ありがとうございました。









追記!!

という事で、
1ヶ月前のライブレポでした。。
この日は超久々のシロップの生ライブという事に加え、
初めて行くきれいなほぼアリーナクラスの新会場、
新曲たっぷりでフレッシュなセトリ、
その後のロックモードの解放感・・・と全体的に見事な構成でとても記憶に残る一夜でした。
「COPY」を初めて聴いたのが今からちょうど20年前、、、って考えると本当長い事
ファンやってるな、とか思いました
  それと、
2月の新木場のライブは
チケット持ってたけど当時異常な状況下だったので自重してしまったんです
それを想うとホントこの夜に立ち会えた事が嬉しくて・・・・・
新曲群の中には、
4~5曲目辺りに青春を感じさせるような切なくてポップなナンバーがあったと思うんですが、
一度しか聴いてないのに未だに自分の過去と重ね合わせてその曲が朧げに頭の中で鳴ってたりして、
いつかフィジカルでも聴きたいな、など純粋に感じれたのもまた良かったです。
 共に参加された方がもし居たなら、お疲れ様でした。。
また来年もシロップのライブが有りますように。