サブカルチャーマシンガン

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親の愛情。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十一話「伝えたかった」

2021-12-23 | 山田シロ彦








昨日書いた感想で2つの予想をしましたが、
どうやら最後に書いた方のハルのコンプレックスの方が正解だったみたいです。。
良かった、
念のため2つ書いておいて・・・笑
でも、
ハルの気持ちも分かる
父親は噂通りなら「そういう人」で、
母親からもああいった扱いじゃ確かに愛情には飢えるわな
外見だけならば、ハルはインスタも大人気のクラスのヒロインだったのかもしれない
ただ、
その実ハルの胸の内は常に何かしらの虚無感が渦巻いてたのかも、ですね。







しかし、
古崎さんの健気な事よ。。
古崎さんは古崎さんでプロになる~とか、
大多数に認められる~とかではなく、
たった一人でも良いから、
誰かに認められたかった
それも、ハルっていう明確な想い人が居ましたからね
ただ、ハルの母親の言葉を無言で聴いてた事でハルに猜疑心を持たれたのも間違いない
あの時、本当はハルは否定して欲しかったのかもしれないですけど・・・
古崎さんが最後にハルに読ませた漫画は、
ある意味、
古崎さんのラブレターだったのかもしれない
でも、逆にそれがハルにとっては余計に中身が無い(と、自分で思ってる)ハル自身への追い打ちになったのかも
それでも、古崎さんの気持ちも、救われたという経験も、未練もすべて「本当のこと」だったので。
うん、その想いの美しさは客観的に見てて素晴らしいものだったかなあ、と。







にしても、
ハルが古崎さんを呼んだのは、
一体何の目的だったんでしょうね
突き放した事への贖罪か、
はたまた、
今までの全部をきれいに清算して元々終わるつもりだったのかもしれないですね・・・。
その辺も含めて、また逐一注目してゆきたいですね。あと1話で追いつくぞ!!