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【まっすぐなひと】のんのんびより りぴーと 第11話「甘えんぼうになった」 感想

2015-09-15 | のんのんびより りぴーと
満面の笑み(率直な感想) 今週は蛍ちゃん祭りだょ♪










蛍は本人の言う通り別に「大人」ではない、
かといって有り体な「子供」ってわけでもない
大人ならば、あんな風に親に甘えたりはしないし
子供ならば、あんな風に気を遣った発言や行動など出来ない
つまりはその中間というか、“成長過程”にいるんじゃなかな、と思いつつ
ただ小学生高学年でも既に蛍みたいな分別がきちんと付いている子供は正直居たし、
もっと別の言い方をすれば他の子よりも少し成長が早い、発育が良いってだけの話のような気もします
根本の部分はきっちり子供だったりするわけだから。
抜くとこは抜いて、頑張るべきところは頑張って。そういうメリハリを付ける事が出来る子なんじゃないかと思います

まあ、都会っ子だから結構他人の目を気にしている部分も無意識下にあるかもしれませんがね
そういうところは中々にリアリティあるなあ、って素直に感じる訳ですが
だけど不思議な事にあんまり“無理してる”という感じもない
思うに、丁寧で優しい蛍も、
甘えん坊で欲しがりな蛍も両方蛍って事なんでしょうね。





もっと言えば、きっと蛍は“真っ直ぐ”で“純粋”な子なんだと思います
素直に親の愛情を欲しがったり、美味しいものを口にすれば素直に「おいしい」と口に出したり、
れんちょんが遅くなったら送ってあげるのも道端で挨拶をするのも彼女が“まっすぐな人”である証拠なんだと思います
要はスレてないだけっちゅうか、それもきっとあの親ありきの人格形成といいますか
相当「幸せな家庭」で「大事に育てられた」んだろうな、って事は観ていて強く感じました
育ちが良いからこそ、人に優しくも出来るし大人に気を遣う事も出来る
愛情をたっぷり受けて育ったからこそ、
変にひねくれてない素直で良い娘に蛍はなったんだと思いました。

でも、更にシンプルな言い方をすれば“蛍は蛍”なんだとも思います
別に「大人っぽい」とか「子供っぽい」とかそういう言葉でカテゴライズする必要性もなく
年下であるれんちょんを優しく送ってあげたりする頼もしい一面もあれば
年上であるこまちゃんを気遣ったり助けてあげる優しさもある
でも、自身の喜びに対しては直球で喜んだり
親に対しては素直に愛情を欲しがる
でも、そのどれもが“まっすぐ”で蛍らしかったりもするんです
だから、あんまり大人とか子供とかを意識せずいつでも純粋で優しい蛍でいればいいんじゃいかな、って個人的には思いました
「大人っぽい」とか言われて「そんなことないのになあ」って思えるのも謙遜などではなく正直な心
そんな風に自分の心に正直に、真っ直ぐに生きている蛍の姿に胸が熱くなったり素敵だな。って思えた第11話でした。
こまちゃん先輩の“ワクワク”に関しても嬉しそうに見守ったりする飾り気のないところが自分は大好きだな、と。





あんまり物語に於いて「幸せな家庭」というものは描かれる機会が少ないな、って思いますけど
こうやっていざ幸せすぎるくらいに「幸せな家庭」が描かれると、それはそれでグッと来るっていうか
優しさやいたわり、愛情を持ち寄って素直に素敵に過ごしてるんだろうなあ・・・と思うと少し泣きそうになりますね
蛍からも、親御さんからもお互いを想う気持ちがストレートに伝わって来てその意味でも大変よろしかった話数だったんじゃないかな、と思います
さり気に宿題を早めに済まそうとする利口っぷりも実に蛍らしかったんですが(笑
そうやって、まっすぐに純粋に生きている様もこれはこれでドラマなんだなあ、と個人的には感じました
親の愛情をたっぷり吸収して今日も明日も元気にまっすぐに生きる蛍・・・とても素敵です。
きっと蛍がいつも見ている光景は、愛といたわりに満ちているんだろうなと思いました。

 あとは、単純に家でウキウキゴロゴロする蛍がめちゃくちゃ可愛かったですね(笑
ああいう風に甘え上手な蛍も、TV番組にかじりつく蛍も、
れんちょんを送ってあげる優しい蛍も、
先輩に向かって笑みを向ける蛍もそのどれもが可愛くて尚且つ純粋で良かったです
やっぱり自分はこの作品だと蛍が特別に好きなんだなあ、ってのを再確認しました・・・が、
先々週の夏海もむちゃんこ可愛かったのも未だに残ってたりもしますね(笑
ただまあ、言っちゃえばメイン4人は全員可愛いんですが(結局それか)。 っていうか一穂姉さんやだがしやとかもね。



見事なドヤ顔!


ちなみにAパートは素直に笑える話でしたね
「背が低いから届かないんじゃ」的なセリフをまさか蛍の口から聴くとは(笑
その後のフォローっていうか気の遣いっぷりも彼女の優しさが出ていて良かったんですが、
正直「あれ」で自分の力で行ったことになるのか?っていうのはノーコメントですね
っていうか実質蛍の力じゃん・・・って思いつつ(笑
ただ、こまちゃんはそれでも「自分がメール送った」って体験をどうしてもしたかったのでしょう
やっぱり送ってもらうのと自分の指で送信するのとでは違いますから

それと、今回のお話では“メールを送る喜び”と“年賀状を書く楽しさ”と、
デジタルとアナログがセットになってるんですよね
初めてメール送るのもドキドキするよね、楽しいよね。っていうのと手間暇掛けて年賀状書くのも楽しいよね。っていうのが
同じ話の中で描かれているどっちも否定しないフラットな姿勢も個人的に良いなあ。と思いました。
要はどっちにもどっちの良さがあるというか。どちらかを否定しないのが素敵だと感じましたね。

後は、ひかげとれんげのやり取りも面白くて
「いや、うそうそ」「マジで」「いらり」の辺りはとってもシュールで面白かったです(笑
あのひかげの意地っ張りなところだったりこまちゃんの携帯見せて、って言えないいじらしさだったり
そういう部分での“子供っぽさ”もまた今作らしくていいな、と思いました
にしてもあの猿の絵、オチはあったけど素直に可愛くて良かったな(笑)。














また一つ、蛍というキャラクターを好きになれる要素満載の傑作回でした。
親からの愛情を受けて元気に素直にスクスク育っている子供の描写を観るのは、やっぱり気持ち良いもんだなあ、と。
蛍の素敵カット満載で個人的にはその意味でもたまらん話数でしたね。 まっすぐな人を見るのは、やっぱいい。



蛍に「だっこ~!!」って甘えるこまちゃんと王子様ほたるんも良かった(笑)。




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