先週の金曜日、Reiのライブを渋谷で観ました。
Reiのライブを観るのは1年半ぶり
前回はアルバム「QUILT」のリリース記念公演だったので、
それ以来・・・ですね
結構、
クラブでライブとか面白い事もやってたんで観に行きたい気持ちはあったんですけど、
ちょっと間が空きました。
で、
今回は去年末のミニアルバム「VOICE」のリリースツアーファイナルでした
今までのギターガンガン鳴らしてROCKな作品群とは違って、
ボーカリストとしてのReiに焦点を絞ったクラシカルな作品
それもまたかなり好みだったので今回も行きたくなったんですよね。
最近、
思うんですけど、
なんだかんだ新譜や新曲のリリースって大事だな。って.....
やっぱり素敵な楽曲が届けられると「生でも聴きたい。」とか思っちゃうので、
そういう意味だと作品を出し続けてる人は偉いな~って感じます。
とっても素晴らしいライヴでした。では、以下。
この日はソールドアウトだった。
パンパンになった渋谷クアトロ、
そこに笑顔で登場するReiさん
一曲目は、
新譜の中で一番大好きな曲「Love is Beautiful」から始まった。
この曲の歌詞の
「好きなものをただ
傷つけられずに
好きでいたいだけ」って歌詞が物凄く好きで・・・
逆に言えば、
今のこの世の中は好きなものを好きっていう事すら勇気とかリスクを背負わされる~って事なんです。
どうしようもないですよね.....でも、だからこそ、こういう曲に気持ち助けられる。
「この曲に助けてもらってます。」という事を、
音源購入した人に向けてのサイン会で直接本人に伝えられたのも良かった。
そう言えば、
間奏のギターソロ、
生で聴いたらより気持ち良かったのと
「愛はすばらしいものね!」って部分の堂々とした歌唱も胸に響きました
ストレスフルな世界に感じてるからこそ、こういう純な歌を必要としています。
そして自分の好きを貫き通す事が自分を救うと信じていたい。
爽やかなメロディが聴き応えバッチリだった「Sunflower」
流麗なギターリフも非常に耳が幸福でした
そこから、
ダンサブルなロックンロール「COLORS」を投入
情熱的なギターソロに早くもReiらしいギタリスト魂を感じつつ、
更に王道でギンギンなロックナンバー「COCOA」で会場をアゲまくっていく
強烈なギターソロに踊れるテンション、そしてラストのシャウト...と
そのR&Rな空間で揺れてるだけでただただ気持ち良くて快楽を感じていました
Reiさんはシンガーソングライターですが、ギタリストとしての演奏にもこだわっていて、
そのこだわりが随所から感じられるギターフレーズの数々はその度に会場が盛り上がっていましたね。
この日はゲストにバイオリンも加えて、
クラシックなポップソング「CITY」を披露
より普遍的な音楽感を味わえる素敵な歌唱と演奏でした
そう言えば、
この曲の前にバイオリン奏者を迎え入れる事を忘れてそのまま曲に突入しようとするうっかりな一面も笑
昔ながらのオーガニックポップナンバー「Call My Name」を優しく牧歌的に紡いでゆく
この曲も凄く良かった・・・
聴いてたら、
例えば親とかに名前で呼ばれる事って尊い事なんだよな、、、って感じられたりもしました。
それを証明するようなサビの伸びやかなボーカリゼイション、
そして美しいバイオリンの音色に魅せられましたね。
以前、
ライブで聴いた時よりもポップ且つカタルシスが増してる様にも思えた「Don't Mind Baby」
ストレートに聴き手を励ますその優しさもじんわりと伝わって来て至福の一時でした。
エレアコかな?に持ち替えてヒップホップも取り入れた「RICH KIDS」
この曲ではサビのシンガロングもありましたが、
歌詞自体が凝ってるので、
意外と難しかったな~と(笑
いや、自分の偏差値が低いだけかもしれない。。
アウトロの超絶的なギターソロにも沸いたしこれまた一つのハイライトでしたね。
ギターをエレキギターに持ち替え、弦の下の穴にマスカット?が入ってる、
そんなお茶目心も感じられる素敵なギターで「QUILT」
この曲のソロバージョン、
この日初めて聴いたけど痺れる位に格好良かった。
グルーヴィなビートにヒップホップを取り入れたサウンドデザイン、
更に、
アダルティックなギターソロまで炸裂し、
コラボ曲だけど別曲?ってくらい独自の進化を遂げていて非常にアガりましたね
「一度きりを熱く生きろよ!」というフレーズもグッと来たしライブでしか聴けない類の感動でした。
確かに、
クラブでお酒飲みながら観ても気持ち良さそうかも、、、
まあ管理人は舌がガキなので度の低いお酒しか飲めませんが。この曲のベースも浮遊感あってサイコーだった。
更に、
矢継ぎ早に放たれた「My Runway」という曲
この曲はRHYMESTERにfeat.で参加した楽曲なんですが、
これがまたバリバリに格好良かった
王道のR&Rを纏って、
「Super Star」と笑顔で歌い切るReiさんはとっても輝いて見えましたし、
自分も頑張りたいな~と純粋に感じたりもしました。この曲のギターもギンギンでした。。
ギターフレーズに疾走感も覚えた「New Days」
ステージの最前線に立って、
思い切りギターを弾く様も格好良かった
そして、新譜の中でも随一にアッパーな「RUN,RUN,RUN」に繋いでいく。
この曲の「Runaway」の部分で逐一首振りながら演奏するポージングもまた印象的で良かったですね
演奏のキメの部分でも魅せられ、
辛い時苦しい時は逃げて。と実直に歌うその歌詞もまた沁みる一曲でした。
「渋谷、まだまだ行けますか!」的な事を言って(ニュアンスです)、
代表曲の一つである「Lonely Dance Club」をフロアに叩き付ける
哀愁も宿しながら、
最後の最後にはキマってる歌唱で痺れさすそのパフォーマンス力はまた磨きが掛けられてる気がした
本編最後は、
オルタナティブロック風のイントロも気持ち良かったバラッド「朝」にて〆
バイオリンも加わり荘厳なサウンドの中に浸りつつ、
新譜の楽曲を全曲余さず演奏し切ってみせたところに「VOICE MESSAGE」たる所以も感じました。
いつものロックショウ的なアプローチでも楽しませつつ、
シンガーとしての矜持も魅せ付けたReiさんの❝現在位置❞が刻まれたライブ
仕事のこととかを忘れてただただ気持ち良くなれる素敵な空間でした
ありがとうございました!
1.Love is Beautiful
2.Sunflower
3.COLORS
4.COCOA
5.CITY
6.Call My Name
7.Don't Mind Baby
8.RICH KIDS
9.QUILT
10.My Runway
11.New Days
12.RUN,RUN,RUN
13.Lonely Dance Club
14.朝
15.What Do You Want?
アンコールでは、
「What Do You Want?」を披露
その前に「良い子ちゃんじゃ終われない!」と熱い宣言してたのも良かったです
この曲は、以前渋谷公会堂で観た時も終盤のブチ上がり曲として機能してたのでこの日も演奏すると思ってた
この曲でもバイオリンが加わりReiさんと向き合ってバトルしてたのも刺激的で良かった(笑
バイオリンも美しいだけではなく、あんなに刺々しい音も出るんだな~と感心しつつ、
聴き手に激しく問いかけて終わる破壊力満点のボーカルもまた良かった
最後の最後まで心地良いロックショウを提供
ある種、
情事とかよりもこういう場所で爆音に塗れる方が精神的に気持ち良いのでは・・・等と感じてしまいました
まあそれも俗に言う「多様性」って事で.....帰りにサイン会にも参加したんですが、
Reiさんめっちゃ笑顔でニコニコ応えてくれてめっちゃ良い人でした!
正にリアルSunflowerでございました。。
また、是非行きたいです。