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待望の商業誌復帰作!ichiro「ともだち」 感想(コミックバベル 2015年12月号)

2015-12-09 | ichiro

comicエウロパに掲載されていたichiro先生の作品が大好きでした
あの独特の擬音の表現、イキ顔の巧みさ、徹底的に純愛を貫くスタンス・・・
正にオリジナリティ、「らしさ」をちゃんと持ってる作家さんだなあ。って個人的に感じてました
ところが、そのエウロパが休刊し電子の方でも載ってないみたいだったんで
ichiroさんの作品がまた商業で読めるかがいささか不安だったんですが
先月号のバベルにて初登場、また氏の漫画が読める・・・!って事で喜びの気持ちも込めて感想を書きたいと思います
このままバベルで描き続けるのか、そしてどのくらいのペースなのかが分からないんですけど
取り敢えずは無事に新作が届けられたという事で、、、応援の意味合いも込めて。





新作「ともだち」は、
未だ恋人になる前の微妙な関係性の二人を描いたichiroさん王道の純愛作品
あまりにも近すぎた故に対象でなかった二人がどんどんタガを外して行く様が気持ち良く、
またちょっとずつ恋人みたいになっていく変遷もまた最高にニヤニヤ出来る類の一作に仕上がっております
これが本誌初登場だからか、分かりやすくichiroさんのポテンシャルの高さを存分に示す内容になっていますね
ichiroさんの描く女の子の可愛さ、清純さ、そしてあいらしさがバッチリと味わえる漫画ですね「ともだち」は。

朋はきっと、(不意に)勃起された事でちょっと調子に乗っちゃったんでしょうね
それこそ友達感覚でのアプローチだったのかもしれない
そんな彼女が笑顔でイジる様は可愛かったし、
どんどん大きくなるモノに興奮する様も
純真に咥える様も“可愛かった”
・・・そう、そんな風に官能的な事に無邪気である様子がとってもキュートに思えるっていうのはとても素晴らしい事ですし
それは「エッチな事を絡めないと描けなかった類の可愛さ」そのものである、と個人的に感じます
ぶっちゃけ成年漫画を読み耽るのはお世話になる為だけじゃない
そこに付随する可愛さやあいらしさを味わう為でもある
だから、抜く事が目的のAVとは違う
突然おっぱいを触られてドギマギする朋や
自分で官能的な目配せをしておきながらいざ迫られて、脱がされて紅潮する朋はめちゃくちゃに可愛かった
そんな可愛さは、きっと成年漫画でしか表現し得ない類の可愛さでしょう。間違いなく。


しかし、ichiroさんの作品は余裕でお世話になれるクオリティなのも素晴らしい(笑
朋の肉感的なおっぱい、ボーイッシュに見えてオンナそのものなボディがイイ
デカケツに生々しい印象のあそこなどファンシーな絵柄なのに毎回かなり官能的なシーンにも気合いが入ってます
クンニされてる時の気持ち良さそうな表情、アクメを迎えた時のイキ顔も個性的でとても可愛い。
最中に思い出を絡めて余計に興奮させる手法や
最中に意志の通じ合いを絡めて更にボルテージを高める演出が見事
益々官能的に、そしてラブラブになっていく二人の様相は序盤のそれとはまるで温度と多幸感が違っていて
割とロングページなんですが、そういうメリハリの付け方も流石で実に良い作品だなあ、と
こうして振り返って見ても思いました
揺れるおっぱいの表現も冴えていて、
フィニッシュのシーンのエロ可愛さも相変わらず素晴らしいですね
いつの間にか誰よりも恋人らしくなっている二人、その距離感の表現にグッと来てしまった一作でした。




また、ラストのこの描写が最高ですね
ある意味成年漫画的ではなく、ラブコメ的にグッと来ます
それくらいニヤニヤを生んでくれるパワーボムが最後に控えてるのを見ると
ichiroさんが本作で描きたかった本懐は果たされてるのかな、っていちファン的に(勝手に)思います
ちょっとサバサバしてて、天然だった朋が、自分から甘えに来てくれている事実が堪らない・・・!
見事にタイトル通り「ともだち」を完遂しているオチも含めて名刺代わりとしては最高の一作かな、と
まだまだichiroさんの作品を読みたいんで、是非今後も素敵な作品を掲載し続けていってもらいたい。
そして、いつか単行本が出るといいなあ・・・って思います。期待&応援。




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