2月の初頭にBAZRAのライブイベントに行きました。
BAZRAのライブを観るのは2009年の年末以来実に約13年ぶりの出来事でした。
ちなみに、その時は代々木のライブハウスで対バン相手はLOST IN TIMEと椿屋四重奏だったんですね
前のブログに未だにレポ残ってるんで興味あれば是非是非~というトコロです。
今は、
活動してるのはBAZRAだけでロストは活動休止状態、椿屋は解散していて・・・
だからこそ、尚更「続けている」事が尊いなぁ。って感じますが、
この日のBAZRAのライブ観たら、
今がピークなのか?ってくらい凄まじいライブしていて、
なんか色々と感動してしまった公演でしたね。。
では、以下。
■DJハヤシ
POLYSICSのハヤシさんのソロ。
ハヤシさんのお気に入りの楽曲に合わせてギターソロ弾いたり、時に煽ったり、、、という
ある意味最初から楽しいのが約束されてるかのようなアクトですよね(笑
選曲も素晴らしくて、
洋楽のロックナンバーは勿論、
邦楽だと
「半透明少女関係/ZAZEN BOYS」
「誰だ!/電気グルーヴ」
「ヒゲとボイン/ユニコーン」等々...
管理人でも堪らないチョイスの連発に問答無用にテンションが上がってました
ZAZENはハヤシさんのギターと重なってるの気持ち良過ぎたし、
電気はもうイントロの時点で観客ブチ上がってました
素晴らしいビート感でした。
「ヒゲとボイン」は、改めてこういう場所で聴くとめっちゃ良い曲だなぁ~って感じで聴いてました
また、この曲のサビに合わせてハヤシさんが飛び跳ねてアジテーションするのも秀逸でしたね
ただ、
一番グッと来たのはYMOの「ライディーン」かな...
誰もが知ってる王道の選曲、
だが、
それが良い。
ここで変にマニアックな曲を選ぶよりも逆に攻めた選曲だった様に想う
ハヤシさんのギターサウンドも重なった時期的にもあまりにもドラマチックな「ライディーン」
非常に感動的でしたし、この楽曲をライブハウスで聴けたのも自分的には大きな出来事でした。
これを体験したのは2月の出来事でしたが、今振り返るとホントに体験❝すべき❞出来事だった気もする。
改めてその揺るぎない名曲っぷりも味わえたし、初体験にしてはあまりにも最高過ぎた、
そんなDJハヤシさんのプレイでございました。ありがTOISU!!
■DJダイノジ
世界一のエアギターが観れて良かった(笑
選曲としては正直ハヤシさんの方が好みだったんですけど、
ダンサーの方の激しい動きだったり演出が楽しくて結局は良い感じに観れてたかな、と。
あと、
最初に漫才も披露してましたね
何気に生で漫才を観たのって人生で初めてかもしれない。。
そういう意味でもとっても貴重な体験でしたね。
あ、
選曲に関して言えば、
「田園」は素晴らしかったですね!
それと、
最後にDJハヤシさんを招いてみんなで「カジャカジャグー」をシンガロングしたり、
最後の最後は爆盛り上げかまして締めてたんでやっぱり最終的には「楽しかった。」という感想です。
ハヤシさんが良過ぎたのは事実だけど、フラットに観てこっちはこっちで良かった~って印象。
「ライブハウスに来てくれてありがとう。」って発言にもグッと来たアクトでした。
Flowers Loftは初めてだったんですが、出来たばかりなのもあって綺麗でお洒落なハコでした。
ステージも横長でめちゃくちゃ観やすいタイプで早くもお気に入りのハコになりそう。
■BAZRA
JamRa#5
オオカミ少年
ワゴン
人間
オレンジ
ペパーミントベースパティ
終わり
ワイパー
ダンス
運命
エコー
G.G.YO
カマキリ
夢を見たんだ
素晴らしかった。
本当に素晴らしかった。。
BAZRAが最もハイペースで活動していた高校生の頃、
よく聴いていた楽曲ばかりで気分的には学生の頃に還ったみたいでした。
まず、
初っ端の「オオカミ少年」からして、最高。
爆裂のバンドアンサンブルと井上さんのシャウトにテンションがブチ上がるブチ上がる。
その衝撃的なロックサウンドに運よく最前で観れていた自分もピョンピョン飛び跳ねて楽しんでました。
あまりにも掴みが良過ぎたんでその後は何演奏しても約束された勝利が待っていました。
青春っぽい焦燥感にも胸打たれた「ワゴン」、
価値価値価値うるさい時計だ。と怒りもポップなエネルギーに変えた「人間」~と、
聴いていて気持ちが良い楽曲ばかり。
余談ですが、
この「人間」の100円シングルをsyrup16gの「HELL-SEE」と同時期に購入した思い出があって、
シングルが100円、アルバムが1500円...ってホント良い時代だったな。と感じます笑
(まあそれらの二つは当時でも特殊ですけどね!)
メロディアスなサビの歌唱にもグッと来た「オレンジ」、
そしてこれまた懐かしい「ペパーミントベースパティ」と必殺曲を惜しげもなく投入
この曲はミュージックスクエアに出演した時タイトルの意味を訊かれてたのを思い出した。
答えは忘れたけど←←
ただ、
最新曲である渾身のバラッド「終わり」
これが、昔の盛り上がり曲達にも負けないくらいにエモーショナルで、
かつ、
その激情っぷりに泣きそうになるくらいに素晴らしかったのも記述しておきたい。
決して、過去の人気曲だけで食ってる訳じゃないのがよく分かる正に絶唱という言葉がよく似合う名演でした
この曲は、激情に加えて口惜しいまでの哀愁も感じさせるのでそれが涙腺を揺さぶらせたんだと思う。
曲の最後に倒れ込むようにステージにうずくまる井上鉄平さんの姿も象徴的でしたね。
そこからの、
管理人も大好きな「ワイパー」が絶頂でした!!!
実は、
このライブに参加する前に13年前の自分のライブレポ読んでたら「高速ワイパー」って書いてあって、
それは流石に13年前の事だからあんまりピンと来て無かったんですけど・・・
「こういう事ね。」と。
ものっそい、
ものっそい超ハイテンポにアレンジし直された「ワイパー」は、
昔の自分の記述の通り正に❝高速ワイパー❞
そのグイグイ来るビート感と、
疾走感に充てられて自分もピョンピョン飛びまくり、ヘドバン、狂った様に踊る、、、と
ロックンロールの意味不明だけどブチ上がってしまう狂気と迫力に満ち満ちた最高のパフォーマンスでした!!
これは、是非体験して貰いたい...あまりにも発明過ぎるアンサンブルに我を忘れてしまった一幕でしたね。
そこから、
「ダンス」「運命」と、
更に会場のボルテージを高めていく。
加えて、
管理人も昔から大好きな「エコー」も情熱的に歌唱・・・!と正に高まり続けるボルテージに興奮止まらず
実は、spotifyでよく再生してたのもあって実に運命じみたものも感じたりしてましたが(笑
歌詞も胸熱で・・・
「求めたのは正解や答えじゃなくて
夢中に 夢中になる
がらんどうの胸響かせる鼓動さ」ってフレーズが昔から大好きで。
結構、
聴きながらグッと来てたんですが、
それにプラスすると途中の「ハイハイハイ」の部分もみんなでコール出来たのも楽しかったですね
よく聴いてるからこそあそこは直ぐに順応出来たのである意味この日の伏線だったな、と。
小気味良いアンサンブルも最高だったしこの曲もまた嬉しい選曲でした。
アンコールでは、
「わずかな本当の事を」と熱唱するこれまた胸熱な「カマキリ」、
その切実さに感傷を刺激され、
メロディアスなサビにも気持ち良くさせられた「夢を見たんだ」で一体感を示してライブは終了。
最後の方、普通にダイノジやハヤシさんがお客さんと一緒に観て盛り上がってて、
その感じも良かったですし...
何より、
リリースが続いてた00年代後半に観た時もスゴかったんですけど、
今の盛り上がりや熱量も負けてないくらいに未だにスゴかったのがとっても嬉しかったんですよね。
まだまだ、BAZRAは全然終わって無いし、むしろ今、始まりまくっている。
それを深々と認識&体験出来たサイコーの一夜でございました。
ありがとうございました!!!!
ちなみに、
帰り際に井上鉄平さんに「ありがとうございました!」って向こうから話掛けて貰える神対応頂きました。。
自分自身は学生の頃よく聴いてたバンドだし雑誌やラジオ等で触れていた方だったので、
中々恐れ多いのもあり自分からは行けなかったんで非常に恐縮&大感謝でした笑
物販で、
会場限定のCDを購入したので「購入しました!」と報告すると喜んでくれましたね(嬉)。
そういう出来事も印象に残っているとってもワンダフルな一夜でしたね♬
今度は、もっと短いタームであのマグマの様なロックミュージックを浴びにゆきたいです。