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楽しませたもの勝ち ゆらぎ荘の幽奈さん 第88話「湯煙温泉郷フェスの幽奈さん②」感想(週刊少年ジャンプ2017年51号)

2017-11-20 | ゆらぎ荘の幽奈さん




まあねえ
今の世の中ちょっとした下らない事でもいちいち揚げ足取られたりしますからね
でも正直、それに対して(個人的には)良い印象とかはないですね

大体、そんなもんは価値観の違いでしかない
無骨に楽曲のクオリティを求めるのも、
演出に労力を割くのも、
結局は「方向性の違い」であって、ただ単純に「自分はこれが好き」でいいでしょ。って感じなくもない
やっぱり同調圧力だとか馴れ合いのような共通観念とかで無個性化していく方が自分は嫌なんですよね。

表現する人がね、“他人の目”を気にし始めたらそれこそ本末転倒ですよ
まず前提として「表現したいこと」が先にあって、その結果支持者が生まれるのが筋なのに
最初から支持者ありきで表現を考える方がよっぽど不純に感じるというか・・・
軟派だとか硬派だとか、そんなカテゴライズなんかも正直不必要なもので
結局は「方向性が違うだけでしょ。」の一言で済むような気がしなくもない っていうか、する。


トゥインクルスの面々の考え方というかスタンスはプロそのものだと思った
パフォーマンス自体が既にプロっぽさ全開だったのに、
姿勢自体もエンタメ職人そのもので
年齢は幼いながら熟練された何かを感じてしまいました

ぶっちゃけ、凝り固まった頭では「楽しい」を掴むチャンスを放棄してるのも同義だし、
むしろ色々なものを偏見なく楽しめる人間こそが最も「強い」人なんだと個人的には思う
逆に言えば、そんな凝り固まった思想を押し付けたり必死にアピールして来る人が一番厄介だとも感じますが(笑

別に今週の肝みたいなシーンでも何でもないただのワンシーンではあるんですけど、
個人的にはこの辺が一番印象に残りましたね
それでいて、今後の伏線にも繋がるんじゃないかな?とも個人的には思いました






結構ね、
こういうトゥインクルスみたいな立ち位置のキャラって
割とヒールみたいな扱いにされるのが定石な感じはするんですけど、
それを許さないところにこの漫画の良心というか誠実さを往々にして感じるなあ・・・と思いました
確かにそっちのがベタな勧善懲悪っぽくて盛り上がるかもしれないですが、
やっぱり道を追求しているプロなんだからそんな単純な訳がない。
安易に悪役にせずに、
むしろ立派な人物に描いてくれたのが個人的には嬉しくて
尚且つそんな誠実な作劇が面白い話数だったなあ、、、と素直に感じましたね

また、上記のトゥインクルスのダンスシーンが(他と比べて)飛び抜けてるのが一目で分かる演出センスも凄くて、
そういった意味合いでも惹かれてしまった話数に仕上がっていました
安易に根性や一生懸命さだけで幽奈さん達を目立たせないラストもリアルで良かったかと
流石にその道のプロと比べて劣ってない方が不自然ですからね(笑








後は来週、
どういう風に場を盛り上げるのか・・・に懸っていますね
一番最初に挙げた画像の「やれることはなんだってやる」がキーな気はしますけど、
やっぱり一番は“楽しむこと”が大事な気は個人的にはしています
楽しんでない人に、周りは振り向かないですから。





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