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許せない想い。/アクタージュ 第83話「大切なのは」 感想(週刊少年ジャンプ2019年44号)

2019-09-30 | アクタージュ









景が許せなかったのは、
自分自身とかそういう事ではなく、
大好きな母親をないがしろにされた事による怒り・・・
もとい憎しみが根底にあるらしい
正直、
アクタージュのこういう背景的な話が描かれるのってあるようで少なかったので、
そういう意味合いだと凄く新鮮なエピソードでもあったんですが、、、まあ、許せないよなあ。

自分の母親が大事な時に、家庭を顧みなかった父親
小説に夢中になって家族をないがしろにした父親
そして、そんな父親の不倫相手の花子さん・・・
尚且つ、堂々とした振る舞い
流石に夜凪ちゃんでもそりゃ怒るわなあ。と感じつつ、
母親と景ちゃんのわずかなやりとりだけでも伝わってくる彼女の「思い入れ」の表現が見事だなあ、と
母親を救ってくれなかった父親に対する憎悪の感情は花子さんの爆弾によって更に強固なものと化した
後は、夜凪景という女優が女優足り得るかどうか、、、意外と、冷静に怒ってる風にも見えたので、
その意味では期待出来るっちゃあ出来るんですが・・・第一の試練は、自分で乗り越えた模様です。







ただ、
事実は事実としてあるとして、
そこに於ける「正しさ」を一つに纏める事など到底出来ない
事実しか現時点では語られていないので、そこに至る動機などは一切分からない
当人たちには当人たちなりの理由があって、許す許さないは別として各々の「正しさ」を否定する事はとても安易だと思う
そんなに世の中単純ではない・・・それは夜凪ちゃんだって理解はしている(と、思う)。
夜凪ちゃんには夜凪ちゃんの正義があって、
花子さんには花子さんの正義があった、、、ただそれだけでしょう
その細部に関しては未だ分からないけれど、
とても軽率なものとは思えない
それをきっと、
陸だって理解しているはず
人間である前に、役者
役者として準ずる事が何よりのプライド・・・
理解する/しない、ではなく、そういう価値観も(きっと)あるんでしょうね
全ては作品の為に、自分の人生の為に・・・花子さんの生き方もそれはそれで一つの生き方なんでしょう
そこに好みとかは勿論発生するでしょうけど、そんな軽薄な人間にも思えないので・・・
これから先、舞台の上で「何が起こるか」、にも大いに期待、です。

何というか、
ようやくお話に壮絶さが出て来て、
演技に狂う天才役者達の物語になって来た感じがありました
その上で、そこを超える「何か」を見せてくれたら・・・もう最高ですよね。
これから先は楽しみしかないので、ただただ純粋にワクワクなのです。







しかし羅刹女メイクの夜凪ちゃん、
一気に大人っぽくなったな・・・笑
景ちゃんの怒り、
そして、
陸たちの立ち回りに大いに期待、です。
そして、小さい頃のロリ夜凪ちゃんも良かったです。。(笑顔)←







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2 コメント

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羅刹女さま・・・(((@Д@|||))) (妄想屋)
2019-10-06 23:13:05
どっかの上弦6でつk(←

鬼気迫るとは正にこれか
怒りの極致?
それでも演技に乗せてて暴走してないのは流石っすな

所で陸さんは悟空役大丈夫なんやろうかw
返信する
ありがとうございます。 (西京BOY)
2019-10-10 20:00:57
妄想屋さん、いつもコメントありがとうございます!


>それでも演技に乗せてて暴走してないのは流石っすな
ですね
以前の夜凪ちゃんだったら飛び蹴りかましてたかもしれません(笑

>所で陸さんは悟空役大丈夫なんやろうかw
そう、ここが肝なんですよね
陸がどういう風に立ち回れるか・・・で劇自体の印象すら変わって来そうです。
返信する

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