サブカルチャーマシンガン

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許し。/アクタージュ act-age scene122「挨拶」

2020-08-03 | アクタージュ










実際、
自分の身内がドラマ化されるってどういう気分なんでしょうね
当事者でない人からしたら「ふーん、こういう人だったんだー」って感じでしょうけど、
当事者からすると「・・・こんなの全然違う。」
って感情を抱いてもおかしくないんじゃないだろうか
特に彼女は血縁な訳で、それを考えると皐月ちゃんに嫌味を言った理由も
なんとなく、、、
なんとなく、だけど、
理解出来る気もします
ただ、
その上で、
彼女は大河ドラマになる事を許可した訳ですよね・・・
そこには何気に未来に対する期待と、
それでも自分の憧れた女優を「今の人」に知ってもらいたい。。という気持ちがあったんじゃないでしょうか
っていうか、今回は後ろ姿が中心で言葉も表情も無いのである意味読者に委ねる内容になっていて、
その演出方法も粋で素晴らしいなあ、、、って読んでいて深く感じられた話数でした。







実際、
クローン人間ではないのだから、
マジで真波そのものになれ!っていうのは無理だと思うんですよ
どうしたって誤差というか感覚の違いみたいなのは(当事者は)感じ取るはず
そこをねじ伏せるには・・・
やはり、圧倒的な表現力だったり、
真波にも通じる情熱を演技として見せる必要があると思う
皐月への嫌味も、
正直現代の便利過ぎるものに囲まれた子供が本当に演じられるのか?っていう、
今振り返ってみると夜凪ちゃん指導前の皐月ちゃんは本当に真波の気持ちが分からなかった訳で
ある意味的を得た批判にはなっていたのですよね
だけど、
今回は(みんな)一人じゃない
三位一体、
全員一丸となって真波を目指す!・・・って事で、
本当は新時代の後継者を求めてるかもしれない真美さんの琴線に触れる演技、に期待しています
 そんな皐月ちゃんの憂いの感情も拾っていてそんなトコもまたリアルで好きでした
子供って大人に睨まれるのめっちゃ怖がる生き物ですからね・・・笑
また、環さんの自信満々の態度も気になるところです
景ちゃんは素直に皐月ちゃんとアジャストする方法論で行くみたいですけど、
環さんはまた別のやり方で勝負しそうで・・・なんか色々な意味で気になりますね!
景ちゃんもまたそんな環さんの姿勢に武者震い感じてたり、
仲良しこよしでもなく、
早くもバチバチいってる様子もまた楽しかった122話でした。








ただ、
最もグッと来たのは、
やはり3人が一致団結するところですね
やっぱり何気にみんなで創り上げるっていうのは初めてに近いと思うんで、
まずはトップバッターの皐月ちゃんにハッパかける姿だったり、
最後に、
みんなの意志を一つにするカットなんかは読んでてテンションが上がるものがありました
また「21世紀の女優」っていうのがいいですね
進化した「今の」女優でこの大河を魅せよう。っていう、
それはそれで先述の批判に対する真っ当なリベンジ足り得る気がして。

皐月ちゃん、結構不安がってるし、
真美さんの態度は厳しそうだし・・・で
本気で先の展開にハラハラしてるのも面白みに繋がってると感じる
まずは、皐月ちゃんの成功・・・に期待したい、と思います!




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