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気遣いの人×2。/栗ののか「ぼっちの僕に強制彼女がやってきた」3巻 感想

2023-05-08 | 単行本感想












それにしても、
「強制彼女」って良い響きだな。と思う。
勿論、亜沙乃さんがイイ女という前提ありきですけど・・・
「強制彼女」、ええなあ.....(満面の笑み)。
 ただ、
真面目に語ると、
周平の頑張りでどんどんマジモンの彼氏彼女に近づいてる気がしますね。

そもそも、
周平の疑い深い性格と自信の無さが原因であくまで期間限定で終わる予定だったんですけど、
亜沙乃さんの方が周平の本質的な人の善さに惹かれて片想いしてる気がします
そりゃそうだ、
気まずくなってた友人との仲を、
一生懸命自分を想って取り持とうとしてくれる~なんて嬉しいに決まっている
それがおせっかいになる時もあるけど、今回は良い方に働いた訳で。
やっぱり、周平って根本的に格好良いもんね。




強制彼女3巻より、迫真の周平。




バンド関係のいざこざに関して言えば、
正直、
亜沙乃さんの考えの方が好きかな。
加奈さんは考え方としてロックじゃない気がしたけど、
でも何が何でも売れたい、食っていきたいって気持ちも大事だし、
それに本心は亜沙乃について来て欲しかった。というのもあったのかも
最後の、
奢りを拒否する表情が意味深ではありましたが・・・
何とも言えない過去の因縁でしたね。

でも結局、
全員が全員同じ考えっていうのも有り得ないですからね
泥を啜ってでものし上がりたいと思うのも正しいし、
まあ言い方がかなりキツかったけど笑
逆に、
ガッチガチの職業バンドにはなりたくない。という亜沙乃の精神も理解出来る
っていうか、先述の通り自分ならこっちよりだとも思う。
これに関しては正式に仲直りした訳ではないけど、
ただ少なくとも、
ちょっとだけ歩みを縮めるきっかけは作れたと感じました。
後は、実際にライブに一緒に行くシーンなどが描かれれば完璧だと思いましたね~
何にせよ水面下で様々な想いが蠢いていたちょっぴり切ないエピソードでございました。




nice.




でも、
亜沙乃さんの気持ちを想像すると、
やっぱりそこまで自分の事を想って行動してくれる周平の存在には惚れますよね。
それに、嫌とは言えない性格故、自分の代わりにはっきりと断ってくれる部分にも救われてると思うし。
自分に自信が持てない周平に対して
亜沙乃さんは逆に、
どんどん周平への恋心が膨らんでるような気がして、
そんな彼女の相様を見るのが後半は素直に楽しかったですし、作劇としても巧いな~って感じました
周平も男ですから性欲は人並みにあってちょくちょく反応したりするんですけどね
今現状はそんな亜沙乃さんの本心にすらまったく気付けてない状況ですけど、
(或いは気付かないフリしてるか)。
時々マジになってる?風な描写もあったりで、
その辺は今後に期待!ですね♬

ただ、
大好きな彼と浴衣デートを愉しんだり、
ひざまくらされて涙してたり、
それと、
水着のカットの数々はとっても眼福でしたし←←←
何より、海での二人きりでのイチャイチャ?シーンは色々な意味で悶絶モノでしたね(超笑顔)
直訳すると「間接キスしても良かったのに。」と促さんとする描写は胸キュンでした
なんていうか、アレで勘違いしない周平もある意味スゴいな。と思いつつ笑
ラブコメの旨味しかないような後半の怒涛の展開には大満足でした
うん、
亜沙乃さん、
あまりにも悩殺し過ぎですね🤤
そりゃレーベルからスカウトもされるわ。。
白い清楚な水着着てるのに、グラビア並みの迫力あって色々な意味で半端無かったです。
そんな「強制彼女」3巻は今まで以上にドッキドキの展開が繰り広げられてて最高に面白かったですね!
4巻ももうすぐ出ると思うので、引き続き注目してゆきたいです。











しかし、
どっちも気遣いの人だから、
正直お似合いの二人でもあるよなあ。
視覚的なサービスカットの数々も実に良かったですし、
水面下で漂っている心情をセリフではなく雰囲気で表現してたのも趣があって素敵でした。
「強制彼女」って響きの良さで購入した漫画ですけど、想像以上にイイですね。



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