サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【野菜を食べよう】今村朝希「つくろぐ。」 第12話 感想(コミックキューン2017年3月号)

2017-02-14 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)
                                               
                                               よくやったよくやった。












自分も野菜嫌いだったんで、
よく母親の皿に移してましたね
でも流石に今は「みっともないわ」って思うからやりませんけど、
まだ学生のうちなら可愛いもんですよね・・・笑

ただ、そういう小賢しい行為をしなくなったときに、
何気に「あっ、少しは(大人としての)プライドを持てたのかな。」って思うので(というか今書いてて思った)、
そういう意味合いでは未熟な時代を過ごしたからこそ感じ取れる成長、、、みたいな喜びはありますけどね
創李もまた、そういう過渡期に入っているのかもしれませんね。


創李はある意味華よりも器用で物知りなキャラ・・・って印象が強かったんですが
まさかこういう弱点があったとはね、、、と微笑ましい気持ちになれました
確かに、野菜を移してる子供は傍目から見るとちょっと可愛いですけどね(笑

自分の場合は、特に克服しようと思ってたわけじゃ無く、自然に(ある程度は)食べられるようになってたんですけど、
言われてみれば自産自消するような状況になれば、ちょっとは愛着が沸くのかもしれないですね
何よりも、そんな風に言われて創李もまた感化されて頑張ろうとしている姿が良かったです
弱点を克服しようとしている女の子は可愛い・・・そんな事を感じたりもしたお話でした。


そして、これもまた大袈裟ではなく、着実な努力、、、という本作らしいテーマでもあります
実は本作で(部屋の片づけのネタで)「毎日少しづつやればいい。」というメッセージ性の高いネタがあって
俺自身そういうネタに感化されている節もあるので、
読み手に正しい影響を与える漫画・・・として「つくろぐ。」は成り立っている気がします
日常系漫画でありながら、コツコツと努力するキャラの姿が読んでて胸を打つんですよね
この記事を読んだ方に少しでもそういう良さが伝わるように願っています。

今すぐ、じゃなくても良い。って事なんですよ。
今すぐに結果が出なくてもいい、
出来る事から堅実に積み重ねていって、
その結果素敵な現実に変わればいい・・・という、
地に足の着いた感覚がこの漫画には確かにあります
それは俺が今村さんのファンだからそう思うのではなく、
読んでいて自然に感じている事なんです
野菜が大嫌いで、他人に擦り付けてた少女が、自分で考えて克服を頑張ってみる決意をした・・・
そういうある種の「成長」を切り取った素敵なお話に仕上がってると思うんですよね
最近は、新キャラのお披露目回が続いてただけに、久々にメインの3人組の掘り下げが読めたのも嬉しかったです
珍しく華が主人公っぽくリードしている相様のレアリティも含めて(笑)今後の「つくろぐ。」にも注目なのです。






サッポロポテトを「野菜」と言い切るのは無理があり過ぎる・・・笑
じゃがりこのサラダ味を野菜扱いで食べてるなんて現代っ子すぎますねえ。
初期のたまごっちのネタとか、あまりに懐かしすぎて「ああ~」ってなっちゃいました
今村さんってもしかして自分と世代が近いのかも・・・?ってちょっと思ってしまったネタでしたね(笑

それにしても、絵が洗練されて来たのに比例して華がどんどん可愛くなって来てますね・・・
最近の華には母性すら感じてヤバいです。堪らないですね。今後も楽しみですよ。
もしキューン買ってる人で少しでもこの漫画が好きならば、
是非単行本やアンケート投函もよろしくお願いします。
今月も応援だ。


本誌の全体感想は、また次の機会に書きます!



ゆらぎ荘の幽奈さん 第50話「魔法少女こゆずちゃん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年11号)

2017-02-13 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                             
                                             ときめいちゃうね(笑顔)












50話ですか・・・
なんだかとっても感慨深いですね
俺がジャンプで大手を振って支持する作品は大抵短期で終わって来たんで、
個人的には隔世の感があります ようやく「こうなったか。」っていう・・・。

この感想も50話一回も欠かさず、アンケ投函も一回も欠かさずここまで来てますからね
あれから一年、、、順風満帆に来たようで、色々と試行錯誤しながら奮闘して来たな。って思います
 そう、掲載順に関してはビックリするくらい苦戦という苦戦もなく一周年まで来たな。という感じで
この度の新連載攻勢でようやく「あっ、頑張らなくちゃ。」って思ったくらいなんですよね
特に思い出深いのが掲載順2番手を取った23話ですね
ジャンプで、ラブコメで、あの掲載順っていうのは有り得ないことなんですよ
これまで人気を博して来たここ10年前後のラブコメ陣のどれもが取ってない異例の掲載順ですからね
単行本が売れてたからプッシュで~って声もありましたけど、
ぶっちゃけそれであの位置が取れるんなら他のラブコメも取ってるはずなんです
だから、あれはミウラさんの実力そのものだと個人的には思っています。

感想的に言えば、本作はよく「エロ枠」と呼ばれてましたけど、
ゆらぎ荘はエロも勿論ですが要所要所でコガラシの格好良さをアピールしてたり、
時には温泉のようにほっこり出来るエピソードもあったりなんかもして、
安易なカテゴライズによってあまりにもそこが無視され過ぎて来た印象もあります
何かをイメージで容易に括るのは楽なんでしょうけど、
多角的に楽しめる作りになってるんだからそこはやっぱり多角的に楽しんで欲しいよね。って事で
感想に関しても毎週随分気合を込めて書いてきた覚えがあります
ただ最近は、これまでの積み重ねを活かした展開になって来ているので、割と素直に受け入れられてる感はありますけどね。

まあ、自分が楽しければ、それが一番ではあるんですが・・・笑












さすがの桃源郷(超笑顔)


今週はサービスに特化しつつも、合間にラブコメを行い、更にきちんと反省もさせる、、、という
ミウラさんのネーム力が遺憾なく発揮されていた回でした
まずは、やはり美術の最中に皆が全裸になったシーンがハイライトでしょう
あれはインパクトがまず大きいですし、とらえ方によっては乱交めいてるカットな訳で(笑
その辺の、、、妄想捗る感じというか、攻め切った官能描写の妙がまず素晴らしかったですね
目の前におっぱいとおしりがたくさんあるわけですからね・・・そりゃ堪らんわ。っていう(笑)。
その後のみんなの反応もまたコミカルで面白かった。

こゆずはロリっ子なので、安易に脱がせられないという弱点を持ってますが、
逆に子供だからこそ無知を利用してエロハプニングのきっかけに使いまくれる、、、という発想が実に冴えてましたね
しかも、夜々ちゃんだけ無かったなあ。。と思いきや、最後の最後に上手く入れ込んでくる抜け目のなさもまた堪らない
仲居さんと狭霧の破廉恥プレゼントに、ちょっと紅潮しながらコガラシを見つめる朧ちゃん、
先述の四人に、破れかけた服、、、っていうフェチ心をくすぐる夜々・・・と、
色々な女の子の可愛いシーンが拝めた回でありました
それはある意味、最近局地的な恋愛エピソードが続いてたので、改めて様々な女の子の可愛さをアピールする目的の話数にも思えました
ドタバタもあって、ラブ描写もあって、オチもしっかりと決まっている。。という点で総括的な話数にも感じます。

コガラシの青大将(仮)を拝んだヒロイン勢の反応がまた面白かったですね
大抵のキャラは顔を真っ赤にしているリアクションなんですけど、
呑子さんは逆に嬉しそうに注視してるのが気になりました
流石大人の余裕ですね
朧ちゃんは「ほう・・・」って表情で見つめていたり、
夜々も絶妙な表情してたり、
こゆずはよく分かってなかったり、
そういう反応の違いもまたニヤニヤしちゃいましたね
ただ、一番年上の仲居さんがストレートに紅潮してるのはちょっとグッと来ますね。可愛さ的に。


そういうコメディとしての楽しさ、、、の中で、
幽奈、雲雀、千紗希さんの三竦みでちゃっかりラブコメやってたのも見逃せません
コガラシの顔をまともに見つめられない千紗希さんに、そんな二人を見て慌てる幽奈さんと雲雀。。
の様子はコミカルでありながらもニヤニヤ感満載でこれまた素晴らしい出来栄えでした
これまで幽奈さんはああいう反応見せる事とかなかったので、
なんか新鮮でキュートだったな、、、と素直に思いました
この展開のさせ方はラブコメ的でありながら平和でもあって実に巧いな、、、と思いつつ、
こういうシーンがこれからもちょくちょく見られるんだろうか・・・と思うと更に今後のゆらぎ荘が楽しみになりましたね。


最後に、ちゃんとこゆずを反省させたのも良かったです
しかも、夜々ちゃんにも見せ場アリ、、、というのも、
なんだか夜々ちゃんの成長まで垣間見れたようで個人的に凄く胸に来ました
こういう、ハプニングだけで終わらせず、謝るシーンをきっちり入れてくる、入れられる、
そんな生真面目さがやはりミウラさんらしい誠実さを感じさせてくれて良かったです

にしても、朧ちゃんと呑子さんは全く怒ってないところが流石だ。
流石っていうか・・・笑















今週のご褒美
最近めっきり出番少なくなってたけど、
やっぱり個人的には夜々ちゃんが一番好みのタイプだな~って思いました(まる)
勿論、全員好きですけどね!基本的には。

そういえば、バレンタインデーポスターも付いてます
幽奈さん単体(ミウラタダヒロ画)のと、
全ヒロイン(佐伯俊画)のとリバーシブルで。
佐伯俊さんの描いた幽奈さんも見れるんで、ファンなら是非、、、って、
これ実質師弟共演ですよね・・・(佐伯俊さんは元々ミウラさんのアシスタントだった)。
そう考えると、実に感慨深いです。

どれも佐伯さん色に染まってるんですが、
てっしーだけは原作ほぼ完コピみたいになってるのが面白いですね
面白いっていうか、苦労したのかな。。って思う(笑
もしミウラさんがこういうの描いたらどうなるんでしょうね。一度観てみたい。
あと「快楽天の表紙に使えそう。」ってキャラが何人かいましたね(笑
色々な意味で素晴らしいポスターでした。これだけでも正直今週号買って欲しいくらい。




つしまみれ「まりとやよいとみずえのワンマン」@千葉LOOK 17.2.10

2017-02-12 | LIVE
                                      
                                金曜日につしまみれのライブを観てきました。












一言で、「観終わった後おじいちゃんになってしまったライブ」でした
この日は雪が降ってたりしたので傘持参で行ったんですけど、
しばらくは傘を杖替わりにして歩かなきゃダメだったほどに完全燃焼してしまったライブ、、、だったんですねえ
いや、ホント、尋常じゃないくらいメンバーの気合が迸っていて凄かったです。この日はみずえさん脱退のワンマンでした。

この公演はいろいろな地方からお客さんが来てたらしいです(MCより)
北は北海道、南は九州、そして海の向こうのアメリカからはるばる来た客もいたらしくて
物凄くグローバルな客層になっていて流石海外で活動して来たバンドだなあ。。って感じました
ちなみにそんな自分は、はるばるどころか隣の市である市原に住んでるので内心「近くてごめん」って心境でした(笑
でも、メンバーの脱退、という重要極まりない公演を地元で観れたのはすっごく幸運だったかと
こういうのって大体東京でやりますもんね。そういうとこも嬉しかったな。

世の中色々なガールズバンドがいますが、
個人的につしまみれはその中でも一番長くライブに足を運んでいるバンドなんですね
純粋に個々の演奏技術が高いのもあるし、曲も格好良いし、何よりギャルバンってよりかは、サムライ的なイメージじゃないですか?
これはライブを観てくれたら分かると思うんですけど(笑
ガールズバンドっていうのは、一歩間違えればアイドルっぽくなりがちですけど、
つしまみれはそこに一切頼らずまともに生真面目にロックを追及してるから好きなんです
この日もそんなことをつらつらと感じながら終始楽しんでいました。では以下。












つしまみれのアンサンブルは、
長年培ってきた呼吸の良さも相俟って、観る度に「すげえ・・・!」と感じるレベル(段階)だったんですけど
その中の一人であるみずえさんが抜ける。。ってのはファンとしても残念としか言いようのない出来事だったわけで。
複雑な思いを抱えながら参加した訳なんですけど、気が付けばそれすら忘れて狂騒に身を任せている自分がいたのに驚きました
みずえさん、終始めちゃくちゃ笑顔で楽しそうに叩いてたし、こういうライブにありがちな悲壮感がまるでなかったんですよね
なんかそれもまた「すげえなあ・・・。」と実直に感じてしまって、
最高に格好良いこの3人でのつしまみれが“ただ”そこにいた、、、って印象のライブだったんですよね
つまり、ノスタルジーでもセンチメンタルでもない、最後まで「現在進行形」を貫いた・・・って感じのライブでした
現にみずえさんが演りたいって曲を中心に据えたセトリも懐古的な感覚はなく、上手い具合に新旧織り交ぜたセトリでしたしね。


そんなバンドのテンションに観客も始めから呼応していて、
飛び交う怒号に初っ端からクライマックス感ある激しいモッシュピット、、、と
観客のテンションもまた終始ブチ切れてた印象です  押しがやたら激しかったですし、
もう常にぐわんぐわんなってて、どしゃめしゃな感じでそれにも圧倒されちゃいましたもんね(笑
かくいう自分も何度も何度も声張り上げて叫んでしまったんですが。だからライブハウスって楽しいわ。

「Sex on the beach」「おじいちゃんのおズボン」で一気に会場全体をモッシュピットに変えてからは、
もう脱退ライブ特有の緊張感なんかはどこかにスポーンと飛び去ってしまってただただ純粋につしまみれのロックを楽しんでました
久々に聴いた大好きな「敵のテーマ」、美しいメロディと洗練されたアンサンブルが兎角気持ちいい「Road Of Girl」、
基本バラッド調ながらやよいさんの強烈なベースも手伝って未曽有のハイライトを作り出していた「さいあくま」・・・と
セトリも相当いい感じで大好きな曲ばかりが矢継ぎ早に繰り出される構成に興奮しながら聴いていました

中でも、俺がつしまみれと出会った曲である「エアコンのリモコン」が演奏されたのは格別に嬉しかった
あの歌詞の切なさ、メロディの美しさ、唯一無二のコーラスワーク、、、どこを切っても最高でした
流石にこの曲を聴いてるときだけは(つしまみれを知った曲だったのも相俟って)感慨深い想いで聴いてしまいましたね
正直、今まで生で聴いた中で一番クオリティの高い「エアコンのリモコン」だったと思います
もうイントロのコーラス聴いた時点で涙腺ちょっと揺さぶられてましたからね(笑
純粋に音としてもめっちゃ気持ち良くて終始快感だった。


ストレートに力強く鳴り響いた「愛の夢」の凛とした感じ・・・もまた良かった
この曲はこういう趣向のライブで演奏するにはビックリするくらい似合ってる曲だなあ、、、って思ってしまった
「空腹と空白」のシリアスな雰囲気、「NO PUNK」の鬼気迫るオルタナティブなロックンロールの炸裂・・・・と、
激しさ一辺倒なわけでもない、メロディメーカーとしてのつしまみれやどっしりとした音像のつしまみれなど
様々な引出しを提示して見せる(魅せる)構成にも正直めっちゃ痺れてました
「おじいちゃん~」と「Road Of Girl」なんて聞き比べるとまったく別バンドじゃないですか?笑
そのふり幅の広さ、どういう方向性でもちゃんと格好良くなるセンスの高さも素敵だなあ。。ってお世辞ではなく感じていました。

呪文みたいなフレーズが癖になる「はじまりのうた」から再び超モッシュピットが復活、
近年の曲ながらまるで昔からの定番曲のような盛り上がり方が凄かったし、そこもまた「進行形」を感じてましたね
自棄的なまでに叫んで、パンキッシュに駆け抜けた「Doing Nothing」もまたハイライトに挙げたいくらいに強烈だった
歌っていうよりはもう殴り書きの文字みたいに吐き出すボーカルが兎角格好良すぎてテンションも超絶ブチ上がってました
バンドのテンションも、もう這うように音を鳴らすパンクバンドみたいになっててかなり観ていてスカッとしました
帰りの千葉駅でふとこの曲の事を思い出したり、この曲もまたこの夜の一つの象徴のような一曲だったかと

「まつり」「タイムラグ」「JAUGAR」と鉄板の大盛り上がり楽曲を惜しげもなく連発と、
本当に悔いを残さない潔いセトリだな・・・と内心思いつつ、
「タイムラグ」ではまりさんのダイブが炸裂したりこの辺も凄まじく衝撃的で格好良い仕上がりになっていて大満足
そう、、、さっきから「格好良い」って表現を何度も使ってますけど、つしまみれは「格好良い」って言葉が凄く似合うんですよね
本当に命懸けてやってるな。。っていうのがライブに参加するとよく分かりますよ


これまた鬼のような迫力だった「ニンゲン・コーティング」の美爆音もまた素晴らしかった
冒頭からやよいさんのベースとは思えない(笑)尖り切ったバカでかいサウンドが炸裂してた時点で興奮を隠せなかった
これも久々に聴いた「バカ元カレー」とやはり新旧織り交ぜたセトリの構成が秀逸で、
そのまんま「脳みそショートケーキ」に繋げて締めるラストもまたこの日の本編最後としては相応しいものに仕上がっていて
本人の言う通り「思いで作り」などではなく、「今の」つしまみれでただただ攻める、、、ってだけの
「正しいライブ」になってたのが見事だったなあ~って振り返って感じます

この「脳みそショートケーキ」がまた凄かったのよ
まりさんがみずえさんに向けての想いや今の気持ちを強く強く叫ぶように語り、
その後客席まで降りていって、お客さんの中でギター弾いて歌うたって、周りは超絶なモッシュピットで、、、、と
筆舌にしがたいくらいのカオティックな空間が繰り広げられていて、これぞロックでしょ!ってくらいの爆裂模様が超快感でした
目の前でギター弾いて、歌って、お客さんと踊っているまりさんは本物のロックスターだな・・・って思えました
こういうカオスな空間が好きだから、ライブハウスに来てるんだろうな、、、と改めて感じましたね
正にバットで頭殴られるくらいの衝撃、とは、こういう事を指すんだろうな。。と。
自分もめちゃくちゃに踊ったり叫んだりブチ切れてたなあ、、、って思う笑
それくらい・・・
本当に「格好良かった」のよ
つしまみれは、本物のロックンロールバンドですよ。
そう、はっきりと理屈ではなく感覚で思えた尊すぎる一夜でした。ありがとうございました。











スローリーワンダー
ダーウィン
Sex on the beach
おじいちゃんのおズボン
おばあちゃんのブラジャー
敵のテーマ
Road Of Girl
エアコンのリモコン
さいあくま
愛の夢
空腹と空白
NO PUNK
はじまりのうた
Doing Nothing
まつり
タイムラグ
JAUGAR
ニンゲン・コーティング
バカ元カレー
脳みそショートケーキ

アメリカのハンバーガー
おちゃっすか

スピーディーワンダー
パンクさん










「バンドは水物」とか、そういうライブでしか聴いたことなかったような・・・
というくらいのレア曲「アメリカのハンバーガー」も聴けて最高でした
この正統派なロックンロールサウンドが気持ち良いねぇ・・・とじっくり感じつつ、
これまた最初期の「おっちゃっすか」と懐かしいナンバーも満載でそういうとこは脱退ライブっぽさもあって、
そこもきちんと押さえてくる抜け目のなさもまた光ってたなあ、、、と思います

ダブルアンコールでは、「あと2曲・・・いや、1曲だった」って言った後観客から「2曲やって」ってリクエストされてて、
本当に2曲演奏したのがまたあまりにも粋すぎて「最高だな。」って思いました
そういう振りにもストレートに応えられるって凄いことですよ
近年の「スピーディーワンダー」を高らかに響かせ、
最後の最後は「パンクさん」でつしまみれらしく爆裂して終わっていく、、、というニクいまでにカッコヨイ!ライブでした
最後の挨拶の時みずえさん泣いてたけど、自分としては最後の最後に最高沸点を刻んでくれた事に本当に感謝しています
この日、この夜を過ごせて、本当に良かった。今はただ、そんな風に思ってます。新体制のつしまみれにも、大いに期待しましょう。
また暴れに行きますよ。




ヒロシ店長およびルックのスタッフさんも最高ですね・・・
ツアー初日でもないのに、デカポスター作ってくれた心意気が素晴らしい!!



青のフラッグ 第2話 感想(ジャンプ+掲載)

2017-02-11 | 青のフラッグ












無事にPCの買い替えが終わった。この一週間、まともにネットが出来ずに大変だった。











俺は携帯電話を持ってないので、
ネットの漫画は必然的にPCでしか読めないんですが
先週の土曜にもうガタが来てたやつが壊れて、で、中古でいいのを買った、、、つもりだったんですが
正直ありえないレベルの不具合ばかりが発生しちゃって「敢えて高めのを買ったのに、、、」と完全に絶望したんですよね
月曜日に仕事終わった後また持ってって直してもらったんですけど、
直ったのは一時的なもので、結局直ってねえじゃん。。って
物凄い怒りが爆発して・・・・・、
爆発したっていっても内気ですから別に誰に向ける訳でもなく自分の中でマグマを燃やしてただけなんですけど(笑
今日またその店に行って、無事に返金してもらって、もうその店では買わずに地元の近いとこで買い直してここに至る、、、って感じ
ようやくジャンププラスも見れるようになって、正直嬉しかったですね。。 
でも、今回の事で「予備のPC用意しとかなきゃ。。」って思いましたね
スマホとか持ってるんなら別ですけど、
持ってないし持つ予定もないのでそれくらいはしとこうかな、、、って感じました。



で、「青フラ」ですが、めちゃくちゃ面白いです・・・!
先週も書いた通り、空勢さんの存在だけで闘える漫画だなあ、と2話でも深々と感じました
問答無用に可愛く、
問答無用に面白い、
問答無用に健気で、
問答無用に純白で・・・・と
「女の子の可愛さ」の全部を詰め込んだような素敵過ぎるキャラクターに仕上がっております
惜しむらくは、ここまで強烈なキャラクターを作り上げたのだから、紙媒体でやったらもっと受けたんじゃないかな。
とか、そういう風に思っちゃう事なんですけど、それはまあクオリティには関係ないのでいいとして・・・。

KAITO先生は、青春漫画の旗手、とか、そういう風に紹介されてましたけど
その煽り文句に一切間違いなどはなくて
この第2話を読んだら、
実直に「青春漫画の旗手じゃん。」って思ってしまいました
どこを切っても青い春、
どこを切っても思春期、、、
そんなKAITO先生の特性を最大限に生かした横綱相撲的な漫画に仕上がっているなあ、、、と
そう考えると、ある意味思春期のそういう機微を理解してくれる(であろう)年齢層の高いプラスなのは悪くはないかも
多分ヤンジャンとかでもこのクオリティなら通用するんじゃないか?って思いますけどね(笑


兎に角、空勢さんが、可愛い。
彼女の一挙手一投足から目を離せない、
眩しいくらいに純な思いにいちいちキュンキュンしてしまう・・・
KAITOさんのこれまでの漫画の中でもずば抜けて「キャラが立っている」物語だと思うんです
マスコットキャラみたいにキュートで、でも、思春期の乙女らしい素敵な恋心も持ち得ていて、、、と、
太一が惚れるのにいちいち理由とかが必要ないくらいの圧倒的なキャラクター力を含んでいると感じるんです
っていうか、もうシーンとか演出を見ただけで即座にキャラの心情が理解出来るくらい完成されてると思うんですね

だから、何も考えずに、何も含ませずに、
ただただ単純にこの青春ワールドに引き込まれて欲しい・・・俺の願いはただそれだけです
特に「とらドラ!」とか好きならきっとハマると思いますよ!


もちろん、ただ恋愛ってだけじゃなく、
きちんと「ラブコメディ」になっているとこも見逃せない
特に「揉み方」のところではあまりに直なネタ過ぎてニヤニヤが止まりませんでした・・・笑
まさかKAITOさんの漫画で〝エロゲ”ってフレーズが出てくるとは思わなんだ。
その上で、ラスト付近には思春期真っ只中!な回想も含ませたりと、
ラブとコメの塩梅も良く、
この辺りのバランス感覚は間違いなく進化されてると思います
これを読んで、「やはりKAITO作品は良い。」と確信的に感じれました
無料で読めますし、今ならまだ話にも追いつけるので、是非読んでみてください
このブログで取り上げている作品が好きな方なら、アンテナ的に引っかかると思う。8割の確率で。











思わずトーマに嫉妬しちゃってる太一も可愛かった・・・笑
男の子「も」可愛く思えないとラブコメは物足りないので、その意味合いでも良かった
この先の二人の関係性がどうなっていくのか、、、本当に「見逃せない」漫画に早くもなりつつあります

それと、トーマの「歯がゆく思ってたり~」のセリフは個人的に感情移入してしまいました
自分なんて本当に周りと比べて上手くいかないこと「しか」ないですから・・・。
目を背けたい現実ではあるんですけどね。
だから、
そういう心情をきっちり描いてくれるKAITOさんの漫画がやっぱり大好きだ、とも思えました。
誰が何と言おうとも、この想いが伝わらなくても、そうはっきりと断言出来ます。
だから、これからも精いっぱい足掻くつもりです。全力で・・・。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第49話「乙女の秘密と狭霧さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年10号)

2017-02-09 | ゆらぎ荘の幽奈さん









月曜日以来に(ネットに)繋がったので、書きます。








なんかここ数日ずっとネガティブモードでね・・・
考えれば考えるほど最悪の結論に至ってしまうのが辛いんですが、
それでも結局はもがくしか出来ないんですよね・・・。すべてが空しいですけどね、今は。

でも、何故でしょう、
自分の“好きなもの”に触れてると結構「忘れてる」事も多いです
夢中になる、、、って事は、つまり、それ以外頭に入らないって事じゃないですか?
四六時中自分の存在価値云々に関して思いを馳せていると(馳せる必要の是非はあるんですが・・・)、
常にどうしようもない答えに行き着いてしまうので、漫画やアニメなどはそれを抑止する力があると思うんですね

なんでこんな事を書いているかというと、一つはもう仕様の無いくらいに心身がアレな事になってるから、なのと
純粋に「ああ、こういう時間には救われているなあ。」って感じる時間が今週は多かったから、、、なんです
こんな事書いても「あっそ。」程度にしか思われないかもしれませんが、自分にとっては本当に大事なことなんですよね。



で、今週の「ゆらぎ荘」です(いちいち前置きが長いよ・・・笑)
今週は、すごく良かったですね
ガチンコのラブバトルっていうか、
本音のガールズ・トークっていうか・・・
個人的には、狭霧の反応がもっとも気になったというか、
他のヒロインたちに比べてそこまで自覚的ではない様に見えるんです
だからこそ、今回のこれをきっかけに目覚めていきそうな予感もあったりして、
今週は狭霧がもっとも気になる回だったなあ、、、と思いました オチも彼女が全部持っていったしね(笑

そしてもう一人、気になったのが千紗希さんの反応です
そりゃ、彼女は他のヒロインの気持ちを後押しした立場でもあったのだから、
今更「自分も好きです。」なんていったら変な風に思われても仕方がないと思うんですよ
でも、幽奈さんも雲雀も、それに対して何も咎めはしなかった
「ライバルだけど友達」
その言葉が、千紗希さんにとっては何よりの“救い”だったんでしょうね
誰にも打ち明けられなかった、自分の本当の想い・・・。
あの涙に、
千紗希さんが抱えていたもの、
そして、友達の気持ちを思う優しさ・・・のようなものが含まれている気がして(あくまで個人的にね)
なんだかグッと来てしまいました

ゆらぎ荘は、コガラシさんかっけー。的な展開から(まあそれはこれからもちょくちょく挟むとは思いますが)、
そんなかっけー。に魅せられたヒロインたちがいよいよ自発的に動くフェーズに突入しているんでしょう
それは、純粋にコガラシがやってきた事がヒロインズの心を動かした、、、という証拠でもあります
これからどんどんラブコメ的なエピソードが展開されていく・・・かと思うと至極楽しみです
自分はミウラさんが描く真っ当で誠実な恋愛模様のファンでもありますので。


それにしても、
今週の狭霧は面白かったな・・・笑
テーブルに近づけさせないアレは
コガラシからして見れば単なる奇行でしょうけど、
でもぶっちゃけ明らかに「聞かれちゃいけない内容」じゃないですか?
だから、どっちの言い分も分かるっつーか、なんかコメディとして冴えてんな〜、と。
狭霧の止め方も凄く脳筋っぽい強引過ぎる止め方でそこも個人的にはツボにハマった回でした

そんな狭霧がヒロインズの独白に逐一紅潮したリアクションを取るのも面白かった
そんな中で、狭霧自身もコガラシを意識した回想を繰り広げてるので、彼女の意識の変遷にも上記の通り注目な今後の「ゆらぎ荘」です
また、コガラシがここまでモテモテでもなんの違和感もないのが何よりも凄いと思うんですよ
それだけの事を彼はちゃ〜んとやって来ましたから。
それはファンとして誇るべきポイントの一つ・・・でもあります。食い気味にね!











ネットになかなか繋がらない状況が続いてたので、感想の更新が大幅に遅れました
携帯電話持ってないので、パソコンがアレだとこういうことになっちゃうんですよね
やっぱ感想書くの楽しいな・・・って純粋に思いました
特に自分は孤独な生活を送ってるので(爆)
そろそろ本腰入れてなんとかしなくちゃ。。




しばらく更新不安定のお知らせ〜PC破損とその後の諸々と

2017-02-06 | ブログ関連







先週の土曜日、使用していたPCがご臨終になりました
で、翌日新調したんですが、それがもうどうしようもない感じのPCで、昨日なんてもうどこもアクセス出来ませんでしたから
今日仕事終わってから急いで見てもらいにいったものの、結局「直ってねーじゃねーか!」みたいな感じで正直疲れ果てました
リアルに「勘弁してよ・・・。」って号泣しそうになりましたからね(笑

そもそも、前使ってた奴はもうずっと前から調子がおかしくて、
でも何の対策もせず使い続けてたから色々とさらに可笑しいことになっちゃって、
今回の件にしてももっとどうにかなったんじゃ・・・と思わなくもない
なんだか信じられないくらい落ち込みましたよね。


使っててストレスしか感じないので、今使ってるのは絶対にどうにかしてもらうとして、
まともに更新が出来るかどうかも正直分からないんですよね
取り合えず今日はもう心労と憤りでクタクタです
「30分で終わりますから。」って言ってたのに、
1時間以上掛かるし、、、最低ですね。


もし、なんか更新があったら「クソPCで頑張ってるんだな。。」って思ってください・・・笑



セイントテールのBlu-ray BOXを買った話~自分の世代のアニメを観返すのが面白い

2017-02-03 | 怪盗セイントテール
我が家にセイントテールがやってきた!



そう・・・1月にセイントテールのBD-BOXを買ったのです
それをわざわざなんで記事にしてるのかと言うと、純粋に嬉しかったからです(笑
セイントテール、、、大好きなアニメでした
子供の頃はとにかくシスターが好きだった記憶しかなくて、
最近調べたら主題歌が女優の松雪泰子とかなんですもん
オシャレ度というか、アダルト度半端ないですよね・・・。

DVD-BOXはよく買うんですけど(この間も「きんぎょ注意報!」を購入。正月にずっと観てた)、
流石にBD-BOXになると、しかもこの作品年間放送のアニメでしたから、相当お高い事になっちゃってるんですよ
かぐや様風に言えば「お可愛くない値段」だったので、正直ちょっと迷ったんです
でもなんか、(自分にとって)大きなお金を失うよりも、
「観たい。」って気持ちが上回ってしまったので
気が付けば通販サイトで買ってました
なんか、こんな高い買い物したのも随分久々な気がして、その意味では懐かしかったですね・・。懐かしかったというか・・・笑


今週は朝に支度したりPC起動して色々チェックしている時とかにずっとセイントテールのアニメを流してました
寝る前に「きんぎょ注意報」流して寝たり、或いは帰って来てから「きこちゃんすまいる」を観たり(BOX出てくれ)、
完全に気持ちが子供のテンションに戻ってるな。。というのをひしひし感じてます
やっぱり、「自分の世代のアニメ」はある意味特別で聖なるものなんだな。。って最近はよく思います
すごく、楽しい・・・
楽しいというか、楽しいとか面白いとか可愛いとか演出がとか、
そういうのを全部飛び越えて、はっきりいって自分の“血”なんですよ
血、としかいいようがない
何度も観返してると、そんな風に強く感じるんです。

なんで少女漫画原作のアニメが多いのか、って言えば、俺は姉→自分→妹・・・という家族構成なので
正直「どうしたってそうなっちゃうよ。」って感じなんですが(女姉妹に囲まれてる訳だし)、
でも、嫌だった記憶とかがまったくなくて
姉が楽しんでるから、
妹が楽しんでるから、
きっと楽しいんだろう。って、
ある意味物凄く純粋な思考回路で楽しんでた気がします(今振り返れば)
そういう、、、昔大好きだったものを、掘り起こしたい、自分の“血”を確認したいモードにも最近はなって来ています
だから今年はもっとそういうルーツの感想も書きたいです。現時点であんま書けてないけど(笑


で、このブルーレイボックスは正直イイですね
全8枚が1つのパッケージにまとまってるので、単純に取り出しやすい。
装丁もオシャレだし、全部ピクチャーレーベルになってるのも良い感じ
特製ブックレットも当時のバックボーン含めて詳しく書かれてるし、
原作絵の美しいボックスも素晴らしい。

個人的には、セイントテールのメッセージカードが入ってたのを観た時はめちゃくちゃ感動しましたね・・・笑
これ直筆だといいなあ、なんて←

あと、ブルーレイだけあって、確かに画像がブラッシュアップされてます
90年代中盤のアニメですが、割と今観ても違和感ない画質に仕上がっています
だから、ある意味リニューアル的な側面もあって本当にセイントテールが好きなら買い、、、って感じのボックスです
勿論内容はそのままですよ(笑


セイントテールが美しく、
ちょっぴり大人なストーリーラインも当時の流れからすると異質で良いんですが、
全体的に過剰に子供っぽくする事を避けて、エレガンスにスタイリッシュに演出する事を心掛けている作劇に思えます
可愛く、よりも美しく、キラキラ、よりも艶っぽく・・・まず、主題歌が松雪泰子/松田聖子な時点で徹底されてはいるんですが、
魔法少女的な側面を持ちながらも純正の魔法少女ではなくあくまで「泥棒」として立ち振舞い、
泥棒的な側面を持ちながらもそんなイメージとは一線を画す優雅さと煌びやかさをしっかりと魅せつける。
時代の流れの中で生まれた様で、ある意味そんな流れに対する一種のカウンターのようにも思えるのです
もちろん、当時観てた時は「はー、大人っぽいなー。」ってだけで
こんな面倒くさいことなんていちいち考えてはいなかったんですけど(笑
ただ、兎に角“シスターが大好きだった”という事が何より一番色濃く記憶に残っている「怪盗セイントテール」
そんなセイントテールの可愛さを含みつつも、最終的にエレガンスに決めてみせるセンスにこれからズブズブ浸っていきたいと思います











今年は自分が子供の頃に観てたアニメ作品のBOXやビデオをいっぱい集めて、
どんどん積極的に幼児退行していきたいと思います(笑
なんか、こう・・・
年齢は決して若返りはしないけど、
憧れてたキャラや作品に触れ返すと気持ちだけは昔に戻れる気がして・・・。

でも、今このタイミングで色々観返したくなったのは、ただノスタルジーってだけじゃない。
純粋に、一度大好きになったキャラを忘れたくない。ずっと大好きでいたい。
そんな想いが沸いて来たからこそ、、、なのかもしれません
まあ、全部を全部思い返すほど時間が無いのも事実なんですが、
ルーツを掘り起こしてしっかり血を確認する事で、今好きなものとの因果関係も見えてきたりもするんですよね。
そういう意味でも、ルーツの掘り下げって重要だと思います。セイントテールもそんな俺の確かなルーツの一つなんです。


それにしても、アスカJr.、今観ると可愛いな・・・笑
女装させたい



KAITO先生新連載!「青のフラッグ」 第1話 感想(ジャンプ+)

2017-02-02 | 青のフラッグ









最初にジャンプで広告を見た時、「ネット漫画かあ・・・。」って率直に思いました
俺の使ってるPCって中古の大分ガタが来ちゃってる奴だから不具合やフリーズが頻繁に多発するんですよね
だから、「ちゃんと読めるかな・・・?」と思ったら、案の定表示されないページがいくつかあって、
何度もアクセスしてようやっとちゃんと読めた感じでした
やっぱり漫画は紙だわ。。と思いつつ、
KAITOさんならばチェックしないわけにはございません
前作のバディストライクの時、毎週一回も欠かさずファンレター(or葉書)送り続けましたからね!(ドヤ顔)

KAITOさんはサンデーの「暁の暴君」のアシスタントをやっていたそうで、それは打ち切りになっちゃったんですけど
その後もサンデー作家の飲み会によく出席してて「天野めぐみ」のねこぐちさんと絡んだりもしてたんで
なんとなく「これサンデーに行く流れかなあ。」って漠然と考えていたんです
そしたら、普通にジャンプ+じゃないですか
普通に・・・
っていうか、恐らく本誌ではダメになったからネットに流れたと思うんですけど
やっぱり、前作の11週打ち切りっていうのはファン的にも相当堪えるものがあって、
どうでもいい作家がそういう目に遭っても「ふーん。」で済むんですけど
ファンレター出すほど好きな作家がそういう事になっちゃうと、「ああ・・・。」ってなっちゃうじゃないですか
その傷を引きずり続けたままここまで来てたんですけど、まさかこんなに復帰が早いなんて思いもしなくて、
結構心情的にはこんがらがってましたね(笑

俺はこんなにKAITOさんの事大好きなのに、
世間はそうでもないのかな。ってよく考えてて
それで「うーん・・・。」ってなっちゃう事も多かったです
人の好みはそれぞれだから、それは仕方無い事ではあるんですけど、
例えば「クロス・マネジ」の4巻の28話にずっと練習し続けたプレイを、
ようやく初めて成功させる事が出来て言葉にならない喜びを感じている深空のシーンがあるんです
ああいう場面の、、、本当に純朴で胸に来る、堅実だからこそリアリティをもって感動が伝わって来る、
そういう素晴らしさを伝えたくて伝えたくてどうしようもない気持ちに駆られたりもするんですよね
そういう意味じゃ自分はなんてちんけな存在なんだ。。と感じる事もあったりもするのですが(笑
とにかくKAITOさんに「勝って欲しい」
漫画は勝ち負けじゃない、
そんな事ははっきりいって承知の上で、
それでも敢えて「勝って欲しい」、そんな風にずっと思ってるんです。



今作「青のフラッグ」は恋愛漫画です
分かりやすく他作品の名を挙げると、KAITOさん流の「とらドラ!」ってところでしょうか
つまりは、既に好きな相手がいる女の子の恋を応援する、、、って感じです
その過程で発生する甘酸っぱい青春の物語。。という印象の漫画で
早くも面白い、
そして、続きが気になる作品に仕上がっています
現時点で太一は空勢さんに恋なんかはしていないけど、
多分これから色々な経験を経て恋していっちゃうんじゃないかな~、って思うと楽しみですね

途中、太一が空勢さんに怒ったシーンがありました
自分の云う事をすべて真に受けて、その結果髪をショートにしてしまった事に罪悪感と苛立ちを感じて
思わずやり場の無い怒りをぶつけてしまう、いかにも思春期っぽいシーンなのですが
なんかその・・・そうなっちゃった過程もちょっとリアルで良かったんですよね
「あの人が好きだ」って言ってる子に、初めから「無理だよ。」とは言いづらいじゃないですか?
正直本命っぽい女の子がいるとはいえ、それが本当に本命なのかも分からない訳で
そこは幼馴染だけど疎遠気味~って設定がめっちゃ活きてるんですよね
だから、「曖昧だったから」、なんとなく協力した~って流れだと捉えてるんですけど
まさか髪を切られちゃったら、話が別になって来るじゃないですか(笑
なんかそのね、リアルでありそうな流れっていうか・・・
そういうのがKAITO流って事なんですよね
身勝手ではあるけれど、
なんでもホイホイ言う事聴いてこられたらああいう風に怒ってしまう気持ちも分かるし、
確証がなかったから、最初から言わなかった気持ちも分かるし、、、

太一は、恋愛漫画の主人公でも頼れるタイプだったり、気が効くタイプだったりはしません
普通の人と同じようにコンプレックスを感じ、卑屈な一面も目立つ至って有り体な少年です
だからこそ、ここから成長してくであろう成長型の主人公なのです
空勢さんも、また同じです
誰もが羨むスーパーヒロインではなく、
コンプレックスだらけの、欠点だらけの、ちょっと歪だけど、そんな部分がいじらしい可愛い女の子です
でも、そんな風に、一歩一歩成長していくタイプのラブコメがあったっていいじゃないですか
太一も、空勢さんも、まだまだこれから、二人の成長も進展も、まだまだここから。
KAITO流なのは、こと恋愛漫画になっても驚くほど変わってませんでした
最初がダメだったからこそ、
一歩一歩踏み出して変わって行く、そんな誠実で堅実な作劇―――――――。
まだまだコンプレックスだらけの太一が変わっていく過程を拝むのも、
まだまだ引っこみ思案の空勢さんが変わっていく過程を拝むのも、個人的にどっちもめちゃくちゃ楽しみなんです
どうしたってシンプルには行かない、複雑に絡まって行く(であろう)恋愛作劇、これから毎週ジャンプ+で読むのが楽しみです
気が早いですが、コミックスで読めるのを今から心待ちにしています。







ああ・・・肝心な事を書くのを忘れてました
今作のヒロインである空勢さん、めっちゃキュートでむちゃくちゃ可愛いです・・・笑
今までのKAITO作品にはそこまでいなかったような、小動物系の健気でいじらしい女の子です
表情も豊かで、仕草も女の子女の子しててキュンと来ちゃう、太一が恋して行く(でしょう)のも納得の可愛さに仕上がっています
こんな女の子とのラブストーリー、それが無料で読めるのに、読まない手はないですよ。
3度目の正直、今度こそ真っ当に評価されて成功して欲しいです。応援の想いを込めて・・・。

余談:
個人的にバトルえんぴつが出て来たのがすっごく良かった、っていうか、世代ドンピシャなんで興奮してしまいました・・・!
また、いっぱい遊ぶ為に、いっぱいバトえん持って来る空勢さんめっちゃ可愛いなあ(笑
そういう「純粋なヒロイン力の高さ」もすこぶる高い新作に仕上がってるんで、
なんの先入観もなしに読んでみてほしい
そして、KAITOさんらしい「コンプレックスとの対峙」の表現もところどころ冴え渡っているので、
そういう意味ではクロマネやバディストが好きだった方にも響くんじゃないでしょうか。って事でやたら長くなってしまいましたが、これからも推していきますので。



古見さんは、コミュ症です。 コミュ57&RYOKO VOL.14 感想ほか(週刊少年サンデー2017年10号) 

2017-02-01 | RYOKO






全体的な感想です。








古見さんは、コミュ症です。 コミュ57 プリクラです。

美しい・・・


うーん、こんな青春送れてたらなあ・・・(遠い目)
ほぼほぼおそろのキーホルダーって事でしょ、要は。
これは、、、
只野くんに一発デコピンでもしないと俺の気は治まらないな!(血涙)
こんな、青春の、甘酸っぱくて、それでいてキュンと来る、そんな1カットを切り取られたら、
素直に「脱帽です。」って降参するしかないんですよねェ・・・。

この漫画は、基本コミュ症ギャグなはずなのに、
時折こういう凄まじい青春の匂いのするお話を繰り出してくるのがホント堪らないです
女の子と、学校で、キーホルダー交換、しかも、向こうから、恥ずかしそうに言って来てくれる、、、、、実に最高ですね!(超笑顔)
そりゃ交換するわな。って頷きまくってしまった上に、その後の雰囲気は恋人そのものじゃないですかー!やだー!

・・・って、年がいもなくキュンキュンさせられてしまったワンエピソードでした
この漫画、大好きだし、コミックスも毎巻買ってるけど、正直これ以上ブレイクして欲しくない気持ちもあります(笑
分かる人だけで、じっくりと楽しんでいたいこの感じ、、、って言っても個人的過ぎますよね笑
なんかもー、「勝手にやってて(照)」ってテンションになってしまうお話でした
なんだかんだいって、古見さんに一番似合うのは只野くんなんだよね。
古見さんみたいなキャラを幸せに出来るのは、主張の激しいイケメンキャラ、ではない。
さりげなく、目立たないけど、側に居て後押ししてくれる。そんな只野くんみたいなキャラこそ相応しい。
そういうキャラクター配置に関してもちゃんとした必然性を感じる傑作だと思う。今週は特に素晴らしかった、ここ最近で。

しっかし、最近と言えば、最近のプリクラめっちゃ進化してるのね。
や、今週描かれた内容で、「こんな事も出来るのか!」って思ったんですけど笑
すっげえ写真のタイプが多い上に、演出の仕方も多岐に渡ってるなあ、、、と
素直に感心してしまいました
プリクラことプリント倶楽部がなんだかんだ廃れないまま現役な理由が分かった気がする。
そして、プリクラに興味津々な古見さんも可愛かった!!



RYOKO VOL.14 MOVE SOMEONE'S BUTT Ⅰ

カワイイ。


な、なんて可愛いんだ、料子・・・
それまでラブコメのラの字もなかったのに、
今週いきなりラブコメになっててビビりました
そして、案の定キュンキュンしてしまいました・・・笑
市原さん、、、あんた、ホントにラブコメ大好きなのね。
増刊のラインナップもラブコメばっかにしちゃって。。
市原編集長のラブコメ偏執傾向にも困ったものですな(超笑顔)(もっとやれ)

とはいえ、別に“たまたま”なんでしょうけど笑
逆にいえば、だからこそ胸ときめいてしまったとも言える
しかもこの漫画って女の料子が主人公でしょ
普通、男子が女子にドキマギするのが少年漫画であるのに、
この漫画に限っては女子である料子が男子にドギマギしちゃってるワケ
それって・・・最高じゃないですか(笑
そう、
男の子に動揺しまくる系女子ももっと拝みたくてね。。
また、向こうが全く無意識なのも料子の意識し過ぎなのが伝わって来て逆にイイんですよね

これまでの料子は、人間離れした戦う女の子、的な側面でしか描かれてこなかった
まあ、師匠に対してはまた違ってはいたんだけど笑
だからこそ、
今週のような内容を織り交ぜていくとまた親しみやすさも増えて良いんじゃないか?って思いました
また、この絵柄にラブコメちっくな内容って、純粋に似合ってもいるんですよね
不意に訪れた男子との同居に動揺して紅潮する料子の様子を見てたら、
「料子も年頃の乙女なんだなァ、、、」って素直に思えて
ただ単に自分がラブコメ大好き人間だから、というだけじゃなく
そういう牧歌的な意味合いでも秀逸だったんじゃないか。って思いました



出し惜しみしないスタイル(感心)


また、長芋と困惑しながら戦っている料子も可愛かった
そもそも、「長芋と戦う」ってのがまずシュールな訳なんですが笑
さりげなくパンチラ、、、じゃなく、パンモロも披露、、、と
またも「だめてらすさま」の主人公が羨むんじゃないか、っていうくらい
あっさりとパンチラさせていたのも印象的でした
なんでしょうね、
特に男の作家だと格好付けてそういうの描きたがらなさそうじゃないですか?
でもこの作家さんは初回から凄く平気の平左で、出し惜しみなく描いてるんですよね
なんかそういうトコも変なこだわりがなくていいなあ。って思うんですよね
料子が守られない、
むしろ、男の子も含めてみんなを守る逞しい女の子なのも好きだし
この漫画は改めて色々な定石を外しながら奮闘している漫画なんだよなあ。ってつくづく感じました

なんか今週の料子は惚れ惚れするくらいに可愛かったし、格好良かったです
今週までずっと血なまぐさいイメージが付きまとっている印象もあったので、
たまにこういうガス抜きを定期的に行(おこな)って欲しいかも。。と。
料子可愛いよ料子(←しつこい)。












◆MAJOR 2nd

今更ですが、
眉村が結婚して子供を作ってる、しかも、2人も・・・ってだけでシュールですよね
正直感情の無いロボットみたいなイメージしかなかったんで(笑
これ何度も書いてるけど、ミチルが眉村の子なんて信じられないわ
よっぽど奥さんに似たか、
或いは本当の子供じゃないパターンか?って思うわ笑
それくらい、眉村からは想像が付かないくらいミチルは可愛いですね・・・
もう既に元々のヒロインが霞んじゃってますもん。満田さん、ミチルちゃんを正ヒロインにしましょうよ。英断、頼みます(真顔)。



◆だめてらすさま

面白いなあ・・・
どんだけ女の子のパンツ見たいんだよ(笑)。って思いつつ、
でも「天野めぐみ」の学は毎回のようにめぐみのパンツ見てるよな・・・って思うと
その格差に笑えます っていうか、今週これ読んだ後にめぐみ読んだんで、
「漫画によってこうも(パンチラの)ハードルが違うのか・・・!」と笑いが止まらなかったです
見開きのシーンの青春っぷりも流石。



◆舞妓さんちのまかないさん

この漫画、ずっと思ってたんですが雰囲気がサンデーを越えて青年誌、
もっと具体的に言えばスピリッツに載ってそうな漫画ですね
内容も、本当に派手さとは掛け離れた地味そのものなストーリー
しかし、逆に言えば、今の少年誌ではサンデー「しか」掲載を許されない類の漫画だとも思う
こういう作品を推す様になったという事は、サンデーもいよいよ本当の意味で他誌の真似を断絶したんでしょうか。

あと、キヨちゃんの表情がいちいち素敵過ぎです。この漫画がどうなっていくのか、凄く気になる。



◆魔王城でおやすみ

やべえ、スヤリス姫の裸、やべえ(笑)。
この漫画もごくたまにエロネタ入れて来ますよね・・・
また、姫がデフォルメとはいえちゃんと隠してるのが良かった
無表情キャラとは言え、流石にそこの羞恥心はあるのね笑
そりゃ満たされるわ、っていう。
俺も見たいもん

しかし、最後の煽り、「Bはある」ってホントかよ笑
どーみてもまな板キャラにしか見えないんだが・・・
意外と着痩せするのか?
いや、Bで着痩せって表現もおかしいんですけど、、、(笑)。



◆初恋ゾンビ

この漫画、途中から読んだので
最初の頃、具体的に1年前くらいはBLだと思っていました
それくらい指宿くんはただの美少年にしか見えない・・・
そして、このオチもまたホモォな意味合いに思える・・・笑
なんか色々失礼な感想で申し訳ない。

でも、確かに、普通の漫画なら江火野のおっぱいヒャッホウ!って展開なはずですよね・・・。
そういう意味じゃこの漫画も相当オリジナルなことやってるわな。











「だがしかし」の餅太郎考察も面白かったです。

・・・本当は、
一日2記事がマジでキツくなって来てたので、
諦めてめぐみ一本に絞るつもりでしたし、そう記述もしたんですけど
今週のサンデーがあまりに面白過ぎたんで、どうしても感想を書きたくなってしまいました
やはり市原編集長の作るサンデーが自分にはかなり合っているみたいです。最近のサンデー、面白いもん。




天野めぐみはスキだらけ! 第60話「家だけに・・・」 感想(週刊少年サンデー2017年10号)

2017-02-01 | 天野めぐみ&古見さん
                                      
                                      危ない・・・笑









なんというか、
今週「だめてらすさま」で主人公があんなにヒロインのパンツ見たがってたのを見た後に読むと、
いとも簡単に・・・むしろ、見え過ぎるほど見えちゃってるこの作中観が異常にも思えますね(笑)。
天野めぐみのパンツなら、簡単に拝めるんですよ奥さん・・・!笑

しかし、だからといってエロさだけかっていうと、
ちゃんと「無防備カワイイ」雰囲気も出せていて流石だな。と思いました
結構、他のサンデーの漫画と比べるとあまりにも出し惜しみが無いんで逆にオリジナルに映るのがこの漫画のおいしいトコロですが、
それはそれで尖ってて悪くないんじゃないですかね笑
真冬でも余裕で「スキだらけ」になれるめぐみはあらゆる意味で凄いな、と(超笑顔)。



誰・・・?


ただ、途中から視点キャラが変わっていました
最初は学の視点から始まったのに、最後はめぐみの視点で終わってる、、、という
この辺の、、、トリッキーというかなんというか、自在に視点キャラが変わる感じも
よくよく考えればかなりオリジナリティあるんですよね
そもそも、「隙だらけ女子」という設定の時点でオリジナルではあるものの笑
男子が無防備な女子を見れてラッキー、って話だったのに
女子が思わせぶりな男子との会話で赤面、って話になってるんですもんね
正直後半の流れには素直にときめいたんですが(笑
個人的に、
男の子に素直に夢中になる女子の視点が好きなんだろうなあ。。ってのを強く感じたエピソードでもありました
めぐみもめぐみで、なんだかんだでムッツリなんだろうな・・・と(笑


でも確かに、自分の家も「うち」で、他人の家も「うち」ですもんね。
「うち来いよ」ってセリフも「うちで普段何してる?」ってセリフも両方通じますもんね
そういう意味じゃ、良く考えられたギミックではあります
そして、本当に学がめぐみの捉えた方の意味合いで言ってたんなら、かなりのオラついてる系男子ですけど笑
それで何度も赤面しちゃうってのは、めぐみは強引なのは強引なので嫌じゃないんですかね
それはそれで、めちゃくちゃ可愛いんですが・・・笑

最後に捉え方の違いに気付いて、紛らわしいとプリプリ怒るめぐみもキュートだったし、
今週はコメディ面で秀逸さを表現するタイプの「天野めぐみ」が楽しめたかな、と思います
この漫画はどんどんどっちが主人公なのかが曖昧になって来てますけど、
それはそれで面白いし、違和感もないので
このまんまダブル主人公みたいな形で進んで行って欲しいです
余談ですが、勘違いしたまま積極的になっちゃう、そんなめぐみもいつか見てみたい(笑










しかし、めぐみはサンデーの現ヒロイン勢の中でも一番体重が上っぽいですよね
今週なんとなく読んでてふとそんな事を思いました
そして、そんな体型の女子が自分は大好きです!(宣言)。