サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

深淵へ——— 透明人間の骨 第十二話「邂逅」 感想(ジャンプ+)

2017-12-19 | 荻野純










あれから、
花は死ぬことも出来ず自首する事も出来ず
ずっと透明になったまま彷徨い続けていました
ある意味答えが出せてない、曖昧な状態が続いてるんだと思いますけど
恐らく人生には今週のような期間も必要なんでしょうね
迷走するのも
混迷するのも、
妥協ではなく(きっと)選択肢の一部だと思うんですよ
何も選べず、
何処にも行けず、
ただ“誰にも気にされないで”
一人で深淵を歩き続ける花の心境が演出によって伝わって来る、そんな回でした。

おそらく、これを19ページとかでやってたら
とてつもなくストーリーが進むのが遅くなってたと思うんですけど、
31ページだからこそ贅沢にページを演出的に割り切る事が出来るというか、
ある意味「31ページ連載である必然性」が如実に出まくっていたお話だったかと
個人的にこういう痛みを伴うくらい冷徹で淡々としている漫画は大好物なので、
その意味でもセリフではなく行動で花の孤独感ややりきれなさが伝わって来て良かったなあ、と。


透明人間の骨と出会うシーンは、
ヤンジャンに掲載された読切でもあったシーンでした
ただ、あの時よりも今回の方が意図はよく伝わって来ましたね
あの骨は、きっと花と同じような境遇の人が何も答えを出せずに、
ただ一人で寂しく息絶えていった痕跡・・・なんだと思います
そして、それがある種の“罰”でもあったのかと
ずっと透明なまま、
金輪際誰にも気にされずに寂しく生きる、、、
それが今現在、そして「これから」も?な花の相様ですが、
最後に一人部屋の中でじっと待っている栞の存在・・・がネックになって来そうな予感もします

取り敢えず、毎週毎週オチが気になるものに仕上がってるのが改めて「良い漫画だなー。」って感じますね・・・笑
来週分もまた楽しみです。そして、コミックス2巻は今日発売!帰りに買って来ます♪




THE NOVEMBERS「Hallelujah」全曲レビューその7「時間さえも年老いて」

2017-12-18 | THE NOVEMBERS「Hallelujah」全曲レビュー












この曲を初めて聴いたのはライブでした
その時はノベンバ印のサビでシャウトするロックンロールの亜種、って印象だったんですが
実際に音源が出て歌詞を読んでみるとただチャンスや運命の出会いなんかを受動的に待っている、
そんな行為、というか概念に対するアンチテーゼ的な要素が強いメッセージ・ソングでした。

重厚感のあるビートに、
ガンガンと鳴るドラムの気持ち良さ、
サビでワンフレーズを繰り返す思い切りのいい構成など
緊張感のあるアンサンブルにある種のポップさが混じって
ハードコアでありながら聴きやすい小気味良い一曲に仕上がっています
過去の曲で言うなら「observer effect」をちょっと聴きやすくした感じ・・・かな?


結局、待ってても誰も来ないし
期待しても奇跡なんて起こらないし
自分を変えてくれるエピソードなんて早々なかったりするので、
そうではなく、
手前から動いて会いに行け
手前から頑張って奇跡を起こせ
手前から手前自身を変えていけ・・・という
ある種真っ当なメッセージなんですけど、
それをよくある「君次第~」ってベタな言葉を一切使わずに、
それとなく聴き手に示唆して自覚させる、、、って歌詞のテクニックが凄いですね。
待つことは愚かしい、
待つことは退屈、
待つことは怠惰、
そうじゃなく、迎えに行こう―――――――


そう、この曲はある意味ザゼンボーイズにも通じる、
ノベンバの歌詞では繰り返し歌われている「待たない」という行為を
今一度ブラッシュアップしてポップに、そして激しさも加味して提示してみせている楽曲に感じます
今できる事は今のうちに、今やりたいことは今のうちに・・・
そうして積み上がった先にこそ、
「何か」は存在する。。

ただ、説教臭さは全くなく、
そんな状況に甘えそうになっている自分(または時)に思い切りケツを叩く曲にも思える
結局、“したかったこと”だけをただただ無作為に積み上げて行く人生は空しい。
この曲で歌われている事は正直かなり価値ある事の様に感じる、
そんな一見シャウト系の楽曲に思えて、
実は切実でもある一曲です。
ライブで聴くとケンゴマツモトのギターサウンドが益々キレッキレ且つダンサブルに聴こえるのも楽しいです。



疲れた。~ただの日記パート2

2017-12-17 | ブログ雑記







今日は新宿まで行ってヴァンパイアセイヴァーのフリプ対戦会へ。
新宿は行くのがまず遠いねえ・・・って思いつつ、
発見もやりがいもあってとっても楽しかった
いつの間にか物凄く寒くなって、
家に籠るのが尊い季節にはなってはいますけど
それは裏を返せば寒さを感じるからこそ、なんですよね。

自分が好きだと思うもの、いいなと思うものも
結局はその逆のものがあるから「いいな。」って感じるところもあって
それ考えると結局無駄なものなんて一切ないのかもしれません。


最近のインターネットは正直かなりうるさく感じます
誰誰がどうのこうの、
なんか変な人を晒して「みんなで攻撃してちょうだい。」ってテンションがあったり
そんなもん見たくねえよ。と個人的には思ってしまう
ただでさえ仕事で疲れてんのに、
見たくもない
知りたくもない情報が流れて来て腹が立つ
だから、こうやって自分のブログを持ってるのかも知れませんね?とは思う
ここなら全部自己コントロール出来ますもんね。

自分ははっきり言って「面倒くさいこと」が大嫌いなので・・・
結構その辺センシティブだったりするんですが
裏を返せばクズっちゅうか、
殊勝ではない人間なのかもしれませんね。それでも生きるし、くたびれながらやってくけど。





「他人映え」を意識して動くのは正直疲れますからね。
本当は“本当の自分”なんて全然出せてないですけど、
見栄や嘘は極力無しにしたい。
そう思います。




ジャンプフェスタ2018~ゆらぎ荘の幽奈さんスーパーステージを観て来た感想

2017-12-16 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                            
                            結構良い位置だなあ。










先に白状すると、今日は歯医者があったので時間はギリギリ、
更に電車を一本間違えてしまったので結果的にケツの15分くらいしか観れませんでした
個人的には「押しててくれ・・・!」と願いながらあわわと急いで向かってたんですけど・・・
まあ現実はそんなに甘くはなかったです(笑
約15分ぶんですが、それでも宜しければ。



まず、スーパーステージの会場に入るとコガラシ役の小野友樹さんが漫画のシーンをアテレコしてました
そのシーンは、まあ、問題の(笑)ボディソープ回だった訳なんですけど
結構違和感なく演じられていて「おおーっ」って思いました
個人的には26話の「俺の目には映ってる」が良かったんですけど(笑
まあ分かりやすくイベントを盛り上げるという点ではボディソープだったのかな。

その後、順番を忘れてしまったんですがアニメのティザービジュアルとPVが初お披露目されました
PVは幽奈さんが一人で温泉に入っているものだったんですが、画像は綺麗だったし
声にも違和感はなかったし、良い感じだったんじゃないでしょうか
若干髪型が原作と微妙に違う気がしたのと、
観てて「エロゲ原作アニメ?」って感じがしたのも素直な感想として付け加えておきます(笑)。

ミウラ氏の作業場も後悔されました
とらぶる、初音ミク、そに子のフィギュアが飾ってあって、
やはり氏はムッチムチの女の子が好きなんだろうなあ・・・って思いつつ笑
なんと「いちご100%」が全巻揃って置いてあって(!)
小野友樹さんも「いちご100%だ!」って注目されていました
これは正直嬉しかったし、会場のリアクションも大きかったような気がしました
やはりミウラ氏もいちごに魅了されて来た世代だったりするんでしょうか・・・。

巻末コメントで何度も触れていたVRも購入されたようで、連載表彰式のトロフィー、
更に実際に原稿を描く場面までガッツリと撮影されていて大満足でした
声優の方々も仰ってましたが、
絵を反転しまくって色々な角度から作画していく様は本当に見事としか言えなかった
そして両手を使ってコクピットみたいな机で作業している様も戦艦チックで凄かったですね・・・笑
オールデジタルの素晴らしさも正直感じてしまいました。格好良かった。


既に公開されている情報ですが、
7月発売の11巻にアニメBDが付属し、
その中身はオリジナル回とボディソープ回だそうです
小野さんも仰ってましたが、ボディソープ回はTVではやらないそう

あれが出来ない、、、となると、
あの回がアニメ化の可と不可の一つの基準になりそうな気がしますね
つまりあれくらい官能に振り切ってる回は中々難しいんじゃないか?って
そんな事も思った次第です。アニメ自体は来年の夏から放送とのこと。

今回で分かったのは、
ミウラさん自身がキャラ監修、シナリオの監修も務めている(手伝っている?)とのこと
要するにアニメ側にお任せします&ノータッチではなく、きちんとチェックもされてるみたいなので
その意味では原作ブレーカーなアニメにはならない、はず・・・。って思いました
その辺は実際に出来上がってくるアニメを観て判断していきたい所です。

結構、声優さんたちのコメントが、
ゆらぎ荘のエロ部分だけではなく、
「ほっこり」「(時に)熱くなる」みたいな部分にも触れててくれてたんで、
あんまり勘違いしたアニメ化にはならないんじゃないかな、と安心もしました
これがフラグではない事を祈りつつ(笑
ミウラ氏の河下リスペクトもはっきりと確認出来たし、わざわざ行った甲斐はあった楽しいイベントでした
それにしてもミウラさんの仕事場めちゃくちゃきれいで素敵な環境だったなあ・・・笑









おまけ



入口の看板



企画「幽奈さん企画会議」、要望を紙に書いてホワイトボードに貼る、というもの
仲居さんのコスプレした人とゆらぎ荘のお茶の間が再現されていました
要望は、ファンメッセージと「コガラシのイケメンシーンが観たい」と書いて貼っときました
ちょっとこういうコーナーが出来てるのは感慨深いですね・・・・・。
恋染の頃の悔しさを思い出すと、やっぱりね。

ところで小学校低学年くらいの女児がメッセージ書いてたんですけど、ああいう子も読んでるのかな・・・笑




サイン色紙。今回のジャンフェスは色紙の一部が撮影可でした。











アニメが調子良かったら、
アニメイベントなんかもやって欲しいですね
いずれにせよ、いよいよ企画が公に動き始めてるんだなあ。。ってのが如実に感じられて
ちょっとドキドキしつつも嬉しくもあったゆらぎ荘関連のイベントでした。
毎週各話感想も書いてるので、そっちも是非お読み頂けたら幸いです。





時は進み始める。 凛とチア。 第22回「ヤンキー学校に現る」 感想(ヤングジャンプ2018年2号)

2017-12-15 | 山田シロ彦
                              
                          今週はセンターカラーだょ♡
















この漫画の登場人物は驚くほど素直だと思う。
そして、こういう考え方にも正直納得出来てしまう。
ぶっちゃけた話、自分が「誰か」に影響を与えたりするのはとっても嬉しい事だし、
それだけで自分の人生に何かしらの意味が生まれる気がするから、行動理念としては正しいと思う。

人生に意味はない
人生に価値は必要ない・・・とはよく言われるけれど、
それでも何の波風も起こさずただの藻屑としてなんとなく生きて消えゆく人生って相当空しい
兄貴は兄貴なりに、一度挫折してしまった自分の人生に何かしらの意味を生み出そうとして必死なんだと感じます
それはきっと本人の言う通り“自己満足”
ただ、
自己満足だったとしても、
それが他人にいい影響を与えて、
その波がまた違う誰かに伝わっていくならば、
きっとそれは自己満足を越えた何かに生まれ変わっていくのだと思う
そんな兄貴の心境の変化にグッと来てしまった今週の「凛とチア。」でした。


やっぱり、
人生に意味は必要ない、とか、
価値なんて気にすんな。とか言われたって、
動物ではなく人間として生まれたからには、
何かしらのカタルシスだったり達成感は必要なんだと思う
まあ、達成感はなくとも、なんていうのかな、自分だから出来た何か、っていうか・・・
そういうものを実直に、純朴に追い求める姿勢に個人的には大いに読んでいて「共感」してしまうんですよね。
こんなにも真央の兄貴に感情移入してしまったのは初めてかもしれない。。というくらい、
上記のセリフとシーンには心揺さぶられてしまいました
正直それは自分も思ってる事ですし・・・。

是非、「自分の力」で、そんな本懐を叶えて欲しい。応援してます。







後、ラブコメパートも良かったですね
千尋が意外と恋に敏感だったのも可愛かったですが笑
凜ちゃんに実直にドキドキしちゃってる沙穂先輩の描写にはストレートにニヤニヤしました
出来ればたまちゃんにも参戦して欲しいんですけどね(笑

ラブコメ、、、とは違いますが、
真央が兄貴の一歩にふんわりとした喜びを感じているシーンも凄く良かったです
あれはあれで、
真央の本懐の一歩が叶った場面だったよなあ。。と思うと、
コーチ就任というトピック以上に意味のある秀逸な話数だったんじゃないかと
良い具合に青春もホームコメディも展開出来ているレベルの高い作品だと心から思ってるので、
単行本購入やアンケート投函、そして感想等色々手を尽くして相変わらず支援を続けていきたいです
2週間ぶりの凜チア、面白い要素ばっかりで本当に楽しかった・・・!











最後に、たまちゃんは天使。
でもぶっちゃけ現時点で一番真央兄にダメ出しされそうではある
・・・来週の展開にドキドキしています。早く読みたい。





狂人によろしく DINER 第18話「Melty Rich&Honey souffle④」感想(ヤングジャンプ2018年2号)

2017-12-14 | DINER
                             
                               顔じゃない。









カナコを助けたのは、ボンベロではなく、スキンだった。
スキンは顔だけ見ればとても人前で晒せないようなやべー奴だけど、
意外と面倒見良いし頼りになる優しい人だなあ・・・って感じます
カナコがやや紅潮しながら感情移入しちゃうのも分かるなあ。。と思いますね。

首に付けられた爆弾は、金属部分だけを破壊する事によって無事に生還・・・というオチだったんですが、
ある意味そのショックで死んでてもおかしくないくらい強引なやり方で、そこもまた殺し屋らしいな、と(笑
それでもなんとか一命を取り留めたんで、カナコファンとしては正直嬉しかったです。



ただ、カナコは文字通り「大馬鹿な子」でもありますから、
何の疑問も持たずに“そのままのスフレ”をお礼として提供してしまったんですよね
一応、ボンベロに何で異質物をわざわざ入れて提供するのか?ぐらい訊くのが普通でしょうに。
でも、それをしないのがカナコがカナコである所以、、、なんでしょうね。って思うとつくづくよく出来た設定だなあ、と笑

スキンは・・・
実際の意味合いでも「やべー奴」でした
どうやら普通にスフレを出してしまうと、過去のトラウマにスイッチが入るみたいなんですが・・・
乳をギュッとしたチンピラ殺し屋があっさり死んでるのを見て正直ちょっと「ざまあ」って思いつつ(オイ)、
読み手としてはかなり気になる設定&展開なので来週以降を読むのもまた楽しみです。



予想としては、
恐らくスキンも最後には死んでしまうんじゃないかなあ・・・。って思いますが、
まあ原作のエピらしいんで原作読んでる人は既に知ってるんでしょうね。
ただ自分は未読なんで、ハラハラしつつこの先を読みたいな、って思ってますけど、
でも最終的に少しは「何か」が報われるラストになればいいなあ、と。

でも、
328ページのカナコの母性溢れる笑顔の表情はとっても良かったです!
カナコも悪気があってやったんじゃない、本当に真心を込めてやったことだから・・・。

何気にポロンの言葉も今になって効いてきている気もする。
殺し屋に同情や優しくしたらこういう事になってしまう、っていう笑
それもまたカナコらしい(略



セイヴァー奮闘日記pt.6~11/24&12/8津田沼エースフリプ、12/3相模大野フリプ、CC11予選までのお話

2017-12-13 | ヴァンパイアセイヴァー









相変わらずやってます(挨拶)。










11/24 津田沼エース ヴァンパイアセイヴァー フリープレイ結果


       俺      相手
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 最後まで競った試合 あと一発の差だった
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN

【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇バレッタ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN

【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇バレッタ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇バレッタ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ザベル 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇キュービィ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN

【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ガロン 1DOWN ダンフラ決まった
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ガロン




6/35



この日は6勝29敗でした。
っていうか、全部デミトリ戦、且つ、特定の一人にだけ勝てただけで後は全敗って感じでした
その相手とは新人大会常連のかつさんで、この日初めてガッツリ対戦して戦歴は6勝4敗、
なんとか勝ち越せたけれど、負ける時は一気に負けてた印象で、
その勝ったり負けたり。。な感じがすっごく楽しくて、
正直この日はかつさんとガチンコ対決やってる時が一番ワクワクしてた気がしますね・・・笑

静岡から遠征に来たカトウさんのアナカリスやジェダと何回か試合しましたけど、
めちゃくちゃ強くて1勝も出来なかった、、、のもまた印象として残ってますね
あと久々にすずむらさんと対戦出来たのも楽しかった。
そしてまた芋虫さんに勝てなくなっていました・・・笑





終わった後はいつものように鶏弘で飲み。
この日の飲み会もとても楽しかった。
あと梅酒頼んだらめちゃくちゃ美味かったので、今度また行く機会があったら是非また頼もうと思った。






12/3 相模大野クラブセガ ヴァンパイアセイヴァー フリープレイ結果



       俺      相手
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇キュービィ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇キュービィ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ 1DOWN ヘルプミー決まる
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN 先にダウン奪うが逆転負け 惜しい試合
【セイヴァー】モリガン✕-〇レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇バレッタ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビクトル

【セイヴァー】モリガン✕-〇ビクトル
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇モリガン 1DOWN ギリギリで負けた惜しい試合
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN 逆転負け
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ

【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇アナカリス
【セイヴァー】フェリシア〇-✕サスカッチ 相模大野で初勝利!!!!!
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ 2連勝!ほぼノーダメージから猛攻で逆転勝ち
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビシャモン
【セイヴァー】フェリシア✕-〇キュービィ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビシャモン 1DOWN 不能からDF抜けが上手く出来た

【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビクトル 1DOWN 途中までは良かったがぶっぱが裏目に出て流れ渡す
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN コマミス連発で逆転負け
【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN

【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ 1DOWN 最後まで分からなかった好試合 あと一発の攻防に負ける
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ジェダ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア〇-✕モリガン
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN

【セイヴァー】モリガン✕-〇キュービィ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビシャモン
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビクトル 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビクトル 1DOWN
【セイヴァー】モリガン✕-〇ビクトル 
【セイヴァー】ガロン✕-〇ビクトル 完敗
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビクトル 
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビクトル 
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビシャモン

【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビシャモン
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア〇-✕サスカッチ 珍しく自動二択がよく決まった
【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ




4/66



この日は4勝62敗でした。
相模大野は夏以来約半年ぶりに参加しましたね
実は数か月連続で私用と重なってたので、ある意味念願の参加でした。


前に行った時はプレイヤーの知識もなかったんで、何が何やら分からず、、、でしたけど
今回はほぼ(一方的に)見知ってる顔ばっかりだったんで、改めて「凄いメンツが揃ってるな。。」と思ってしまった笑

当然自分なんかが勝てるわけもなく、途中までは連敗をひたすらに重ねるだけだったんですが、
CCにも出ていたイワアンナさんのサスカッチに勝てたのをきっかけにまあまあ調子が出て来て最終的に4勝も出来ました
「4勝しか」じゃないですよ、「4勝も」なんですよ(笑)。正直大会で活躍してるような方ばっかだったんで、
全敗も覚悟してただけに個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったですし、
3時間掛けて行った甲斐はあったな、、、と
素直に思いました
後この日は練習してたこと(トイタッチなど)が結構決まったのも良かったですね
前に相模大野に参加した時は1勝も出来ずに帰って来てたので、今年中にリベンジ出来て本当に良かった。

飲みにも誘われましたが、長時間移動と翌日が平日なのを考えてこの日もパス。
4時間ガッツリと対戦出来て、それだけでも大満足でしたね。






12/8 津田沼エース ヴァンパイアセイヴァー フリープレイ結果



       俺      相手
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア

【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ

【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア

【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ

【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 紙一重
【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ

【セイヴァー】フェリシア✕-〇デミトリ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕デミトリ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ
【セイヴァー】フェリシア〇-✕フェリシア
【セイヴァー】フェリシア〇-✕レイレイ

【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇バレッタ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア
【セイヴァー】フェリシア✕-〇フェリシア 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ 1DOWN 先にダウン取ったが猛攻を受け逆転負け
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス
【セイヴァー】フェリシア✕-〇モリガン
【セイヴァー】フェリシア✕-〇モリガン
【セイヴァー】フェリシア✕-〇リリス 1DOWN 遠征勢のおしゃぶさんと唯一の試合



44/69





この日は44勝25敗でした。
・・・・・!?
正直有り得ない数字が出てますが(笑)。
上二つと比べると凄いふり幅ですね、、、

種を明かすと、44勝というのは全部初級者台での勝利です
つまり、熟練のプレイヤーには一切勝ってないということでもあるんですね
ただ、それでも、44勝というのは(自分的に)信じられない数字ですね
始めた頃から考えると想像も出来ないような戦歴ですけど・・・
やっぱりやり続けて来て良かったなあ、というか、
まだまだ全然弱いとは思いますけど、
でも自分でもこんな数字を残せるんだな、っていうか・・・。
改めてこうやって振り返ってみると感動してしまいますね
まあ、正直な話、勝ったのは3人だけなんですけどね(笑

ただ、りゆさんとの試合はキツかったな
最終的には何とか頑張って勝ち越せましたけど、
途中で連敗もしちゃったりでプレイしていて「自分よりも上手い」とはっきりと感じるくらいでした
ぶっちゃけ、自分の勝利はほとんど暴れでりゆさんの勝利はちゃんと技術で勝ってる気がして、
その吸収の速さに恐怖感すら抱くレベルの強さでした
やっぱり「若さ」って大事なんですかね・・・笑

本音を言えば、連勝してる時は「自分なんかが連勝しちゃって分不相応だな。」
「パッと見頑張ってるように映るかもしれないけど、立ち回りで成長してるわけじゃないんだよな・・・」とか
後ろめたい気持ちもあったりしました 開幕15連勝した時は正直「何これ・・・!?」って驚いたんですけど(笑
でもまあ、汗だくで同じ立場の方々とeスポーツ頑張ってる時間はめちゃくちゃ楽しくもありました
初級台のお陰で戦歴の見栄えは良くなってますけど、ジャイキリだって時には狙っていきたい。

あと、アドバイスされてる事を全然身につけられてないのでそこも反省ですね。





この日はきむさん達とカレーうどん屋千吉へ
ここ初めて行きましたけど想像以上に美味かったですね・・・。
関西勢の遠征者であるおしゃぶさんにリリスを選んだ理由を訊いたら、
「見た目」っていう男らしい答えが返って来て内心「流石だなあ・・・。」って感銘を受けましたね。







高田馬場ミカド ヴァンパイアセイヴァー CC11当日予選 結果

リンク
高田馬場ミカド ヴァンパイアセイヴァー CC11当日予選
 



野試合



       俺      相手
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ビシャモン 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア✕-〇サスカッチ 1DOWN
【セイヴァー】フェリシア〇-✕ビシャモン 苦手なビシャモンに勝てて思わず小ガッツポーズ
【セイヴァー】フェリシア✕-〇レイレイ



公式戦(Aリーグ)


       俺      相手
【セイヴァー】フェリシア✕-〇ガロン(だんぼーる氏) 固い立ち回りを意識し過ぎて勢いが死んでしまった試合
                           コマミスも痛かった

【セイヴァー】フェリシア✕-〇ガロン(ぷちぼう氏) 相手を混乱させる立ち回りに見事に攪乱されて困惑
                          思い切りの無い立ち回りで同じように試合を落とし意気消沈



1/5



この日は野試合含めて1勝5敗
元々CCは観戦だけのつもりだったんですが、
欠場者が二名も出た影響から当日予選で1人抜けて参加出来る・・・との事だったので
この日もレッドブルを飲んで気合十分で挑みました。

野試合で、一番苦手なビシャモン戦をなんとか拾えて「よし!」ってモードにはなってたんですが、
これがまあいつもの如くただの勘違いでしかなくて(笑
結果的には塩試合×2で今回も終了でした。

改めて試合を観返すと、
敗退を避けるために無難な立ち回りになってしまっていて、
サスカッチの勝利セリフではないですが「思い切り」が足りなかったような気がする
相変わらず動きはワンパ、かつ、フェリシアの素早さを全然活かせてないですし、
自動二択も殆ど使えてない、
唯一端っこでしゃがみからの小K2中K大Kのチェーンが決まってたのが褒めどころっちゃあ褒めどころですかね・・・
だんぼーるさんとの試合でね。

だんぼーるさんとの試合は、コマミスでバックラーが出てしまったのが一番痛かった
あれで一気に流れが傾いてしまった気がする
ぷちぼうさんとの試合に関しては途中まで五分五分だったのに、
ジャンプを何度も振られて正直どうしていいか分かんなくなっちゃって
挙句の果てにビーストに対する警戒があまりに薄すぎたのも大きな敗因だった気がする
まあ、ぶっちゃけ両名共に自分よりもキャリアの長い熟練プレイヤーだった、、、って言ってしまえば、
それまでなんですけどね でも、もうちょっとなんとかしたかったなあ・・・というのもまた本音
津田沼のフリプの時さり気に練習してたDFコンボも出す事すら忘れている始末だった。。
というのが、ガチガチに固まったチキンプレイをしていた何よりの証拠でしたね。

やりたいことの半分も出来ず、
終わった後はストレートに意気消沈してしまって、
笑顔すら消え失せてしまっていたんですが(笑
それでも、
これが現実ですし、
まだまだ練習不足、実践不足、知識不足、勉強不足・・・なのが紛れもない事実ですね
ようやく、笑って振り返れるようになったのでこうやって普通に記述してますが
やっぱり当日は本当に悔しくて堪らなかったです

ただ、
新人大会は(本当に有難いことに)来年以降も続きます
今度は勝ったとしてもそうでなかったとしても、せめて後悔が残らないプレイが出来るように・・・
何とか頑張って少しでもメンタルや技術、勘などを磨いていきたいです
最後に、
運営の皆様や参加者の皆様に大きな感謝を!
ありがとうございました!!









これからも自分のペースでコツコツやっていきます
ぶっちゃけ成長は遅い方だと思いますが、
それでもまあ、楽しいですし
亀の歩みでもいいんでじっくり積み重ねて行きたいです。また大会やフリプにも参加していくつもり。











文字通り透明に。 透明人間の骨 第十一話「ひとりごと」 感想(ジャンプ+)

2017-12-12 | 荻野純










ある意味「自分のせいで」友達が刺されてしまった事実。
一時期は「自分のおかげで」友達を救えたのだけれど、
今はそれが仇になってしまった、
そんな現実に花が苦しむお話・・・でした。

正直、こういうダークなお話は大好きですね
なんでしょうね、ちょっと百合も想像出来るわちゃわちゃしたシーンがこの間まであって、
それもめっちゃ楽しんでたはずなのに、今回のような限りなく深淵に近いお話を読んでも楽しんでいる
けど、それは矛盾している訳ではなく、きっとネガもポジも自分の中にあるものだから、
やはり「どっちも(表現として)必要としている」って事なんでしょうね
きっとどっちか一方だけだったらやっぱり一面的だと思うんですよ
そうではない良さがこの漫画にはあると感じてます。


あの様子だと、
重体なのは間違いないでしょうし、
自問自答に精神を費やしても仕様がない展開だと思う
そんな葛藤に近い何か・・・が延々と続いていく構成といい、
自分の中の深淵に潜り込むような表現の妙といい、
今週も本誌では決して出来ない挑戦的な内容に仕上がっていてとても面白かった
多分、こういう漫画はあんまりないんじゃないか、って思うので
その意味では「入口が広い」とは言い切れない気もしますけど、
だからこそ「新しい」漫画に成り得ていると思う

精神の限界を超えて、
遂に透明人間そのものになってしまった?花の行方、、、というか、行く末が非常に気になりますが、
少し前までポジティブな展開で来てただけにここからどうやって「答え」に導いていくのか・・・
が、また物凄く気になりますね
自首しよう云々のセリフが出て来た時は早くも終わりが近いのかな?って思いましたが、
こういう展開を挟んでくるとなるとまた紆余曲折待ってそうでワクワクしますね
来週には単行本2巻も発売するのでそちらもまた楽しみです。








それにしてもこの漫画、スッキリしていて非常に読みやすいですね・・・笑
尚且つ31ページ連載である必然性も感じられるのが流石です。



青春って痛々しい。/KAITO「青のフラッグ」3巻

2017-12-11 | 単行本感想
                             
                             出ました。














主人公の太一は(一応?)少年誌の主人公としては異例なくらいウジウジしていて、
面倒くさくて、そして卑屈な人間として描かれていると思う。
そして個人的にはそこに大いに共感してしまう・・・というのが本音でもある。

正直、自分の事は常に大事したいし、守ってあげたいし、幸せにしてやりたいと思ってる。
だけど、それと「自分を好きか」どうかはぶっちゃけた話別物だとも思う。
太一は特別な不幸は背負ってないけれど、
いや、背負ってないからこそ、
ありふれた劣等感に悩まされて、
言い訳も出来ない状況に苦しんでいる・・・んだと感じます。

太一が二葉に対して怒鳴りつけるように言い放った言葉の数々も正直分かるんですよね
自分が太一でも「ああいうこと」を思ってただろうな、、、と思うと
読みながらうんうん頷いてしまう感覚が相当大きくて、
それこそがこの漫画のストロングポイントであり
嘘偽りない“青春”の表現・・・なんだと感じています。


みんなね、
青春の「いいこと」ばっかり描きすぎなんですよ
勧善懲悪だったり「いい話」にしがちなきらいがあるんですよ
でも本来青春ってブルーでありスプリングなんだから、
スプリングばっか描いてちゃダメ、
ストレスフリーはダメでしょ、って感じるのが個人的な本音なんですよね。
だから、
ああいう痛々しくて、
だけど切実で、
若者らしいシーンを描いてくれたこの3巻の内容は素晴らしかったと思います
繊細な心情をいちいち拾い上げて読み手の感情に正しく作用していく・・・
KAITOさんの実力の高さが存分に発揮された新刊になっているかと。

また、太一の中学生編もヤバかったですね・・・笑
ありゃコンプレックスの塊になっても仕方ないわ、っていう絶妙なダメ具合。
別にでっかい不幸がのしかかって来たわけじゃないんだけど、
本当に厳しいのは、
些細な劣等感が塵の様に積み重なっていくことなんだ、と・・・。
そんな事を感じさせる、最高にペーソスに溢れた内容に仕上がっていて感情移入しまくりでしたね。

恋愛方面に関しては、
いよいよ「とらドラ!」っぽい展開になって来てますけど、
やっぱりトーマは憧れで、太一が好き、、、という事になりつつあるのかな。
その辺も含めて4巻目が楽しみです。KAITO節はこれまで以上に炸裂しちゃってるので、
既刊がお好きならばよりハマれる一冊になっているかな、と。。
大好きです!









あと、
さり気に青浜が負ける相手がバディストの麒麟寺高校で、
おまけページで安導たちがちょろっと出て来た事に感動した・・・!
見事なクロスオーバーでした。ああいうファンサービス最高ですね。

青浜が負ける一部始終をみんなの心境交えて美しく描いてみせた演出も、
時が止まったかのような空気感の表現も素晴らしかったです。
正直今までで一番面白い内容だったかもしれません。
本当にワクワクしますもん。読んでて。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第91話「アクティビティ!!紫音ちゃん、千紗希さん」 感想(週刊少年ジャンプ2018年2・3号)

2017-12-11 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                           
                            安定のイケメン。










ゆらぎ荘の舞台は恐らく東北、
それも極端に田舎な部類の場所だと思う
しかし、だからこそ、こういう「田舎ならでは」のレジャーイベントが仕掛けられる・・・と考えると、
案外都会じゃなきゃ~って価値観は無意味なのかもなあ、って少し思いました

正直、今週分を読んでいて素直に「ああ、こういうの楽しそうだなあ。」って感じてしまいましたし、
何気にこの漫画の舞台、、、というか、人々の共興の姿勢って素敵だと思うんですよね
まあコケのあれと最後の仕掛けは流石にアウトだと思いますけど(笑
ま、そこはあくまで漫画ってことで一つ。





しかしまあ、
実質的にはファスナーを締めてるだけなのに、
純粋にSEXをしているように見える・・・っていう
この漫画独自の(?)演出は最早熟練の域に達して来ましたね
挿入されてるようにしか見えませんけど。。という(笑
色々美味しいなあ、と感じつつ、
恥じらいの表現なんかも上手くてその意味でも良好だった91話目でした
単純にレジャー漫画としての気持ち良さにこの漫画「ならでは」のサービス模様、
そして安定のオチまで正に流れるような構成の妙が光っている横綱相撲のような話数でしたね
そういえば、「ゼルダの伝説夢を見る島」にもこういうイベントあったな~って思い出しました
急流すべりだったっけ・・・。













ごちそうさまでした!(礼)
それにしても紫音も純粋にコガラシを意識してきてイイ感じですね~
この「見られて恥ずかしい」っていう表情含めてグッと来るのがゆらぎ荘の素晴らしさ、ですね
現時点では(一応)ニュートラルを保っている紫音、
ただ、そのまんま妹的ポジションでもそれはそれで許される気もした今週分でした。

やっぱり、(ラブコメヒロインとしても)可愛くはあるのですが笑