サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

7月のぬこ。+@

2023-07-21 | 







今日はZAZEN BOYSのライブに行って来た。
前回の花の雑記から約1週間、
心の調子は悪かった。
日常も全然良くなかった。
ただ、ライブに行くと「何か」がスッキリする。本懐を確認出来る。そんな気がします。











自分の部屋にて。メロン♀。メロちゃん。




猫の雑記って久々かも。「お待たせ!」😸💕




不敵な笑み。。🥴✨




ちなみにゲームやってる時に膝に乗っかってました。




関係ないけど東京は八丁堀の風景。ビルが多い割に自然も多く、ラーメン屋も多い。
いずれ深堀りしたいかも?




関係ないけどパート2。これウマい。塩レモンが夏に良く合う。









それでは、
また明日!!!!



素晴らしい家族。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第144話 感想(ヤングジャンプ2023年34号)

2023-07-20 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
家族の話題はNG。










正直笑った・・・
というか、漫画だから笑えるけど、
実際に居たらめちゃくちゃうるせ~家族だな(笑
なんか、こう、、、みんな良い具合にこじらせてるというか、
赤ちゃんの段階でツンデレるって事はもう血そのものがツンデレなんでしょうね。
 流石に、
これは予想出来なかった・・・😰
というか自分元々予想が苦手なのでそれもあって出来なかったのも大きいと思うけど、
冒頭に引用したカットが完全なるミスリードになってるのはかなり巧いな。って感じました
いやでも、
唐音のお姉さん結婚してるよな...
もっと言えば母親父親も結婚して唐音たち生んでるよな。
という事は、唐音も(きっと)大丈夫ってこと!?
まあみんな幾つもの困難を乗り越えて「ここ」まで来たんでしょうし、
そもそも恋太郎の心は日本海よりも広くて高級羽毛よりも包み込む心だと思ってるから・・・
唐音の心配も杞憂でしょう
まあ、
一番は恥ずかしくて見せたくなかったんでしょうな(笑







でも、
ちゃんと読めば分かるけど、
みんな本気でキレたりつっけんどんな訳ではなく、
全部が照れ隠しで、勿論全部がツンデレ。
イコール、
❝みんな優しい❞って事なんですよ(それは唐音も分かってる様でしたね)。
正直、観てると滑稽でもあってインパクトも大で笑っちゃうんだけど😂
ただ、
そこに恥ずかしがる必要性って本当は何も無い。
だって、本当はみんな優しくて家族想いの素敵な人達なんだから。
っていうか、
そもそも唐音自体完全な同類ですし笑
正直、
時に面倒くさいかもだけど、
根は誰もが良い人たちなのは間違いない
そして、唐音もまたそんな人たちの愛を受けながらここまで育って来た。
だから、これからは恥ずかしがるよりも、むしろ誇らしく想って欲しい~って感じました
恋太郎は勿論その事をしっかり分かっていてちゃんと本質を見抜いてたのは流石だな、って
話の流れでプロポーズとかもありましたけど、まあ実質みんな最後まで幸福にするつもりだしな(笑)。
ちょっとくらい癖が強くても平気で「世界一可愛い」と曇り無き眼で言い切れる、
そんな恋太郎の❝神彼氏❞っぷりがまた炸裂していたお話でもありました!
むしろ彼はそんな個性含めて愛してるんでしょうし。











しっかし、
今週の話は繰り返しになりますがインパクトあったな・・・笑
よくこんな家族思い付くな!っていうか、
そもそも、
ツンデレキャラの家族がツンデレな事自体そこまで無いっすもんね。
例えば、お小遣いとか食事とかでもいちいちツンデレ合戦やってるのかと思うと超笑えます
「別にあんたの為に作ったんじゃないんだからね!」
「別に美味しいなんて思ってないんだからね!」

とか?
なんかある意味こういう家族が日本を平和に導くのかな....って感じました。。


LOSTAGE「the TOUR」@吉祥寺WARP 23.6.24

2023-07-19 | LIVE











先月の24日、LOSTAGEのライブを観に吉祥寺へゆきました。








LOSTAGE初の全都道府県ツアー~って事で
正直めちゃくちゃ楽しみにしてました。
全国ツアーってよく聞くけど、
本当に全国を回る事ってほぼほぼ無いじゃないですか
そういう意味では正真正銘の「全国ツアー」ですよね・・・
去年藤原さくらもやってましたけど、たまにはこういうのがあっても...否、
やる方はめっちゃ大変でしょうけど(笑
その分「色々な場所に参加したい!!」って欲というか展望が沸くのがイイですよね。

で、
その東京編。
ワンマンでLOSTAGEのライブを観るのは実に5年振りでした。
対バンなら去年今年と観てるんですけど・・・そう言えば、ワンマン自体やってるイメージ無かった
LOSTAGEは名曲の宝庫なんで是非ワンマンももう少しお願いしたい所ですが...笑
ただ、その分この日はたっぷりと新旧の名曲群を味わえて幸福な日でした!
このツアーから販売開始になったニューアルバムも無事購入出来たし、
往年のファンとしては嬉しさしか無い一日でした♬













吉祥寺WARPへは初めて行った。
っていうか、吉祥寺のライブハウスに行くの自体8年半ぶりとかめっちゃご無沙汰で。
それで吉祥寺WARPはめちゃくちゃ良いライブハウスだった。
ステージの造りが斜めってて(←?)ちょっとトリッキーな感じが好みでした、し、
ドリンクのコップが立派なコップで出されるんでその辺も気分良かったですね・・・看板も格好良い。
THEライブハウスって雰囲気も素敵、、、と一発で気に入れたハコでございました。


一曲目は、
重厚なアンサンブルで魅せた「巡礼者たち」からスタート。
構成的にはまず新譜の楽曲を立て続けてに10曲かましてその後旧譜の楽曲~という流れでした。
五味兄の伸ばし切った「お~~~るうぇいず!!」のボーカリゼイションが気持ち良かった「平凡」、
途中爆発するバンド演奏の気持ち良さや、
初期の様な不穏な雰囲気、
正にライブ向けの楽曲でこのツアーの軸になりそうな予感がしました。
個人的に大好きだったのが「High Fidelity」、ドーパンみたいなタイトルですが、
なんと爽やかなギターロック(!)に仕上がっていて終始気分良く聴けたのが印象的。
拓人さんのコーラスもその爽やかさに拍車を掛けていたし、
何よりも、
「僕らはまだ笑える」ってフレーズが胸熱で聴いていてグッと来ていました。

一転して、
これぞLOSTAGE!!という激しいROCKを獰猛に叩き付けた「錆」、
正直、「DAILY NEWS」でLOSTAGEに入門した身としては未だにこういう曲を創ってくれる時点で嬉しい。
サイレンみたいなギターの音も痛快で中盤の爆発力のキーになっていた楽曲でした。
続く「へそ」でも、
間奏のギターサウンドの破壊力に魅せられてその音が脳内をぐるぐる回っていましたね。
やっぱり拓人さんのギターって唯一無二だな。。と感じながら鑑賞。


名曲「瞬きをする間に」。
美しいギターの音が叙情的な歌を彩り、
切ないけどどこかそれが快感でもある空間を創り上げていました。
これもライブで聴いて特にお気に入りになった「箱庭エレジー」、
それまでの破壊的、
感傷的、
とはまた違う勇ましいビートが印象的でどこかポジティビティも感じられる雰囲気も好きでしたね。
「小さな幸せ お前のものさ」ってフレーズも聴いていて胸に来てました。
 ゆったりとしたロッカバラード「No Escape」、
人懐っこいメロディが気持ち良かった「あなたのそばで」と心地良い流れが続く。
「あなたのそばで」は以前の「僕のものになれ」に続く(?)ストレートなラブソングで
牧歌的な雰囲気だったりキラキラしたギターソロもまた素敵で新機軸を見せてくれた気がしました。
もっと言えば精神的っちゅうか、恋愛だけに留まらない希望の歌~って感じもありましたね。
例えば、この音楽をあなたのそばで、とか。

最後は、
拓人さんの轟音ギターが兎角最高でしかなかった「胎動」で締め。
壮大なスケール感は渋谷クアトロでの名演から地続きでしたが、
この日は「世界の果てに あなたが待っている」という歌唱にも魅せられていました。
MCでは五味兄が「好きなバンドのライブ観に行って知らん曲ばっかり演奏されたらムカつく」
自虐ネタ?を零してましたが、
これはこれで普段体験出来ない新鮮味があって素晴らしい試みだった様に想う。
また音源聴き込んで次のライブに行けば印象も変化しそうですし、
そういう部分含めて最大限に楽しめるツアーになりそう。
最高の一日を、
ありがとうございました!!!








巡礼者たち
平凡
High Fidelity

へそ
瞬きをする間に
箱庭エレジー
No Escape
あなたのそばで
胎動

こぼれおちたもの

ポケットの中で
楽園
BLUE
SURRENDER

ひとり
2:50






新譜の全10曲を演奏し終えた後は、
「こぼれおちたもの」を皮切りに(実質)第二部がスタート。
続く「窓」ではベース始まりに観客のテンションもブチ上がり、
凄まじい一体感を演出して場を盛り上げる盛り上げる。
この曲、
生で聴くとバックの「おーおーおー」ってコーラスも激熱で聴いていて胸が焦がされるんですよね。
そこから、五味兄の「うた」を際立たせてシンプルに届け切った「ポケットの中で」
照明も最小限なのにこだわりを感じましたが、
「また間違った」の部分では、
思わず感情移入してしまいめちゃくちゃに沁みていました
この曲のラスサビは静かに燃える心境を歌ってるかの様でやっぱり聴いてて握り拳を作ってしまう。
バラッド「楽園」を重厚に響かせ、
続くちょい久々に聴いた気がする疾走感溢れる「BLUE」
更にバッキバキになったアンサンブルと怒涛のガムシャラ感にカタルシスを感じつつ、
本編最後は名曲「SURRENDER」で〆。
これがまた・・・
めちゃくちゃ良かったですね。
今もだけど、この時も人生上手くいってなくて、あわあわしてる最中だったんで。
だから、「今日に明日を混ぜる」って歌詞がある種の応援歌の様に響いて背中を押された気分になった。
くっきりした歌も人生そのものの様な酸いも甘いも感じさせるドラマティックなギターも堪らず、
感情剥き出しな音像に感化されてまた一つ燻ってたやる気を取り戻した様な・・・
そんな名演に大感謝!でした。

でも、
まだまだLOSTAGEの❝最高❞は鳴り止まない。
アンコールも敢行、そこで、往年の名曲「ひとり」を披露!!
個々に爆裂して飛び散るアンサンブル、怒涛の躍動感、そして、
ラストの部分ではシンガロングも飛び出し管理人もヘドバンしこの日一番の熱狂を生み出して終了。
・・・と思いきや、更にもう一曲
本当に初期の楽曲「2:50」をエモーショナルに響かせてフィニッシュでした。
哀愁溢れる歌詞と歌唱に、煮え滾るアンサンブルが乗っかって轟音オルタナを物悲しく創り出す
そんなLOSTAGEの記名性に溢れた名曲で幕引き~というのも味があって素敵でした。
 ロックンロールの爆発力も、
オルタナの重厚感も、
時に、
ポップで爽やかにも感じられるサウンドも・・・様々なアプローチで魅せ切った約2時間
久方ぶりにワンマンでLOSTAGEの世界観を味わい尽くせて幸福な一夜でした。
まだまだツアーは序盤も序盤ですし、
管理人もまだまだ行く予定ありますので、
今後も実にワクワクドキドキしながら楽しんでゆきたいですね!
先述の様に購入した音源を聴き込んで行ったらまた違った世界も見えそうで、期待大です。
















冒頭にも書きましたが、
物販でニューアルバム「PILGRIM」も購入。
自分は504番目だった。
それと、
イイ感じのTシャツなんかも売ってましたけど、
ツアーは長いしまだまだ行くのでちょっとずつ購入するのもアリかな~、って。
このツアー、最低でも5回は行きたいって考えてるので、LOSTAGEファンの皆さんは
よろしければ是非当ブログもチェックして頂けたらこれ幸いでございます。。
まだまだLOSTAGE追い駆けますよ~!!


THE NOVEMBERS/Luby Sparks「One Last Night」@渋谷WWW X 23.6.23

2023-07-18 | LIVE











先月の23日、ノーベンバーズとルビースパークスの対バンを観ました。









WWW Xに来るのは今年3回目だった。
正直、
このハコ最近人気ありますよね・・・確かに、照明のレベル高いし、
場所もタワーレコードの近くにあるからそういう意味では親和性良さげですよね。
なんか近年になってようやく渋谷という街をちょびっとだけ分かりかけてきた感あります。
「分かった」ではなく、
「分かりかけてきた」ですけど笑
それもドラクエで言うとレベル15付近くらい。
まあでも昔は本当に何も理解してなかったんでそれなりに良い兆候ではないでしょうか
友達になれるかどうかは別として、少しでも知ろうとする努力は必要かもしれない。

それと、
このハコでノベンバを観るのは都合3度目!
それも全部相手のバンドから招かれた企画ですよ。
なんか最近はWWW Xと言えばノベンバ~ってイメージも付いて来ましたね(笑
でも照明のレベルが高いハコなんでノベンバの音楽性に合ってるかも。
では、以下。









THE NOVEMBERS




一曲目は「Romance」。
そう言えば去年NOT WONKとの対バンでもここでこの曲を演奏してました。
初っ端からミラーボールが起動しスロウダンスなモードで始まり。
ロマンティックで官能的なベースラインに、
どこまでも流麗なケンゴさんのギターサウンドが乗っかって早速陶酔出来る雰囲気に。
甘美な退廃感をたっぷりと味わいながら、
優雅なビートが耳を刺す「風」へと移行する。
この辺は結構対バン相手を意識したセトリになってると感じた。
「風」大好き人間としてはこの日もピョンピョン跳ねながら楽しく聴いてましたが、
「風はただ通り過ぎる 僕たちをかまいもせず」の部分.....
何があってもしたいままにただただ揺ぎ無く貫き通す、
❝自分自身❞をやり尽くす。

その歌詞の作中観も大好きでその在り方に憧憬を抱きながら(楽曲を)噛み砕いてました。

ここから早速ロック・モードに突入。
吉木さんの高速ドラミングが火を吹いた「236745981」、
そのあまりの圧倒的破壊力にこの日もまた完全に骨抜きにされる。
ヤバいくらいの轟音を観客全員に遠慮なく浴びせながら
それを彩る照明も格好良くて魅せられてました。
更に、
いつも以上に攻撃性を増した歌唱が印象的だった「TOKYO」
そしてラストサビ最後に凄まじい絶唱をぶちかました「BAD DREAM」と、
甘美的な序盤からは考えられないくらい獣じみた猛々しさで場の雰囲気を変えてゆきました。


個人的に、この日一番嬉しかったのは「Hamletmachine」。
最新作の推し曲ながら生で聴いたのはリリースツアー以来約2年振りの事でした。
あの癖になる刺激的なリフ、
鋼鉄のビート、
聴いていてブルブル震える感覚、
そして記憶が正しければピンク色(赤だったかも)の照明も妖艶で素晴らしく・・・
そう、つまりは、あの頃よりもすべてが磨き上げられていて、滅茶苦茶燃えた。
またこの曲、
サビの歌詞も大好きで
自身の中に巣食う煮え滾る感情をシンクロさせながら熱く聴けて本当にカタルシス満点でした・・・!!
最近のノーベンバーズは割とセトリがらっと変えてくれたりもするのでホントに楽しいっす。
 いつもの様に、
お立ち台に上がって民族音楽の様な「あ~あ~ああ~あ~」のユニゾンも光っていた「New York」
今やノベンバのライブでは一つの絶頂ポイントにまで仕上がってるのを肌で感じましたね。
フロアもみんなゆらゆら踊っていてダンスフロアみたいでした。

いよいよ、ライブもクライマックスへ。
最高のキラーチューン「Blood Music.1985」を投下
塊のようなバンド演奏、
ケンゴさんのキレッキレのギターソロ、
そして小林さんの「ロックンロール!!!!」という咆哮・・・
全部が刺激的に噛み合って素晴らしい高揚空間を創り出していました。
それを更に上塗りするかの様な大爆音で魅せた「黒い虹」、
そして・・・
この日のラストナンバーにはちょっと久々の「ANGELS」を持って来ましたね。


これが、無茶苦茶良かった。
高松さんとのユニゾンで歌われたラストの「さあ踊ろう天使たち(エンジェルス)!!」の部分・・・
個人的な事を話すと、
現状満たされてないのに、
思考停止で守りに入るのは(今は良いけど)後々後悔に変わるんじゃないか~と常々感じていて。
でも、
この日この時の歌唱で、
例え傷付いても上手くいかなくても、
能動的に歌おう、そして踊ろう。自分の人生を自分で変えよう。とか、
そういう事を聴きながら強く強く感じたんです。
それこそメッセージかのようにね。
それも良かったし胸に響いたし、アカペラから始まる始まり方だったり、
いつも以上に激しさを増してた加熱するアンサンブルだったり、
他の〆タイプの楽曲に全然負けて無いな。って
そんな風にも想えた最高の「ANGELS」が聴けて感無量でしたし、
今まで聴いた「ANGELS」の中でも俗に言う❝エモさ❞は過去随一だった気がします。
「踊ろう」っていうのがまたイイですよね...「勝とう。」とかではなくね。
精神的に楽しめない時もあるかもだけど、
それでも、
やっぱ人生楽しんだり喜んだりしていた方がずっと素敵だと思うから。
そういう意味ではポップにハートに火を点けて貰ったような、会心の一撃を頂いてライブは終了。
ある意味、ワンマンクラスに大満足出来たファン冥利に尽きるステージでした・・・!!






Luby Sparks


初めて生で観た。
音源では去年の夏くらいにたまたまspotifyで知って聴いてたりしてました。
まず、ボーカルの女性が肌着みたいな格好で出て来て驚いた。
あと、
日本語普通に喋ってて二度驚いた(笑

音楽性は王道のオルタナティブ・ロックに感じたけど、
どの楽曲もほどよく爆音気味だったり、
そして、
同時にメロディが煌びやかに感じたりして
正にルビーがスパークしてる感じ・・・バンド名に偽りなし!って印象でした。
本音云うとノーベンバーズ目当てで来てたので詳しく語れるほど聴き込んでる訳では無いんですが、
それでもそのキラキラ爆音オルタナティブロックっぷりに魅せられてこの夜を楽しみ尽くした...のでした。
素晴らしい音楽をありがとうございました。


















さて、
今後のTHE NOVEMBERSに関しては、
まず8月に新代田LIVE HOUSE FEVERにて超久々の自主企画「首」、
そして秋にはtricotとの2マンもありますし、その他にも色々ありそうで今から楽しみです
新代田フィーバーでは展覧会もあるそうでめちゃちゃ精力的に動いてます!
このブログでも逐一追って行ければ、、、って思ってます♬
素敵な音楽の衝動がぶつかり合った美しい夜でした。
この日の経験を背負ってまた前に進みます。



【黄金のみそ汁。】アニメ「わたしの幸せな結婚」 第2話「旦那さまという御方」

2023-07-17 | わたしの幸せな結婚











正直、
美世の旦那の久堂さま、
とは言ってもなんだかんだお優しい人なんでしょ?って思ってたけど、
想像以上にクセが強かったね。
早速美世が作った朝ご飯を
「毒入り」と疑い一口も付けず。
ただ、
振り返ると、
財産目当てで今までろくでもない女ばかりが来てたそうだから、
その経験則に沿った行動だったのかもしれない。
そうせざるを得ないバックボーンがあった・・・というのが正しい見方かな。




久堂さま、美しい。。



ただ、
美世にとっては、
いきなりつまずいたというか・・・
一生懸命力になりたくて行った事なのに、
あれだけつっけんどんな態度で返されちゃヘコむわな。
というか、
今までの彼女の人生自体が何もかも上手く行ってなかったから。
異母にはいじめられるし父親は庇ってくれないし、
散々馬鹿にされて、
想い人にも結果的には離れられる。その上、この始末じゃ流石に嫌になるよな。
あまりにも報われない人生を歩んできたが故に、誰が見ても異常な位に卑屈になってしまった美世
本当はもっと怒ったり感情剥き出しにしても良いのに、もうそういう気力も無いんでしょうね
ぶっちゃけ、
リアルな意味合いで「陰」そのものなキャラですけど、
だからこそちょっとは報われて欲しい~って思ってしまいますね。




(歓喜)



しかし、
美世の親父、
実の父親なのに酷いヤツだね。
なんだろう・・・結局は自分の利益重視というか、
金の成る木に甘いって事じゃないですか。
まあでも、
どうなんでしょう、
自分は誰かの親になった経験がないから、
実際に片方がお金の匂いプンプンで片方が無味無臭だったら同じ様に接する事が出来るのかな?
そう考えると、
あれはあれで人間の本性の一つでもあるのかもしれない。
とは言え、あそこまであからさまだと傷付くよな・・・何とも複雑な過去でした。







美世の新婚生活、
このまま暗礁に乗り上げるのか・・・?と思いきや、
久堂さまも流石に罪悪感があった様で小粋な嘘を吐いてまで、
「明日朝ご飯を作って欲しい。」と美世に頼む。
これは、
流石に胸キュンポイントでしたね笑
やっぱ久堂良いヤツぢゃん。。と思いつつ、お金持ってる名家の男も大変なんだろうな
正直それは現代の男性でもみんな苦労してるだろうし・・・疑心暗鬼というか。
でも、
そこで、
優しい一面を堪え切れず出してしまうのが久堂さまの良いトコロですよね。







結果的に、
美世の作ったご飯は食べて貰えた。
しかも、
「美味しい。」という笑顔と(←ここ重要)賛辞の言葉付きで.....
ここは自分も観ていてちょっとグッと来ましたね
想えば、
生まれた家では辛い事しかなかった。
無能故に疎んじられ貶されはすれど褒められる事はほぼ無かった
実の父親でさえも・・・だから、
美世にとってはようやく掴み取った❝心からの言葉❞だったのだ。
だからこそ、涙が零れた...恐らく、心の中ではずっと苦悩や葛藤があったんでしょうな
誰からも必要とされなかった、という事実が生み出した至上の喜び。
これまでイロイロと辛い目に遭って来たからこそ、
美世には文字通り幸福になって欲しいですね。
そして、
久堂さまにはそんな美世を優しく抱きしめて欲しい・・・って願っています。 素敵な第一歩目でした♬
















しかし今回OPが披露されましたけど、
まるで劇場版アニメみたいに美麗な作画でしたね。
中には、
タイトル通り幸せそうな描写も多々あってこの先の展開にも期待大ですよ。
それと早くも伏線っぽい描写が撒かれていてその辺も楽しみです
異能・・・
今週披露された設定だと思いますが、
時には戦う展開もあったりするんでしょうか? 色々想像を膨らませながら観てゆきます。



【あかね、成長中!!】「あかね噺」5~6巻の感想。

2023-07-16 | 単行本感想
連載1周年記念の時のジャンプも添えて。。













前回の記事から7か月も経ってしまった。これね↓
【あなたが切り捨てた芸で】「あかね噺」1~4巻の感想。
本当は、
一周年を迎えたタイミングで
単行本の感想を書き切って各話感想もスタートさせたい~って展望があったんですけど、
結局その頃の忙しさだったり他の記事との兼ね合いで今に至る。という感じ
取り敢えず来月初頭にもう7巻が出てしまうので、
それまでにはある種の区切りが付いているこの6巻までの感想を纏めたいと思っていました。

で、
この6巻までの内容を読んだ素直な感想としては・・・面白いっすね(超笑顔)。
なんでしょう、4巻までもめっちゃ面白いんですけど、物語で言うと序章というか...
ある意味一生に啖呵を切るところが物語としての❝本当の始まり❞だと思うし、
あのシーンこそがあかねにとっての決意表明に当たる
「ここから羽ばたくぞ!」っていう・・・
うん、
4巻掛けて最初の[始まりの始まり]から[本当の始まり]を描いていた~って印象なんですよね。




5巻より。



で、
まず5巻。
冒頭の、「女の意地」をりゑんに叩き付けた開口一番には痺れましたね!!
正直な話、落語としても成立してると思うしカウンターとしても成立してると思うし・・・
是非はともかく、
それまでのあかねの落語の中ではベストな出来だったと想う。
何よりも読んでいてめちゃくちゃスカッとするエピソードでもありました(笑
 ただ、
その後、
そんな❝じゃじゃ馬っぷり❞が落語界に知れ渡って、
色々な人から忌み嫌われてしまう・・・という読んでいて辛い展開が続きました。
系統としては、同じ少年誌の職業漫画である「モンキーターン」を彷彿とさせる❝礼儀❞の話でしたけど、
まあちょっとでも変な事したら高座で仕返しされるんじゃ!?みたいな懸念は生むわな
そういう意味では得心も行く展開で上手かったですし、
同じジャンプのマキバオーみたいに
「上手く行かない展開」もしっかりと描くのは誠実な作劇な気がしました。
結構、アンケという観点からするとある種の「勇気」も必要だったと思うんですが、逃げなかったですね。

でも、
バンドとかでもそうですけど、
鉄砲玉は鉄砲玉でそういうのを好む人種も居る、ということ。
思わぬ観点から前途多難の船出となってしまったあかねでしたが、
ここで禄郎だったりうららに拾われたのは今振り返るとかなりデカかったですね
本人らは照れ隠しか何かで素直なリアクションは見せませんでしたけど、
普通ならわざわざ腫れ物を自らカバーしようなんて思わない。
そう考えると本当はめっちゃ良い人達なのかもですね。
本人らは否定しそうだけど笑




6巻より。キ〇プつば?否、もしかして、わざとオマージュとして入れたのかもしれない。



で、
6巻からはお茶汲み編に入る訳ですけど、
まず、
あかねのお茶汲みは素晴らしかった。
うららの学びを活かしつつ、あかねにしか出来ないクオリティの笑いに仕上がっていて、
正直読んでて唸るというか、腑に落ちた。っていう印象がかなり強かったですね
うららは妖艶、
あかねは滑稽。
でも、
それが人それぞれの味っていうものだから。
もっと言えば個人的には朱音版のお茶汲みの方が好みだった。。 し、
他人の学びを取り入れつつ新しい表現に仕立て上げる~という観点からすると、
キャ〇テン翼のオマージュを取り入れつつ新しい解釈で示して見せたこの漫画自体も
本当❝落語❞そのものだよなあ。って読んでてめちゃくちゃ感心しました。


また、
そこに至るまでのあかねの努力も良かったですね。
ガムシャラに試行錯誤して、
他人の意見を受け入れて、
時には❝オンナ❞になろうと背伸びしたりして(笑
でも、
そうやってただただ思考停止するんじゃなくて、
ひたすらに足掻いて答えを掴まんとするあかねの「必死さ」は素敵
だと思いました。
ぶっちゃけ、
そういう泥臭い部分は自分も見習った方が良いな。って20歳そこそこの女の子から教えられたので、
人間って本当年齢に意味って少ないんだよなと思いました。。 勿論原作者は居ますが、
漫画ってキャラが勝手に動く~とかよく聞きますもんね。
見事な❝成長❞を魅せて見せた桜咲朱音、
1~4巻までが、
「長い始まりの時間」だとしたら、
この5~6巻は「そこからの成長」を描く巻数だった様に想う。
要するに、ただ啖呵切ってるだけじゃなく、実際に具体的に成長してますよ!!という事ですね。
ジャンボとのデート編もイロイロなイミで面白過ぎたし(笑) 5巻で苦悩の季節を描いた分、
6巻での晴れ渡った空模様みたいな爽快感のある展開が非常に素晴らしかった。

鮮烈な「始まり」から、
充実した「飛躍」の季節へ。
あかねがとってもあかねらしくて読んでいて兎に角気持ち良い6巻まででした。




ラスボスだけど、正直格好良いよね。一生。



さて、
紆余曲折経て「パワーアップ」したあかね。
となると、必然的に腕試しの場が欲しくなる・・・って事で
ここで一枠を懸けて審査会が催される~という展開は
THE少年漫画!!という印象で実にイイですね
まず、
その一枠を争う中にあのひかるが再登場!というのもアツいですし、
入れたら入れたで同門や格上の相手と共演する~っていうのも同じくらいアツい。
何より、鍛えて来た腕前の証明をするという観点ではこれ以上ないくらい相応しい舞台だと思う。
正直、
6巻発売中にこの感想を終わらせられたのは運が良かったですね
だって、次の7巻からは文字通りあかねの「挑戦」が始まるのだから。
その奮闘模様を当ブログはこれからも応援したり追い駆ける事を誓います!!
・・・今度は、
もっとタイム感を大事にしてね(笑
あかねは素直で負けん気が強くて見ていて気持ちの良い主人公なので本当大好きですよ。
そういう訳で、7巻以降の感想も必ず書くので是非よろしくお願いします。














オマケ。実は今のツイッターのアイコンが「あかね噺」の朱音なのです。

このイラストを描いて貰ったのは年末なんですけど、その後、
年初めの公式賀正イラストであかねの髪が紫色だったのは正直嬉しかった・・・笑




最後に、細かいところ、
扉絵とか見てるとあかねの生足が兎角目立つ。
そういう意味では「あかねは生足・太ももの伝道師なのかもしれない、、、」って思いました←←←
いやいや、
最後に「それ」かよ!って感じですが、
でもあかねは正直オンナとしての魅力も相応にあると思う。し、
ある意味ジャンボは羨ましいな~って思いました(笑
それと、
からしとのデートも見てみたかった
意外と、意外とするんじゃないか?とも想ってたり。
あ、それと、あかねも案外ジャンボの事まんざらでも無さそう?だったのも良かった
恋愛ネタ大好きなんでああいうエピソードはご褒美でしかなかったですね。。
まあでも今のあかねは落語が恋人、落語女子の青春真っ只中ですから。
いつか、色香を覚えたりもするのかな・・・
それはそれで良さそう(?)だけど。
今はね、
今みたいな感じでいいんじゃないかと。うん、そんな感じ!それとDQ風の扉絵も大好きでした。
あまり感想が長すぎると読んで貰えなくなる気がするので、今回はこれで(まあ既に長いんだけど苦笑)。
グングンと成長するあかねの相様にこれからも目が離せません。また近い内に、書く。


7月の花。

2023-07-15 | 









レビュー活動をずっと続けていると、
嫌でも俗に言うインフルエンサーの情報っていうか姿「も」目に入ってくる。
それを見てしまうと精神的にキツいというか、自身のやってる事が本当に無意味に思える。
めちゃくちゃ自分がショボく映る・・・
どんどん、
自分という存在が小さくなっていく気がして辛い瞬間もかなり多い。
本気でやればやるほどダメージがデカい。

原因はいくつかあるけど、
まず社交性というか器用さが無いのがマズいんだなあ。。
それでいて、無口なまま燃え上がらせる力量も無いとも思う。
無理とか我慢をしてまでやる事でも無い~って想いも正直あるし、難しいですね。
ただ、
自分は結構昔書いた記述を読み返す事も多いので、
そういう時は「この頃こういう感じだったんだ。」って懐かしい気分に浸れてただただ楽しい瞬間もある。
色々悩む事も多いけど、取り敢えず未来の自分を唸らせる為に腐心するのも悪くないのかもな。


こういう事わざわざ書くのって非常にダサいですけどね(笑
まあでも結局は想像力を働かせる事が重要だと思う。
目に見えるだけがすべてじゃない。
それを信じるしか、ない。










そう言えばこの間向日葵の日でしたね。




こういうちょっと前衛的な色合いも好き。




MORNING GLORY.




素晴らしい百合の花だ。。




めちゃくちゃ可愛い。ポップネスがスゴい。




真夜中のヒマワリも常夜灯みたいで素敵さぁ。










そう言えば、
ようやく「花」のカテゴリー作りました。
ちょっとだけ昔の移動もしたので、宜しければ。
それでは、また明日!!!!!



カネコアヤノ「Hall Tour2023 "タオルケットは穏やかな"」@NHKホール 23.6.22

2023-07-14 | LIVE










先月の22日、カネコアヤノのライブを観にNHKホールに行った。










NHKホールに行ったのは今年2回目でした。
あの美しい会場の雰囲気や音の鳴り、そして伝統ある雰囲気・・・大好きなハコの一つです。
この公演は今年1月に出たアルバム「タオルケットは穏やかな」のホールツアー編であり、
ライブハウスとはまた響き方及びセトリも違うと思うので楽しみにしてました。
 尚、
6月は11本ライブに行く~という怒涛の月だったんですが、
この日は4日連続ライブ参加の一日目でした。
もっと言えば、
6月に行ったライブの中で唯一雨が降ってたのがこの日でして、
そういう意味では結構ツイてたなっていうか・・・うん、何気に晴れ男だったかもしれないですね(笑
この日もカネコさんのライブを観た後にしんしんと降る雨はむしろキレイだとも感じたし。
そんな尊い一日の思い出を以下つらつらと語って行こうと思います。










ライブハウス編ではラストを飾っていたアルバムの表題曲「タオルケットは穏やかな」で幕開け。
ホールツアーではセットリストも変わるだろうな。と思ってたのでこれは予想通り。
どっしり感のあるバンド演奏と胸に来る歌唱に早速泣きそうになる。
続く「爛漫」では、
「分かってたまるか」の部分をちょっと不良っぽく?歌っていて聴いていて痺れました。。
煮え滾る様なサビと付随する演奏に心を熱くしながら、
セッション風のイントロを付け足して奏でられた「やさしいギター」を切々と投下。
「不安の形は日々変わり~」というフレーズに思いっ切り感情移入しながら聴く。
音源よりもテンポが速くなってたのも面白かった。
大好きな「眠れない」、
この曲がきっかけで眠れない夜は眠たいと感じるまで無理せず好きに興じる事を覚えたので、
そういう意味では本当に有難い一曲ですね、、、「明日の愛を想像する」というフレーズも好きです。

機材トラブルがあった後、
珍しくカネコアヤノさんがライブ中に喋る。
「こんばんわ~」
(直った後)「やりまーす」
程度の短いものでしたが、あれはあれで貴重でしたね(笑
力強いビート感で鳴らした「予感」、
アンセム感たっぷりで希望に似た心情を歌った「燦々」、
まるでお祭りみたいなアレンジが気持ち良かった「サマーバケーション」・・・と
季節色も織り込んだ心地良い流れにウットリしながら鑑賞していました。
シリアスな歌詞にも呼応していた「明け方」、
「焼肉でも食べたい~」みたいな歌詞がギャップ感満載で楽しかった「エメラルド」等、
様々なニュアンスの楽曲がバランス良く繰り出されるので聴いていて素直に楽しかった。
し、
カネコアヤノさんの楽曲からは❝生活❞が滲んでいるなあ。と聴いていてしみじみ感じたりもしたのでした。


なろうと努力しても中々八方美人にはなれない現実があるので、
「海にはなりたくない」とはっきりと歌う「季節の果物」には気持ち救われた気分にもなった。
伸びやかな歌声に古き良き歌謡曲の要素もあるグッド・メロディが重なってこれまた恍惚的な一幕。
ギターリフが陽気で格好良く、虹色の照明もキレイだった「さよーならあなた」、
新加入のベースサウンドが兎角気持ち良かった「ゆくえ」と、
後半も耳が幸福な音像が続いて行く。
 ここで、
最新アルバムの最後の楽曲「もしも」が奏でられたんですが、
聴いていて泣いてしまった。
具体的に書くと、
「怖いけど頑張るしかないんだね」の部分で心の琴線に触れてしまって自然と涙が出て来た...感じ
もっと言えばその前の不安がそのまま具現化してる様な歌唱の時点でヤバかったんですが、
どうしようもない現実がただただ突き付けらた件の箇所に触れた時、
涙を抑えられない自分が居た。
でも、
正直泣けて良かった
気持ちに寄り添ってくれる歌に心が救われた様な想いになった。

同時に、歌手の表現力って、否、カネコアヤノの表現力ってやっぱすげぇな。。とも感じましたね
今振り返るとあれはとても良い時間だったし、後半のリバーブ掛かった音波の様な歌唱もスゴかった。
元々音源の時点でも凄味を感じていた楽曲だけど、生で聴くともっともっと凄味があるなぁ、と。


そんなハイライトを経て、楽しかった公演もクライマックスへ。
真っ赤な照明が鮮烈で格好良かった「車窓より」の情熱溢れる歌に魅せられ、
新譜の中でもこれまたお気に入りの「月明り」では、
先ほどの曲とはうって変わって、
一つの小さな照明がぐるぐると回るまるで蛍みたいな演出が素晴らしかった。し、
さざ波の様なドラミング、間奏で爆裂していたアンサンブルもギャップましましで燃えたし、
やっぱり「一番可哀想なのは僕だ。」っていうフレーズを聴いていると強く感情移入してしまう自分が居た。
勿論、正しい/正しくないは別として、そういう気持ちを歌ってくれる事自体が価値があると思った。

大好きな「抱擁」も嬉しかった。
初めて観たカネコアヤノのライブでも感動した曲の一つだったので、
また聴けて良かったしもがくように歌うその姿にもシンパシーを感じてグッと来てました。
「心を守るんだ」というフレーズにいつ聴いても胸打たれてしまう「気分」、
ライブハウスツアーの時よりもアレンジがROCKに進化していてその相様にも興奮しました。
深淵に近い感情が、
熱く熱く奏でられるのはむしろ得心がいくので正統進化って感じ。
メロディアスなサビメロが気持ち良い「こんな日に限って」
この曲もライブアレンジが相当刺激的で格好良くて魅せられて高揚もしたんですが、
そんな熱量を持って最後の最後にまるで火柱みたいに大爆発させたのが「わたしたちへ」でした。


この曲は、凄かった。
歌詞が、
「変わりたい変われない
 変わりたい代わりがいない
 わたしたち」


というものなんですが、
その成長したい。大きくなりたい。自分を超えたい。そう強く願う気持ちに満ちた言葉たちが、
進む度に鳴らす度に続く度に加速して熱量が肥大化していくバンド演奏と絡まって、
意志自体が具現化してただただそこに居たような・・・

そんなパフォーマンスが兎角見事でした。
カネコさんの一心不乱に掻き鳴らすギターの爆音、
それに呼応する様に全員が激しさを増し加熱していくばかりの強力なアンサンブル。
まるで燃え盛る火柱の様に、
「変わりたい。」
そんな、
普遍的で、
だからこそ何よりも切実な想いを真摯に表現している様なステージには本気で胸が熱くなった。

この曲は応援歌ではなく、ただただ個人の率直な胸の内を歌ってるだけ・・・だと感じるけど、
だからこそ、聴き手にとっても想いを燃やす勇気のかけらみたいな曲として響く。
その圧倒的な表現に充てられて感情が火照ったままライブは終了
どこまでも転がり続けるロックンロールの轟音、
その揺ぎ無い想いを叩き付けた渾身の夜。
ライブハウスツアーとは最初の曲と最後の曲が真逆なのも面白くて大満足でしかなかった名演でした。
バンド・マジックそのもののような鮮烈なフィナーレには何度でも拍手を送りたい。
ありがとうございました!!!!












タオルケットは穏やかな
爛漫
やさしいギター
眠れない
予感
燦々
サマーバケーション
明け方
エメラルド
季節の果物
さよーならあなた
ゆくえ
もしも
車窓より
月明り
抱擁
気分
こんな日に限って
わたしたちへ















そう言えば、
ライブハウスツアーと同じく、
新譜の楽曲を全曲演奏してくれたのも嬉しかったですね
過去曲もガラッと様変わりしていてその毎回セトリがコロコロ変わる感じも好みでした。
そして、
この公演は最初から最後まで着席して観てたんですけど、
そんな風に盛り上がりを排除して歌と演奏だけに集中して観たのも随分久々だった気がする。
これはこれで歌唱に真正面から向き合える印象で個人的には❝アリ❞だな~と。
ライブだけど、コンサートって言い方のが似合う公演だったかも。
若しくはその両方があった、かな。
本当、
毎回カネコさんの公演はイロイロとスゴいので、
またこのツアーには参加したいな!って感じた一夜でした。行けて良かったです。


博愛トライアングル。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第143話 感想(ヤングジャンプ2023年33号)

2023-07-13 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
😧










この話を読んで思った事は・・・
「妹煩い」って何!?っていう事でした。。
オリジナルの奇病を創り出すのが上手い本作ですが(それもなんかスゴい笑笑)、
これまたぶっとんだ設定を用意してきて今回も度肝抜かれましたね。
ただ、
現実に置き換えると、
確かに「あの人に気にされたい。」「あの人に愛されたい。」って苦悩する時もなくもないから、
ある意味恋煩いとかの亜種と考えれば良いんでしょうか・・・ごくごく真面目な表情で、
滑稽な事を真剣にこなす辺りは❝シリアスな笑い❞そのもので面白かったです😂
 まあでも、
人間って誰にでも大なり小なり何かに対する執着心みたいなものってあると思うんですよね
逆にそういうものがその人を強くしてたりアイデンティティになったりしてるとも感じるし。
妹の場合は、いつまでも銘戸さんを一番に慕っていたかったんでしょう。
その願望がさり気なく叶えられてたのはキャラに優しい物語だなぁ~とも想いましたね。




スラムダンク?




もう一つ、
自分を大切にしない銘戸さんを、
羽香里が真っ向から叱ったシーンは物凄く良かったです。
自分を雑に扱ったり無駄に卑下する事は結構やりがちですけど、
イコールその人自身を本当に愛してくれてたり必要としてる人にとっては逆に哀しい事なんですよね
想像が及ばないのも分かる部分もあるけれど、でもそれもある意味甘えなんじゃないかなあ
特に、
銘戸さんは、
恋太郎という運命の人がちゃんと居る訳で、
だからこそ自分自身を雑に扱う行動はいただけない。
あそこで、ちゃんと叱れる羽香里は普段淫乱キャラに見えて実はしっかりしてるんじゃないか、って。
まあ回想で怪しい知識も植え付けてたけど・・・(苦笑
でもね、
ちゃんと自分を大事にもする事が、
(いるかもしれない)自分を想う誰かの安寧に繋がっていく。
それを憶えていて。
と読者にしっかりと伝える辺りは流石だなあとも感じたエピソード。
最後、実は銘戸さんは羽香里を姉の様に想ってた事を知って妹が増長してたのもらしいオチでしたね!
2週間ぶりの100カノは、
人を喰った様なネタと❝優しさ❞が同居する個性的&ハートフルなお話でした♬













ところで、
冒頭で引用したカット、
何気に老人描くのも上手いですよね・・・
そういえば神様とかもダンディなおじいさんだったわ(外見は)。
銘戸さんと妹の百合キスもあったり今回もまた小ネタも特盛りで素晴らしかったです。
そして、ラストカットの羽香里は俗に言うバブみたっぷりでやっぱ❝お姉さま❞だわ、と😊✨



syrup16g Tour 20th Anniversary "Live Hell-See"@柏PALOOZA 23.6.20

2023-07-12 | LIVE











先月の20日、syrup16gのライブを観に柏に行ってました。









syrup16gのライブを千葉県で観たのは初めてだった。
というか、振り返ると関東で行う公演に関してはほぼほぼ東京だった気がする
去年あたりから横浜とかこの日の千葉みたいに東京以外でもライブやるようになった・・・のかな
ちなみに、柏公演は先行でチケット当たったのに
それよりもキャパが大きい横浜公演は普通に外れた~という謎の仕様でした。
今振り返れば、
去年生まれ故郷の横浜で観れたので、
音楽の神様が「今度はお前の地元で観なさい。」と粋なプレゼントをしてくれたのかもですね
まあ自分は千葉市のすぐ下の市原市に住んでるのでそこまでめっちゃ近いって感覚はないですけどね笑
近い~って感覚があるのは船橋市くらいまでか。

この日は、
ボーカルの五十嵐隆が感染症からの病み上がり~って事で、
豊洲と比べると明らかに声が出てなかったです
ただ、
「だからこそ」感じるものもあったり、ピンチをチャンスに変えて名演を創る、
そんなバンドの底力を感じられる素晴らしい公演でもありました。
「リアル」演ったので、感想も
「リアル」に書きます。
では以下。












一曲目はやはり「イエロウ」。
豊洲で観た時よりも更にソリッドに進化していて驚き、
つくづくバンドは生き物だな~って実感しました。
また、
柏PALOOZAはキャパが400~500程度なので、えらい近距離に感じそれも嬉しかった。
昔、東京国際フォーラムAで観た時はメンバーが豆粒に感じたけど(それでも楽しかったけどね)
この日は五十嵐さんがギターを弾く様子等をまじまじと観れたのでそれだけでも尊い夜でした。
 そんな五十嵐さんがシューゲイザーの様なギターサウンドで魅せた「不眠症」、
「うるせぇてめぇ」のシャウトが光っていてこの日は(感傷よりも)素直に格好良く感じてました。
更にディープに攻める「Hell-see」を投下、
静かかつダウナーな楽曲だけどギターサウンドは燃える様な情念も孕んでいて
そのギャップにも心底魅せられ今夜のライブも最高である事を確信。
中畑さんの不気味なコーラスも良い味出してました。

ダンスチューン?ってくらい踊れるアンサンブルに進化していた「末期症状」
この曲も終盤の「(素敵な未来は)ね~よ!!!!」のシャウトが痺れるぐらい格好良く、
またその水面下に潜む哀愁含めてしっかりと堪能出来ました。
中畑さんのMC、
syrup16gのライブに来てる客に「syrup16gです。」って告げるのは何かおかしいって流れから、
「日本屈指の3ピースバンドです!」という何かヒップホップの人が言いそうな自己紹介に色々アガりつつ、
ここから五十嵐さんの声が異様に掠れ始めて、それは「月になって」まで続いていた。

「末期症状」まではかなり無理してたのかもしれないが、
それでも「ローラーメット」のクッキリしたギターサウンド、
「I'm 劣勢」の「60代行くまで生きてんのか俺」という歌詞のマイナーチェンジ、
「(This is not just)Song for me」の柔らかで包み込まれるようなサウンドデザインなど、
声が本調子でなくとも印象に残る場面や聴きどころはいっぱいあったので良かった。
唯一、
「月になって」だけは、
正直に書くと声が掠れ過ぎていて快感よりも心配の方が勝(まさ)ってしまった。


ただ、
そこから五十嵐が奇跡の復活を遂げる。
代表曲の一つでもある「ex.人間」、
この曲の、
サビの部分の絶唱で彼の声がしっかりと戻って来たのだ。
うん、
「月になって」とは明らかに違かったから、他の方がどう思ったのは分からないが、
自分はこの曲の絶唱で少し喉の調子を取り戻した様に感じられました。
そして、
それがとても儚くて美しかった。
どんなにボロボロになっても、少しでも楽しみを見い出して、生きようとする想い。

そのあまりの健気で切実な歌と火事場の馬鹿力っぷりに聴いていて思わず涙が出そうになってしまった。
懸命に頑張ってるからってだけじゃなく、
奇しくも怪我の功名的にこの曲が持ってるニュアンスをリアルに再現出来ていた気がしたんです。
本音を書くと今までライブで聴いた「ex.人間」の中でこの日が一番素晴らしかった。
五十嵐さんの魂は、未だに燃えている。それを証明する一曲でした。

ザラついたギターの音、どんどん躍動感を増すドラム、そして、
この曲はやっぱり循環し続けるマキさんのベースラインが最高だな!ってなった名曲「正常」
そして・・・
「もったいない」の
「何の為に生きている」ってフレーズ。
近距離で深淵みたいなテンションでねっとりと歌われたのもあり、
聴きながら自分の中の誤魔化していた闇が引き摺りだされた~みたいなドロドロの効果があった。
後述はしますが、結果この曲のこのフレーズがきっかけで真夜中に独りで号泣しました。
鉄っぽさ全開のギターサウンドもまた絶品でやっぱり五十嵐さんはギタリストとしても至高だな、と。
 ギターと言えば、
鬼気迫る顔で五十嵐さんがギターを掻き鳴らしていた「Everseen」、
豊洲のレポでも書いたけどこの曲定番曲みたいに盛り上がっててそれが面白かったですね
中畑さんの「Yeah!!」や怒涛のビート感、苛立ちの表現もスカッとする様な感触があり素晴らしかった。


実は、
普段「HELL-SEE」の中で一番よく聴くのが「シーツ」なので(これも以前書いたかな)
この日も聴けて嬉しかったし、沁み入るような歌と雰囲気も絶品で作中観に浸れる出来栄えでした。
サビ前のギターフレーズにも陶酔しつつ、
人気曲「吐く血」!
生々しい歌詞とは裏腹に、
アンサンブルはまるで光みたいに元気でキラキラしててそのギャップも楽しかった。
 そして、
最後は名曲「パレード」にて〆。
そう言えば、ツイッターで柏PALOOZAの音響を褒めてくれてた人が居たけど、
正に近距離であのただただ美しいギターフレーズを長々と聴けて正直めちゃくちゃ幸せでした。
豊洲と同じエレアコだったと思うんだけど、弾いている手先までじっくり見れたし、
あの旋律はホントに美しくて、
「この時だけは自分は本当に幸福なのかもしれない。」と真面目に感じてしまったくらい、
「この時だけは永遠に続いて欲しい。」と願う素敵な音楽の時間でした。

まるで桃源郷に辿り着いたような・・・正にライブハウスの魔法。
気が付けば、
大満足してしまっていたある意味この日しか体験出来ないような物凄い夜でしたね。。


アンコールは、一回目は「Les Mise blue」の楽曲を3曲。
この3曲はガチャガチャみたいに各地で違っていたみたい。
この日は、
伸びやかな歌声がアンサンブルに絡んで爽快だった「Don't Think Twice(It's not over)」から始まり、
「大事を突き詰めたら虚無かもよ」というフレーズが異様に響いてしまった「診断書」
「診断書」大好きなので正直かなり嬉しかったですね・・・笑
躍動感たっぷりの「Dinosaur」で、
不敵に終わって見せる~って構成もまたアガる仕上がりで良好なアンコールでした♬
 更に、
この日もダブルアンコールも敢行!
病み上がりなので無くても納得はするつもりでしたが、敢行してくれて感謝しかない。
キレッキレの歌い出しからして気持ち良かった「ソドシラソ」はめちゃくちゃ久々に生で聴いた気がする
自棄的な世界観がドライブ感と共に拡がっていく音像に陶酔しつつ、
名曲「天才」もバッキバキに響かせ、
最後の最後はこれまたライブの起爆剤とも言える「リアル」で終了しました。
自分の聴いた感じこの頃にはいつもの五十嵐さんらしいボーカルだったんじゃないかな...
本当に歌も良かったし、
深淵そのものな作中観も良かった。
何より、半ギレ気味で「妄想リアル もっとSO REAL」とガチシャウトする五十嵐さんの姿と声が、
強いシンパシーと共に心に響いてしまって・・・最後の最後まで魂を燃やす様なライブ
でした。
ちょっとは思い通りになれよ(笑)的な逆ギレ感と、
それがむしろ泥臭く足掻いてる様にも映って、
なんか想像以上に締めに相応しい楽曲でもあるんだな。と思えたりして収穫もいっぱいありましたね。

正直、
豊洲も素晴らしかったけど、
柏も負けないくらい素晴らしいライブでした。
これはこれで普段観られない❝美しい必死さ❞に溢れていた公演だった様に想う。
改めて、
自分が住んでいる千葉でライブを行ってくださり感謝です。
また、是非千葉でもライブやってくれたら個人的にとても嬉しいです。
ありがとうございました!!!













イエロウ
不眠症
Hell-see
末期症状
ローラーメット
I'm 劣勢
(This is not just)Song for me
月になって
ex.人間
正常
もったいない
Everseen
シーツ
吐く血
パレード

Don't Think Twice(It's not over)
診断書
Dinosaur

ソドシラソ
天才
リアル










物販でタオルも購入。今年は特に暑いのでめっちゃ役立ちそう!


ところで、
ライブが終わって帰宅した後、
「もったいない」の「何の為に生きている」のあの歌唱が頭から離れなくて、
それがきっかけで自分の中に存在していた潜在的な闇というかコンプレックスが爆発し、
真夜中に大号泣した。
それは、
他人と他人の間に流れている波長みたいなものがあったとしたら、
自分は(悪い意味で)どこにも属さない、属せないんじゃないか。という葛藤と不安、
その❝断絶❞のような感触・・・に苛まれて結構長い間涙が止まらなかった。
 
正直、
それで何かが変わった~というのは無いし、
「だから?」って話なんだけど、
ただ、
事実としてそういう❝リアル❞があったって事は誤魔化さずに綴るべきだと思ったので書きました。
でも、ドラマみたいにそれがきっかけで転がったっていう類のものが一切無くても、
そういう感情が確かにある、あった、抱いている。っていうのを、
ただただ感じ取る事が出来たのはある種尊い事でもあって。
そんな【弱さ】を抱きしめて自分はこの先も歩いて行くんだろうな~と想ったりもしたのでした。終わり。