
今回は美世が生まれて初めて?のデヱトをする回でした。
ただ、
生まれ持った奴隷根性?
卑屈な精神性が邪魔をして中々素直に楽しめない彼女が居ました。
ま、
父親も再婚した母親も自分ではなく新しく生まれた子を溺愛してまともな愛を貰えなかったから、
ああいう風になってしまうのも仕方が無いっちゃあ仕方が無いのかもしれない。

でも、
久堂さまは「だからこそ」そんな彼女の凍った心を溶かしたかったみたい
そりゃ、結婚を前提に一緒に居る訳だから必然的にそうなるんだけど、
それ以上に・・・
育って来た境遇を察して幸福にしてあげたい。という想いも強かったのかもしれないですよね
普段は気丈に振る舞ってるけど、そういうトコ久堂さまの優しい所ですよね。。

お手々ポンポンは萌える。。
でも、
デヱトの描写は正直観ていて凄く楽しかったですね
あくまで出しゃばらず控え目に過ごそうとする美世。
それでも、
生まれて初めての化粧に(お互い)ドキドキしたり、
二人でお買い物に行ったり、
本を読んだり
素敵な景色を見たり・・・非常に静謐な空気感が特徴的な作品なんですが、
だからこそ伝わって来る内面の喜び、、、みたいな感覚が良かったですし、
あくまで献身的な妻を演じようとする美世と、
そんな彼女をなんとか少しでも満たしてやりたい。と考えている久堂さま
ぶっちゃけ、
そこまで想いが噛み合った感覚は無かったんですが、
それ故に個々の想い・・・
美世だったら「こんな経験は無かった。幸せです」
久堂だったら「少しでも笑顔にしてやりたい」みたいな.....
そういうある種の❝いじらしさ❞の様なものが垣間見れたのが素敵なエピソードだったと思います。

でも、
最後に美世の❝素敵な笑顔❞が観れたのはとっても良かったです・・・!
それまでのどこか「いいのかな・・・?」みたいな表情ではなく、
心からの笑み。
それは、
自分のくしがボロボロなのを知っていてプレゼントしてくれた~というのが嬉しかったんだろうし、
そう考えると久堂さまも意外と彼女の事をよく見ていて粋な計らいするなぁ、と。
顔だけではなく、心までイケメン。。
なんだかんだ、
ちょっとずつ美世の表情もほぐれている感覚があるので、
この調子で・・・タイトル通りの「幸せな結婚」を成し遂げて欲しいって思います。

ところで、
美世の義理の妹、
結婚生活そこまで幸せそうじゃないね(笑
ちょっとザマアって思いました。。
それと、
最後に初めてバトル描写出て来たけど正直格好良かった
美世を久堂家から奪おうとしてる輩の行動っぽいけど、
打算目当ての輩よりも、
例え異能が無くても幸福にしようとした久堂さまの方が美世にとってはきっと善い。
その辺の応酬にも期待しつつ、どんどん幸せになっていく美世の描写を楽しみにしています・・・!

ところで、
やっぱこの作品の風景描写良いですね!
観ていて単純に癒される感じがします・・・大好きです。