サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

竹内アンナ「TOUR2023 -at FIVE-」@恵比寿LIQUIDROOM 23.6.9

2023-07-05 | LIVE











先月の9日、竹内アンナのライブを観にリキッドルームに行ってました。








この日は俗に言う(?)❝ロックの日❞でした
他にも色々なバンドや歌手がライブやってたと思うんですけど、
色々考えた挙句竹内アンナのワンマンに行きました
やっぱり、
今年2月に出たミニアルバムに収録されている新曲「WILD&FREE」に感銘を受けたので、
是非生で観ておきたかった~という気持ちがかなり強かった
ですね
竹内アンナは、去年出たアルバム「TICKETS」から聴き始めたので、
初期の楽曲は知ってたり知らなかったりなんですが
それでも十二分に楽しめた.....否、
だからこそ新しく出会えた素晴らしい楽曲もあったり収穫だらけの夜でございました。では、以下。











ロックの日らしく、
一曲目は疾走感溢れるギターロック「サヨナラ」からスタート。
ピロピロと鳴らされるギターソロがまず格好良くていきなり魅せられた。
「あなたらしく楽しむ準備は出来てる?」的なMCの後に、
カッティングが気持ち良かった「Free! Free! Free!」とのっけから爽快で良好な流れが続く。
紅い照明も格好良くて早速竹内アンナワールドに惹き込まれてゆきました。
そこから、
サビのスケール感も恍惚的な「あいたいわ」
この曲ではシンガロングもあったり早くも序盤のハイライトを創り出していました。
ちょっと乙女チックな世界観も楽しくてときめきを貰える一曲でしたね♬

「あなたの好きを大切にして。」というメッセージ性が尊い「Love Your Love」、
例え流行とかに乗れなくても自分自身の❝好き❞のが大切だと思うのでとても身に沁みる楽曲でした
もっと言えば、他人にどう言われても❝好き❞を貫き通すのが重要だと思うんですよね。
力強いポップソングに励まされつつ、
チルな雰囲気も心地良かった「TOKYO NITE」、
そして、更にゆったりとした雰囲気に安らぎをもらえる「made my day」と続く。
そこから、官能的かつパッショナブルな歌唱が光っていた「20-TWENTY-」
それまでとはまた違った一面に魅了されつつ、
爽快な雰囲気&リズミカルな演奏が小気味良かった「ALRIGHT」と初期の楽曲群も非常に良かったですね。
ギターソロも格好良かったし、竹内さんはギタリストとしての才能もスゴいな、と。
そのポジティビティに魅了されながらライブは中盤戦へと駒を進める。


ここで、
エレキでもなくアコギでもなく、
まさかのハンドマイク(!)で「泡沫SUMMER」を披露
何処から切ってもポップな音像が兎角快感でこれまた堪らない一幕でした
みんなでジャンプして飛び跳ねたりTHIS IS ポップ・ミュージック!っていう雰囲気が素晴らしかったですね。
ひと夏のワンダフルライフを楽しめそうなステキな予感のサウンドに陶酔しつつ、
エレキギターの弾き語りでシックに「ICE CREAM.」を奏でたり、
「RIDE ON WEEKEND」を穏やかに歌唱したり...と
この辺はゆったりじっくり聴けるモードで染み入る様な雰囲気が印象的でした。


いよいよライブも終盤戦へ!
最新のアンセム「手のひら重ねれば」で生み出したピースフルな雰囲気がまずGOOD。
そして、キラーチューン「YOU+ME=」ではサビの良い意味でねじれた感じの歌唱が心地良く・・・
本当に、何かと何かが合わさって化学反応が生まれてそれ以上のカタルシスになる感覚を歌で表現している、
そんな竹内アンナさんの独特のセンスにも魅了されつつ、
ラララ~のシンガロングも気持ち良くて早くも代表曲の一つになっているみたい!でした。
 そんな盛り上がっている雰囲気に更に油を注ぐかの様に「WILD&FREE」
バッキバキのアコギサウンドと力強いリズム隊のアンサンブルがめちゃくちゃ気持ち良かった。
歌詞も・・・・・
「私がいなきゃ面白くない。」
確かに。と(やっぱりこの日も)感じました
人間は他人と自分を比較していちいち落ち込んだりする生き物だけど、
だからと言って、自分を棄ててまでその人の真似がしたい!って大抵ならないでしょ?
その時点で結局自分らしくなきゃ面白くない。と感じちゃってる証拠なんじゃないか?とも想う。
だとしたら、腹を括って自分のしたい様に生きよう。っていう・・・そういうパワーのある一曲でした。
また、間奏のアコギソロの音色が信じられない位に流麗であれは生で聴けて良かったな~
この曲でもまた竹内さんのギタリストとしての巧さを存分に感じたりしたのでした。

個人的に、
この日一番感銘を受けたのは「I My Me Myself」という楽曲。
恐らく定番曲なんでしょうが個人的にはこの日この時に初めて聴いたんです。
まず、ワイパー含めた盛り上がりがスゴくてそれに圧倒されたのと、
メロディもナチュラルで素晴らしいですし、
何より歌詞ですよね。
「どんなわたしもわたしなの」ってフレーズ。
正直、
今って大SNS時代ですから、
割とコンビニ感覚で他人の影響受けちゃうじゃないですか。
時にそれが自分らしく生きる上で障害物になったりもするんですけど....
でも、
この曲がそんな迷いを払拭してくれるというか、
「自分がそう思ってるんだからいいじゃん。」的な・・・
それが真実だよ。と背中を押してくれる、
それが歩く力になっていく。
初めて聴いたのがライブというタイミングだったのもあり、めちゃくちゃに影響を受けてしまって、
ライブ終わった後最もリピートしてるのがこの曲になってしまったくらいに良かったですね
この曲の歌詞、全体的にかなり完成度が高いと感じるので是非聴いて貰いたい一曲
まあ別に広まらなくても個人的にこれから先もお守りの様に聴き続ける。
そんな楽曲に出会えた事に本当に感謝したい一夜でした。



本編最後は「生活」。
この曲も素晴らしくて、グルーヴ感たっぷりの演奏、
ポエトリー風味から畳み掛けるように熱量を増していくボーカリゼイション、
最後の終わり方も前衛的で格好良くて終わり方まで印象に残る様な素敵な初対面でございました。
何度も叫ぶように歌われた「Life goes on!」のフレーズは超泥臭くてエモかったですね。
竹内アンナさんの音楽はリズミカルでポップな楽曲が多い印象なんですが、
こういう熱いロックもあるよ!って事を大いに示した、
正にロックの日に相応しい熱演で結果的にこの夜を選んで大正解だった・・・と思います。
それは別のイベントを選んでてもそう思ったかもしれないですけど、ただ、この日彼女のライブ初参加だったので。
新しい衝動を得れた~という時点で実りある一日だったのは間違いないと想う。
ありがとうございました!!!












サヨナラ
Free! Free! Free!
あいたいわ
Love Your Love
TOKYO NITE
made my day
20-TWENTY-
ALRIGHT
泡沫SUMMER
ICE CREAM.(弾き語り)
RIDE ON WEEKEND
手のひら重ねれば
YOU+ME=
WILD&FREE
I My Me Myself
生活

at TENDERのテーマ
ALRIGHT(弾き語り)











アンコールは、
本編でも披露した「ALRIGHT」を弾き語りでも披露したんですが、
バンドバージョンとは違って素朴かつほのかな熱量も感じ取れてこれまた素敵なパフォーマンスでした。
全体的に、
「自分が自分でいることで生まれる価値」だったり、
自分が好きなように生きる事の素晴らしさ~だったり、
竹内アンナさんの楽曲って凄く哲学的で心に刺さるな。
そんな風にも感じられた尊いワンマンでした。
でも、
ポップミュージックに振り切ってただただ気持ち良い「泡沫SUMMER」もあったり、
そういうバランス感覚含めてとっても❝音楽そのもの❞に浸れたロックの日でございました。。
また、是非竹内アンナさんのライブには足を運びたいですね!