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サブカルチャーマシンガン

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博愛トライアングル。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第143話 感想(ヤングジャンプ2023年33号)

2023-07-13 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
😧










この話を読んで思った事は・・・
「妹煩い」って何!?っていう事でした。。
オリジナルの奇病を創り出すのが上手い本作ですが(それもなんかスゴい笑笑)、
これまたぶっとんだ設定を用意してきて今回も度肝抜かれましたね。
ただ、
現実に置き換えると、
確かに「あの人に気にされたい。」「あの人に愛されたい。」って苦悩する時もなくもないから、
ある意味恋煩いとかの亜種と考えれば良いんでしょうか・・・ごくごく真面目な表情で、
滑稽な事を真剣にこなす辺りは❝シリアスな笑い❞そのもので面白かったです😂
 まあでも、
人間って誰にでも大なり小なり何かに対する執着心みたいなものってあると思うんですよね
逆にそういうものがその人を強くしてたりアイデンティティになったりしてるとも感じるし。
妹の場合は、いつまでも銘戸さんを一番に慕っていたかったんでしょう。
その願望がさり気なく叶えられてたのはキャラに優しい物語だなぁ~とも想いましたね。




スラムダンク?




もう一つ、
自分を大切にしない銘戸さんを、
羽香里が真っ向から叱ったシーンは物凄く良かったです。
自分を雑に扱ったり無駄に卑下する事は結構やりがちですけど、
イコールその人自身を本当に愛してくれてたり必要としてる人にとっては逆に哀しい事なんですよね
想像が及ばないのも分かる部分もあるけれど、でもそれもある意味甘えなんじゃないかなあ
特に、
銘戸さんは、
恋太郎という運命の人がちゃんと居る訳で、
だからこそ自分自身を雑に扱う行動はいただけない。
あそこで、ちゃんと叱れる羽香里は普段淫乱キャラに見えて実はしっかりしてるんじゃないか、って。
まあ回想で怪しい知識も植え付けてたけど・・・(苦笑
でもね、
ちゃんと自分を大事にもする事が、
(いるかもしれない)自分を想う誰かの安寧に繋がっていく。
それを憶えていて。
と読者にしっかりと伝える辺りは流石だなあとも感じたエピソード。
最後、実は銘戸さんは羽香里を姉の様に想ってた事を知って妹が増長してたのもらしいオチでしたね!
2週間ぶりの100カノは、
人を喰った様なネタと❝優しさ❞が同居する個性的&ハートフルなお話でした♬













ところで、
冒頭で引用したカット、
何気に老人描くのも上手いですよね・・・
そういえば神様とかもダンディなおじいさんだったわ(外見は)。
銘戸さんと妹の百合キスもあったり今回もまた小ネタも特盛りで素晴らしかったです。
そして、ラストカットの羽香里は俗に言うバブみたっぷりでやっぱ❝お姉さま❞だわ、と😊✨