ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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耳をすませば

2013-07-06 08:10:30 | テレビ・映画・ドラマ
昨日の金曜ロードショーは「耳をすませば」でした。思えば毎度毎度「見るのに覚悟がいる作品」だとは言ってきましたが、まともに感想書いたことって無かったような。

中学生の時から大好きな作品で、やっぱり雫は可愛くて、聖司はイケメンだなぁと思いつつ見ていましたが、彼女たちってまだ中学生だったんですね(汗。見るたびに忘れてしまいます。確かに聖司もクールかと思いきや、雫と図書館で何度もすれ違ったことを覚えていたり、隣の席に座ったこともあるというのを照れくさそうに話すのは中学生っぽいというか、初々しさを感じました。

個人的に好きなシーンは、終盤、図書館にて、聖司が本を読みながら雫が終わるのを待っているシーンです。あのシーンでの聖司のカッコよさは半端ないと思うんだ。あと杉村が雫に告白するシーンも良いと思う。その後の気まずさが何とも言えない寂しさがありますけどね。言ってしまった以上、すぐにはこれまで通りに戻れない。意識しないようにすればするほど、変に意識をしてしまう気まずさ。青春ですね・・・

周りがやりたい事を見つけ、変わっていく中で、自分の中にある原石は何なのか、周りに置いていかれないようにと必死で頑張る雫の姿は見ていて応援したくなるものでした。聖司のおじいさんも言っていましたが、原石の中には下手に磨いてしまうとかえって輝きを失ってしまうものもある。目に見えているものだけではなく、自分でも気づかない原石が潜んでいるかもしれない。それが何なのか迷って立ち止まっている時間は無く、懸命にもがき、行動していく。雫のみならず、雫の母親や姉も、そうして自分の原石をより輝かせようと頑張っている途中なのでしょう。

恋に進路にと迷う雫の物語でした。やはり何度見ても良い作品です。そして次々回の金曜ロードショーは、この作品にも登場したバロンや、名前だけ出てきたムタが出てくる「猫の恩返し」!・・・これ、そのまま続けて欲しかったなぁ。何で間に狸を挟めたwとりあえず、猫化しつつあるハルは可愛い。バロンに抱えられながら逃げている最中、バロンを見上げていたらバロンにチラッと見つめ返されて照れるハルが好きです。
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