ひびレビ

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時効警察 第5話「キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも?」

2019-01-14 08:30:02 | テレビ・映画・ドラマ
時効警察 第5話「キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも?」

 霧山はみんなにパッとする時効事件を探してもらい、その中から「本郷高志変死事件」、通称「殺しのキス事件」について調べ始める。
 「殺しのキス事件」と呼ばれる所以は、当時の人気ミュージシャン・本郷高志がパーティー中に夏川リナとキスをした直後に「オッス」と呟いて死亡したためだった。当初は毒殺が疑われるも本郷の体内から毒物は発見されず、リナも、そして本郷の相次ぐ浮気発覚により関係が冷えていた本郷の妻・雪絵も捜査線上から外れ時効になったという。

 霧山は「キスで死ぬことなんてあるのか」と疑問に思いつつ、雪絵や本郷の付き人であった及川正義からも話を聴く。事件当日、雪絵は結婚記念日ということもあって料理を作っていたが、本郷が帰ってこなかったため料理は捨てたと供述。しかし及川は一度本郷家に寄った際に料理を食べさせられたという。
 加えて本郷の浮気についても、事前にタレコミがあったがことがわかり・・・


感想
 雪絵「『雨』山さんってなってるけど」
 霧山「え、そうなんですか?あ、まぁ面倒くさかったんじゃないですか」
 雨かんむりだけ書いて終わるとか、どうなってんだこの病院・・・

 さて今回は殺しのキス事件。口移しで毒物を混入・・・という簡単なものではなく。しかし動機に関しては至ってシンプルなものでした。

 男の生き様を歌いあげ、次から次へと複数の女性との浮気を繰り返していた人気ミュージシャン本郷。しかし実際は・・・な人物でした。浮気のタレコミについては及川がやっていたのだと思ってましたが見当違いでした。多分「本後は大の女好き」というイメージを世間に植えつけたうえでのカモフラージュだったんでしょうね。
 
 事件解決の鍵は「アレルギー」にありましたが、こうしたアレルギーが事件当時はあまり知られていなかったとのこと。今でこそ「こうした成分が含まれています」という表示はたびたび目にするくらい日常的に気をつけなければならないアレルギーの問題ですが、知られていない時代もあったんですね・・・ここまで一般に広がったのには何かしらのきっかけがあったのでしょうか?

 昔はあまり認知されておらず、理解され辛かったアレルギー。互いにそれを抱えていたこともあって、惹かれあうようになった雪絵と本郷ではありましたが、本郷は本郷でまた別に秘密を抱えていたと・・・あの人物もまた、昔の雪絵と同じような感じで本郷と惹かれあったのでしょう。

 他にも、事件への関与を疑われた夏川に関しては「女は苦労すると変わる」とのことで、だいぶ変わっていました(汗。15年前とはいえ、変わりすぎでは・・・そして短時間とはいえ戻りすぎでは・・・(笑。
 この時、三日月くんが自分の顔を確認しているのが可愛らしかったですね。彼女も彼女で、霧山くん絡みで大分苦労してますし。キスされるのかと思ったら、口の匂いをかがれるってなかなか無いシチュエーションでは。

 また「殺しのキス事件」という名前がイマイチしっくり来ない霧山くんが、三日月くんに対して口づけ殺人、殺人チュー意法、バタンチュー、チューリップ殺人、チュー国雑技団、今週のいチュー押し、チューピーマヨネーズ・ザ・ムービー、キスの向こう側、くりぃむしチュー・・・と、あれこれ候補を出すシーンが何とも微笑ましかったです。「ザ・ムービー」の件で笑う三日月くんがとても可愛い。そして「チューリップ殺人」は事件の真相を的確に突いている気がして尚うまい。

 そんなわけで「こころ 公正であれ 大胆であれ 輝いてあれ」はテレビ朝日の社是ですが、この作品はフィクションといったところでまた次回。
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