ひびレビ

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相棒17 第12話「怖い家」

2019-01-24 07:45:10 | 相棒シリーズ
相棒17 第12話「怖い家」

 宮川厚子は、夫・柊一と共に60年前に建てられた柊一の実家に引っ越したばかり。だというのに、改築の話が持ち上がって以降、相次いで心霊現象が起こり精神的に参ってしまっていた。
 そこで厚子の知り合いである中園参事官の妻から、中園参事官を経由して特命係に白羽の矢が立つことに。右京が今度こそ幽霊に会えるかもしれないと意気込む中、柊一の妹である小枝が訪れている昼時にも心霊現象が発生。そしてとうとう犠牲者まで出てしまい・・・


感想
 なんか昔「黒い家」ってホラー映画?ありませんでしたっけ。いや、ホラー苦手なんで見たことはないんですけど、実家のビデオテープ閉まってる棚にあった気がして・・・「絶対見たらダメな(眠れなくなる)ヤツだ」と思ってたので再生することはありませんでしたが(苦笑。

 さて「わざわざ怖い思いをしたがる気がしれない」という冠城くんの意見に全面的に同意した今回。本当にね!なんで金払って怖い思いして、夜眠れずに困らなくちゃいけないのかと!何故夏休みの朝っぱらから怖いアニメをやるのかと!何で子供番組のCMで怖いドラマのCMやるのかと!・・・当時はCMカットも出来ませんでしたから、その回だけ再生するの嫌になったりしましたね・・・

 それはそれとして今回は物凄く珍しいことに中園参事官が「花の里」にやってきて、特命係に心霊現象の相談・調査を依頼していました。これまでも中園参事官が特命係に依頼することはありましたが、「花の里」に来るのはかなり珍しいのでは。

 そんなわけで宮川家の調査を開始したわけですが、まさか犠牲者が出るとは思いもしませんでした。随分と引きつった顔するなぁ・・・と思っていたら、そのまま伊丹、芹沢、益子さんが出てきての現場検証には驚いた。殺すつもりが無かった、驚かすだけのつもりだったとはいうものの、場所が悪すぎるし、そんなんじゃ犠牲者も浮かばれませんって・・・
 被害者の方は結構押しの強い方のようにも見えましたが、考えてみれば昔から訪れる機会はあったとはいえ、引っ越して早々にあれやこれやと相談に乗ってくれていたわけですから、だいぶ心強い方だったな・・・と。

 事件そのものはやはり幽霊の仕業ではなく、人間の仕業でした。犯人にも概ね予想はついていたとはいえ「家の秘密を守るため」という理由はちょっと意外でした。妻への思いやりもあったんでしょうけども、それ以外に方法が無かったのかと。
 子供だったから仕方の無いこととはいえ、一度でも「秘密」の件について話していれば、絵の秘密等々も教えてもらい、少しは心の負担も軽くなっていたかもしれませんね・・・死体が埋まっている、と思い続けることも辛かったでしょうけども「両親が人を殺した」と思い続けての暮らしも辛かったと思います。

 
 事件は一応解決し、全てが明らかになった後の家はどこか晴れ晴れとした雰囲気が漂っていました。ここからやり直すことになっていくんでしょうけども、残された謎がまた一つ・・・というのもホラー映画あるあるだと思います。
 そういえばホラー回はカイトくんの時もあったなぁ・・・と懐かしみつつ、また次回。
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