時効警察 第6話「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」
夫を殺し、整形して逃亡中の茗荷谷かよ子の時効成立まであと数日。霧山は周囲からも時効事件の専門捜査官として認知されていたが、「何で時効なんてあるんですか」「時効さえなければ、犯人はいつまでも不安でいられるんです」と時効事件の被害者の叫びを聞き、趣味で時効事件を捜査することに嫌気が差してしまう。
そんな時、霧山は万引きをしている2人組の少女を指導。霧山は2人が万引きした商品を店内に持ち帰ったため万引き犯だと誤解されてしまうが、三日月や十文字、そして家から他にも万引きした商品を持ち帰ってきた真弓のおかげで事なきを得る。
真弓に案内され、彼女の母・レイコが営む「スナック私」に入る一同。そこで十文字はレイコに一目惚れしてしまう。そして時効が迫る中、十文字はレイコの特徴とかよ子の特徴が一致することに気づいてしまい・・・
感想
今度放送される新作は、凶悪事件の時効が撤廃された後の話。となると、こういった「時効寸前の事件」の調査が増えるんでしょうか。
そんなわけで今回は、霧山くんが「趣味で時効事件を捜査する」ことに嫌気が差すことに。
テレビで時効事件の被害者の叫びを聞いたのもありますが、事件が時効になっても霧山くんが解決してくれる・・・というのを当たり前のように感じられているのも嫌になったのかもしれません。そもそも事件が時効になる前に解決するのが警察の仕事。時効になっても・・・という考え自体がおかしいと。
今回は珍しく苛立ちを見せるシーンが多く、推理を披露するシーンも無し。かよ子の逮捕は十文字に任せていました。そのやり取りの最中眠っているようにも見えましたが、あれは信頼の証・・・なんですかね?
霧山くんが旅に出ている一方で、十文字さんはスナックのママ、レイコに一目惚れ。しかし彼女が茗荷谷かよ子であることに気づいてしまい、そこから彼の葛藤が始まります。警察としては犯人を逮捕しなければならない。しかし十文字個人としては逮捕したくはなく、あなたの母は殺人犯ですと真弓に告げることも出来ない。
しかし霧山くんから一喝され、加えてこのままお互い気づかないフリも出来ないと突きつけられることに。例え時効を迎えて結ばれたとしても、相手が犯人であると知りながら、刑事として共に暮らしていくことが出来るのか。十文字として正しくても、刑事として正しかったのか。きっと時効を迎えても、そんな悩みが一生付き纏っていたことでしょう。
そこから十文字は意を決してラストシーンへ。「もしも明日が」を歌いつつ、自ら手錠をかけるよう両手を差し出すかよ子と、涙を堪えつつ手元をあまり見ないようにしながら手錠をかける十文字が何とも切ない。「今日の日よ さようなら 夢で逢いましょう」という歌詞が見事に状況とベストマッチしていましたね・・・
しかし、事件に時効はあっても恋に時効は無い。今は夢でしか逢えなくても、いつか晴れたらあの場所で、雨ならば側で一緒に暮らせる日が来るかもしれない。切なくもどこか救いのある終わり方だったと思います。
そんなこんなで、今回でソノ・シォ~ンは終わりでショ~ンボリですが、この作品はフィクションといったところでまた次回。そういえば今回真弓を演じていたのは吉高由里子さんだそうで。何かで名前を意識するきっかけがあったと思うんですけど、何でしたっけ・・・
夫を殺し、整形して逃亡中の茗荷谷かよ子の時効成立まであと数日。霧山は周囲からも時効事件の専門捜査官として認知されていたが、「何で時効なんてあるんですか」「時効さえなければ、犯人はいつまでも不安でいられるんです」と時効事件の被害者の叫びを聞き、趣味で時効事件を捜査することに嫌気が差してしまう。
そんな時、霧山は万引きをしている2人組の少女を指導。霧山は2人が万引きした商品を店内に持ち帰ったため万引き犯だと誤解されてしまうが、三日月や十文字、そして家から他にも万引きした商品を持ち帰ってきた真弓のおかげで事なきを得る。
真弓に案内され、彼女の母・レイコが営む「スナック私」に入る一同。そこで十文字はレイコに一目惚れしてしまう。そして時効が迫る中、十文字はレイコの特徴とかよ子の特徴が一致することに気づいてしまい・・・
感想
今度放送される新作は、凶悪事件の時効が撤廃された後の話。となると、こういった「時効寸前の事件」の調査が増えるんでしょうか。
そんなわけで今回は、霧山くんが「趣味で時効事件を捜査する」ことに嫌気が差すことに。
テレビで時効事件の被害者の叫びを聞いたのもありますが、事件が時効になっても霧山くんが解決してくれる・・・というのを当たり前のように感じられているのも嫌になったのかもしれません。そもそも事件が時効になる前に解決するのが警察の仕事。時効になっても・・・という考え自体がおかしいと。
今回は珍しく苛立ちを見せるシーンが多く、推理を披露するシーンも無し。かよ子の逮捕は十文字に任せていました。そのやり取りの最中眠っているようにも見えましたが、あれは信頼の証・・・なんですかね?
霧山くんが旅に出ている一方で、十文字さんはスナックのママ、レイコに一目惚れ。しかし彼女が茗荷谷かよ子であることに気づいてしまい、そこから彼の葛藤が始まります。警察としては犯人を逮捕しなければならない。しかし十文字個人としては逮捕したくはなく、あなたの母は殺人犯ですと真弓に告げることも出来ない。
しかし霧山くんから一喝され、加えてこのままお互い気づかないフリも出来ないと突きつけられることに。例え時効を迎えて結ばれたとしても、相手が犯人であると知りながら、刑事として共に暮らしていくことが出来るのか。十文字として正しくても、刑事として正しかったのか。きっと時効を迎えても、そんな悩みが一生付き纏っていたことでしょう。
そこから十文字は意を決してラストシーンへ。「もしも明日が」を歌いつつ、自ら手錠をかけるよう両手を差し出すかよ子と、涙を堪えつつ手元をあまり見ないようにしながら手錠をかける十文字が何とも切ない。「今日の日よ さようなら 夢で逢いましょう」という歌詞が見事に状況とベストマッチしていましたね・・・
しかし、事件に時効はあっても恋に時効は無い。今は夢でしか逢えなくても、いつか晴れたらあの場所で、雨ならば側で一緒に暮らせる日が来るかもしれない。切なくもどこか救いのある終わり方だったと思います。
そんなこんなで、今回でソノ・シォ~ンは終わりでショ~ンボリですが、この作品はフィクションといったところでまた次回。そういえば今回真弓を演じていたのは吉高由里子さんだそうで。何かで名前を意識するきっかけがあったと思うんですけど、何でしたっけ・・・