ひびレビ

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仮面ライダーフォーゼ 第37話「星・徒・選・抜」

2019-01-28 08:05:16 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第37話「星・徒・選・抜」

 ある日、弦太朗はロケットの前でファイティングポーズを取るエリーヌ須田と知り合いになる。彼女は天高に転校してきたばかりであり、今度天高で行われる宇宙飛行士選抜試験に並々ならぬ意欲を見せる一方、同じく宇宙飛行士を目指すユウキのふざけた態度に対して辛辣だった。

 試験の結果、弦太朗とユウキは辛くもボーナス問題を解答したことで突破。賢吾や友子、流星、エリーヌ、牧瀬と共に閉鎖環境での試験に臨むが、その最中賢吾が体調を崩してしまう。そこへ更にみずがめ座の十二使徒アクエリアス・ゾディアーツまで出現し・・・


感想
 かつてピクシス・ゾディアーツとして戦った牧瀬が再登場。既に描写があったことではありますが、元ゾディアーツの生徒も普通に登校しているんだなと。

 さて今回は宇宙飛行士選抜試験での出来事。流星が思いがけず短気を起こしてしまい、一次試験で不合格になるという展開もありましたが、そこはゾディアーツから試験を守るためということでカバーしていました(笑。

 「試験問題を重ねて透かすと『星』という文字が出てくる」という、何とも作成者泣かせなボーナス問題もありつつの宇宙飛行士選抜試験。試されるのはリーダーシップ、ストレスに対する耐性、場を和ませる力、緊急時の対応能力、覚悟の5つの資質。
 エリーヌは、宇宙飛行士だったものの一度も宇宙に行けずに終わった父の代わりに宇宙に行こうという思いを強く持っており、そんな父の最後のチャンスを奪った口先だけの男とユウキを重ねてしまい、彼女に対して異様なほどの苛立ちを見せていました。

 エリーヌは優秀ですし覚悟はあると思いますが、自分の案が他人により軌道修正されそうになったら反対し、嫌いなユウキと一緒にいることでストレスを募らせ、その苛立ちで周りを険悪にする・・・とあっては、とても狭い環境の中で長時間一緒に暮らすことは出来ないでしょう。まぁユウキの行動が、傍から見ればふざけているように映る、というのは納得せざるを得ない部分もあるので、気持ちが分からなくもないですが。というか、今回いつも以上にテンション高いですね、ユウキ・・・

 一方でエリーヌは弦太朗や賢吾のような人物には好感を抱いており、ゾディアーツとしての正体がばれるのを覚悟で賢吾をアクエリアス・ゾディアーツの力で治してくれていました。これが最終回の伏線・・・なんだろうか。
 コズミックステイツによるリミットブレイクのダメージも瞬時に回復してしまう強敵相手にどう立ち向かうか!・・・は印象に残っています。
 また、コズミックステイツ&メテオストームの共闘も披露され、その中で「ちょっと火を貸してくれ」からの、メテオストームによるファイヤースイッチ発動。続くコズミックステイツへの変身の際に、ファイヤースイッチをドライバーから外してフォーゼに返却・・・という一連の流れがとてもカッコよかったです。「ファイヤースイッチ」ではなく「火」を貸してくれといい、フォーゼがコズミックになるのを悟ってのスイッチ入れ替え。見事なまでの連携プレーでした。

 ユウキに試験妨害の疑いがかかったところで、また次回。そしてアクエリアスからも上司扱いされないリブラ・・・どこまでも・・・
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