ひびレビ

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仮面ライダーフォーゼ 第36話「本・気・伝・歌」

2019-01-21 07:59:36 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第36話「本・気・伝・歌」

 JKの心が仮面ライダー部から離れてしまったことにより、コズミックステイツへの変身は出来なくなってしまった。JKが五藤と大規模な再結成ライブを開催すると宣言する最中、弦太朗はやることがあると言ってどこかへ行ってしまう。
 一方JKを止めようとした流星たちの前には立神=レオ・ゾディアーツが出現。立神は他の幹部スイッチも使えるという特異体質を駆使し、メテオも、メテオストームでさえも歯が立たない強敵と化していた。

 果たして弦太朗はJKとの絆を取り戻すことが出来るのか・・・


感想
 コアスイッチを誰が持っているか、に関しては何となく覚えているのですが、そういったのを踏まえて今回を見ると、何気ないシーンも伏線っぽく見えますね・・・あれは体調不良ではなく・・・?

 さて今回はJKの絆を取り戻すべく、弦太朗は「ジーン」の原典であるJKの父親にギターを習いに行っていました。五藤=カプリコーンの技術には及ばず、観客に笑われてなお本気でギターを弾く弦太朗を見て、JKも自身の原典を思い出し、誰かの力に頼った歌声ではなく、本気の自分の歌声で観客をカプリコーンの魔の手から解放することに成功。

 その歌声は上手いとは言い切れないものでしたが、それでも歌いきった時のJKは紛れも無く彼が憧れた「ジーン」でした。そんなJKに対して「やっと会えたな、ジーン!」と声をかける弦太朗がまた良いですね。これまでのジーンは、JKが夢見たジーンではなかったと、そういうことなのでしょう。
 技術は劣るかもしれないけれども、それでも本気の心は伝わるもの。そもそも笑われてなお、大勢の前でステージに立って演奏を披露し続けるということ自体、紛れも無く「本気」の行動だと思います。誰にだって出来ることじゃないでしょうしね。

 復活したコズミックステイツはビート&ネットのコンボでカプリコーンを攻め立てる一方、苦戦を強いられていた流星も「点滴、石を穿つ!」と攻撃を一点に集中することでレオを一時的とはいえ撤退に追い込むことに成功!こちらもこちらでライバル感があって良いですね。
 今回レオが変身したアリエス、キャンサー、スコーピオンのいずれも流星と因縁のある幹部たちでしたが、メテオストームで倒したキャンサー、メテオで倒したスコーピオンに、メテオストームで勝てないというのはなかなかに絶望感がありました。そんな相手に対して、パワーアップアイテムを用いるのではなく、策と技術で喰らいつくのもチョーイイネ!

 
 けじめとしてジーンに別れを告げ、友達を大事にしていくことを心に決めたJKこと神宮海蔵。夢を諦めずに追い続ける!という流れにならないのが新鮮でした。
 五藤はダークネビュラ行きかと思われたものの、コアスイッチ探索に大いに役立ってくれたため、記憶を消去されたうえで日常に帰還。かなり寛大な措置ですね・・・

 そして次回は流星が壊れる回でしたっけか。
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