ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第49話「快盗として、警察として」

2019-01-27 10:18:19 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第49話「快盗として、警察として」

 ゴーシュとの決戦以降、行方をくらましていた魁利たちだが、魁利は1人になった圭一郎の前に姿を現した。だが圭一郎から魁利に怒りが向けられることはなく、圭一郎は自分自身の不甲斐なさに怒り、自分たちに出来ることはないのかと問いかける。
 「警察官に頼らないやつが快盗になるんだよ・・・」そう言って去っていく魁利に対し、圭一郎は大量失踪事件の被害者が化けの皮にされている事実を伝える。

 その事実に衝撃を受ける中、ザミーゴに触発されたドグラニオが再び街で暴れ始めた。加えてその近くには、氷漬けになった魁利の兄、透真の恋人、初美花の友人を連れたザミーゴまで現れて・・・


感想
 ノエルが初美花たちが快盗だと知っていて尚、仲良くさせようとしたことに対し、珍しく苛立ちを顕にした咲也。
 「本当に、仲良くなれたら素敵だと思ったんだ」。失ったものを取り戻すこと、平和な世界を取り戻すこと。ノエルにとってはどちらも大事で、快盗と警察のどちらも大切な仲間。快盗と警察を両立しているノエルならではの願いだなと感心させられました。
 以前のどこか怪しい感じがあったノエルなら「裏があるんじゃないか」と思ってしまっていたかもしれませんが、今のノエルの言葉であれば、本心であると信じられます。

 ドグラニオの金庫は「ステイタス・ゴールド・フィジカル・プロテクト」。単に物理的に守られた金庫かと思いきや、金庫の中は無限の空間であり、金庫に入っている全てを同時に使えるという破格の能力。
 ビクトリールパンカイザー&エックスエンペラーとの戦いにおいても、物体を浮かせ、鋭い形に練成し、火焔を纏わせて攻撃するという攻撃を披露し、更には極大範囲の攻撃の際には自分自身を守れるようにバリアを張ることも可能。いきなりの巨大戦で、恐ろしい規模の被害を撒き散らして去っていく様はまさしくボスの風格でした。


 そんな危機的状況の中、魁利は圭一郎の前に姿を現していました。てっきり「俺たちを騙していたのか・・・!」と怒るものだと私も思ってましたが、圭一郎が怒ったのは何と自分自身の不甲斐なさに対してでした。
 「俺はなぜもっと早く気づけなかったんだ!俺がもっと・・・頼れる警察官だったら、苦しんでいる君たちを救えたかもしれないのに」・・・もう、本当にこの人はどこまで立派な警察官なんでしょうか。1年間騙され続けてきて、そ知らぬ顔でジュレで出迎えたり、時には戦いで出し抜かれたりもしていたというのに、それらに怒るでもなく、ただただこれまで魁利たちの苦しみに気づけなかったことを嘆く。そんな中でも、自分に向けられた笑顔が幾分本心だったかもしれないことに安堵する・・・良いなぁ・・・この警察官として、魁利たちの友人として本気で喜んで、本気で悔しがっている感じが良いなぁ・・・

 その後、ドグラニオとの戦いで重傷を負ってなおザミーゴを探す魁利に対しても「俺がいる。前に言っただろう。君の力になりたいと」「もし警察という立場ゆえに目の前の君を救えないというのなら、俺は警察を辞める」とまで言ってのけるとは思いもしませんでした。国際警察でなければ困っている人を助けられないというわけではないですからね・・・にしてもこの言葉は心に来るものがあります。良いねぇ、良いねぇ!この一年間積み上げてきたものが、最終回に向かって全てつぎ込まれていく感じ!

 残念ながらそこに巨大ポーダマンが出てきてしまったがために、ザミーゴとの決戦は魁利1人で臨むことに。
 魁利は「こんな快盗じゃなくて、もっとたくさんの人助けなよ」「俺が圭ちゃんになれないみたいに、圭ちゃんは俺みたいになれない」と圭一郎を送り出していました。平常時ならいざ知らず、今の魁利は兄たちを救うことを優先するでしょうから、巨大ポーダマンと戦っている時間は無い。一方で圭一郎も、戦う力の無い街の人々を放っておくことができない。
 わき目も振らずにたった一つの目的をひたすらに遂行しようとする快盗と、多くのものから今優先して守るべきものを選ばざるを得ない国際警察。その違いが描かれていたと思います。魁利の力になりたい、でも街の人々を放っておくことはできない。そんな圭一郎の葛藤が、あの叫び声には込められていたように感じました。


 にしても、まさかトカゲイルの顔に見覚えがあった件に関しては、透真の恋人・彩の近くで凍っていた男のものだったとはなぁ・・・そんなとこにまで伏線を張っていたとは思いもしませんでした。


 次回「永遠にアデュー」。ザミーゴとの最終決戦の時は近い。
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仮面ライダージオウ 第20話「ファイナルアンサー?2040」

2019-01-27 09:32:00 | 仮面ライダージオウ
仮面ライダージオウ 第20話「ファイナルアンサー?2040」

 アナザーライダーを倒すためにはクイズの力が必要だが、そうなれば主水の記憶は無くなり「父の本当の気持ちを確認する」という目的も見失ってしまう。主水は口では過去を変えたいとは言わないものの、一方で動かない父の時計をずっと持ち続けていた。

 ゲイツは主水の気持ちを守ろうとするソウゴに手を引くように告げ、ソウゴと主水を分断。主水と保、クイズとアナザークイズの戦いに介入するが・・・


感想
 「この時代には無い3つのライドウォッチの力を持つ戦士」って、別にゲイツのことを指しているわけではないのでは・・・?

 さて今回はソウゴとゲイツの関係性にまたもや変化が訪れることに。
 主水の思いを知ったゲイツは悩んだ末、なんと「ジオウならどう動く」とソウゴの意思を、ツクヨミにとはいえ確認していました。ツクヨミが言っていたように、以前のゲイツならばオーマジオウを倒すために必要とあれば、ソウゴの意志など関係無しに動いていたことでしょう。それがソウゴの意志を確認し、互いの意見がぶつかり合う点はどこかを探ったうえで行動するようになりました。ゲイツなりにソウゴと折り合いをつけようとしているのが良いですね。

 ライドウォッチを使わずとも、仮面ライダークイズの力であればアナザークイズを倒せるかもしれない。その答えにたどり着いたゲイツはクイズと共にダブルライダーキック!その後正気に戻った保に対し「母さんを愛していた。○か×か」ではなく「誰を愛したのか」という問いを投げかけるのが印象的でした。「母さん」と相手を限定するのではなく「誰を」愛していたのかを問うことで、より一層保の意志を確認していると思います。

 残念ながらゲイツの意志は無視され、白ウォズにより仮面ライダークイズの力は奪われることに。それでも主水は答えを得たことに満足し、ゲイツが歴史を変えるために必要ならばとライドウォッチを託してくれました。止まっていた母の時間が動き出すのと同じく、父の意志を確認するという時点で止まっていた主水の時間も動き出すことに。なかなかに爽やかなライダーで良かったです。
 
 ゲイツとソウゴの関係性は変わりつつある・・・にも関わらず、それは白ウォズの望むところではない。魔王を倒すのに余計な感情は不要。それはソウゴにとっても同じことが言えると思いますが、果たしてオーマの日、勝つのはどちらか、はたまた・・・

 そして映画に登場したジオウ・ダブルアーマーが本編にも登場!ジョーカーサイドでの手をシュッってやる動き、ゾクゾクするねぇ・・・!キックの奇想天外っぷりも相変わらずでしたが、残念ながら敗北。映画でもあまり動いてませんでしたから、もっと頑張って欲しいんですけどね・・・


 「お前は一体誰なんだ!?」に「通りすがりの仮面ライダーだ!」と返したくなったところで、また次回。次回は龍騎編!
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HUGっと!プリキュア 第49話(最終回)「輝く未来を抱きしめて」

2019-01-27 08:59:38 | HUGっと!プリキュア
HUGっと!プリキュア 第49話「輝く未来を抱きしめて」

 OP無しとはまた珍しい。

 さて「私、野乃はな!13歳!」が「14歳!」に変わった最終回。久々に眼鏡さあやちゃんも登場したよ!

 分かっていた別れの瞬間。電車での別れというと、デジモンアドベンチャーの最終回を思い出しますねぇ・・・最後にこれまで行った場所や登場人物たちが出てきたり、思い出を振り返られると1年ってあっという間なんだなと改めて思い知らされます。別れた後のはなの泣き声がすげぇ・・・

 で、終盤は・・・2030年の世界が描かれました。はなたちの時代が2019年だとすれば、11年後、はなは25歳でアカルイアス社の社長とかヤベーイ!スゲーイ!モノスゲーイ!これも「なんでもなれる!」の一つなんでしょうね。
 しかし、まさか妊娠中で更には出産シーンが描かれるとは思いませんでした。産みの苦しみとは聞きますが、叫ぶ声に定評のあるはなだからこそ、必死な感じが伝えられていたと思います。そして紛れも無くはなははぐたんのママだったんだろうなって・・・

 はなたちのみならず、同級生たちやチャラリートたちの未来も描かれることに。ルールーは心と体を成長させるアンドロイドとして新たに生を受けることとなり、無事えみると再会できたようで何よりです。ショートカットさあやちゃんもチョーイイネ!
 ・・・まぁ、このEDだと元の未来世界から来たハリーたちはどうなったんだろうか?という疑問も浮かばないことはないですが(汗。きっとあっちはあっちで幸せな未来歩んでいると思いましょう。

 はなの旦那様は誰か、までは描かれませんでしたが、未来を信じられるようになったクライだと良いなって。


 さて最終回を迎えました「HUGっと!プリキュア」。肉弾戦を封印したプリアラの後作品だっただけに、戦闘描写には期待していた部分もありましたが・・・そこら辺はちょっと物足りなかったですねー・・・プリアラ最終回や第1話の時点では結構期待できそうだったのですが。
 赤ちゃんのお世話に始まり、赤ちゃんのように人間や感情について学んでいくルールーの話になり、終盤は時計の針を進めることに怯えたり、時が止まれば良いと思ったり。それでも生きるのが辛いという思いは1人のものではなく、誰もが抱えるもの。だから手を取って前に進むことが大切なんだと教えてくれる作品でした。

 「なんでもなれる!なんでもできる!」の言葉どおり、男の子プリキュアが誕生したばかりか、街の人たちもプリキュアになるという展開には驚かされました。好きな格好をしていい、好きなことをしてもいい。子供だけじゃなく、大人だって何にでもなれる。そんな可能性を見せてくれたなと。敵との和解もまた、その一つだったんだなって。

 欲を言えば、もっと戦って欲しい!さあやの出番をもっともっと欲しい!とか色々ありましたが・・・終わりよければ全て良し!ということで。

 
 これでさあやちゃんともお別れかぁ・・・と思いつつ、次回からはスター☆トゥインクルプリキュアが始まります。しかし、ダンス練習DVDの宣伝で映ったキュアスターが、ふるたんに見えてしまったのが何とも・・・(苦笑。
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