相棒17 第11話「密着特命係24時」
テレビ局により捜査一課の密着取材が行われている中、弁護士が殺される事件が発生。カメラは伊丹や芹沢たちから、鋭い推理をする特命係の2人、オールバック刑事=右京とワイルド刑事=冠城へと注目していく。
しかし内村がそれを許すはずも無く。ディレクターの野田は再び芹沢たちを追い始めることになるが、その事件には芹沢の同期だった元警察官・立花が関与していることが明らかとなる。
立花は3年前の事件で、路上でナイフを持った男が女を襲う事件に遭遇。その際男を射殺したことの是非を問われ、今回殺害された弁護士から訴えられていたのだ。その弁護士が殺された現場近くに立花がいたことも明らかとなり・・・
感想
はて。予告だと小林清志さんっぽい声だったと思うのですが。
さて今回は密着特命係24時!と題して、テレビ局の密着取材が行われている最中起こった事件について描かれていたわけですが・・・
如何にもな密着取材の番組だったのは冒頭だけでしたし、その後はディレクターの野田が芹沢たちについて回ったり、協力しようと思うがあまり勝手な行動をしてしまったり、その映像が事件解決の役に立ったり・・・といった具合なので、そこまで特命係に密着していたわけじゃないんですよね、今回。冒頭を除けばいつも通りの相棒だったかと。
やるならやるで、いっそのこと全編に渡って密着取材の番組風で構成されていて欲しかったです。
「この後、犯人との乱闘!?」みたいなテロップを入れたり、「続きはCMの後!」などのナレーションを入れたり・・・で、最後に内村が番組を見て怒るか、もしくは事件解決後に内容のチェックを行って、そこでボツを喰らって今までの苦労がパーになるとか、そういう流れでも良かったんじゃないかと。予告に反して期待はずれ感があったのは確かです。
芹沢の同期・立花については、事情聴取のシーンが印象的でした。芹沢と同期ではあるものの、今の立場は容疑者と刑事。久々に再会した時の会話と比べて、事情聴取の際は終始丁寧な口調だったのが印象に残りました。
伊丹から刑事としては甘いから「スイーツ芹沢」なんて呼ばれているものの、立花が同期だからといって庇い立てするようなことはせず、彼の間違いを涙ながらに告げる様は、甘さを捨てて一刑事として容疑者・立花に接する芹沢が描かれていて良かったかと。
・・・とまぁ、それぞれの要素は良いんですけども、混ぜてしまった結果、普通に落ち着いてしまった印象を受けます。全編密着取材番組風の構成にするか、芹沢をとことんメインに据えた話にするか、どっちかにして欲しかったなと思った第11話でした。
「右京さんなら貴族刑事でも・・・」と思いつつ、そういえば「富豪刑事」なんてのもあったなぁと思ったところで、また次回。次回は遂に右京さんが幽霊とご対面?
テレビ局により捜査一課の密着取材が行われている中、弁護士が殺される事件が発生。カメラは伊丹や芹沢たちから、鋭い推理をする特命係の2人、オールバック刑事=右京とワイルド刑事=冠城へと注目していく。
しかし内村がそれを許すはずも無く。ディレクターの野田は再び芹沢たちを追い始めることになるが、その事件には芹沢の同期だった元警察官・立花が関与していることが明らかとなる。
立花は3年前の事件で、路上でナイフを持った男が女を襲う事件に遭遇。その際男を射殺したことの是非を問われ、今回殺害された弁護士から訴えられていたのだ。その弁護士が殺された現場近くに立花がいたことも明らかとなり・・・
感想
はて。予告だと小林清志さんっぽい声だったと思うのですが。
さて今回は密着特命係24時!と題して、テレビ局の密着取材が行われている最中起こった事件について描かれていたわけですが・・・
如何にもな密着取材の番組だったのは冒頭だけでしたし、その後はディレクターの野田が芹沢たちについて回ったり、協力しようと思うがあまり勝手な行動をしてしまったり、その映像が事件解決の役に立ったり・・・といった具合なので、そこまで特命係に密着していたわけじゃないんですよね、今回。冒頭を除けばいつも通りの相棒だったかと。
やるならやるで、いっそのこと全編に渡って密着取材の番組風で構成されていて欲しかったです。
「この後、犯人との乱闘!?」みたいなテロップを入れたり、「続きはCMの後!」などのナレーションを入れたり・・・で、最後に内村が番組を見て怒るか、もしくは事件解決後に内容のチェックを行って、そこでボツを喰らって今までの苦労がパーになるとか、そういう流れでも良かったんじゃないかと。予告に反して期待はずれ感があったのは確かです。
芹沢の同期・立花については、事情聴取のシーンが印象的でした。芹沢と同期ではあるものの、今の立場は容疑者と刑事。久々に再会した時の会話と比べて、事情聴取の際は終始丁寧な口調だったのが印象に残りました。
伊丹から刑事としては甘いから「スイーツ芹沢」なんて呼ばれているものの、立花が同期だからといって庇い立てするようなことはせず、彼の間違いを涙ながらに告げる様は、甘さを捨てて一刑事として容疑者・立花に接する芹沢が描かれていて良かったかと。
・・・とまぁ、それぞれの要素は良いんですけども、混ぜてしまった結果、普通に落ち着いてしまった印象を受けます。全編密着取材番組風の構成にするか、芹沢をとことんメインに据えた話にするか、どっちかにして欲しかったなと思った第11話でした。
「右京さんなら貴族刑事でも・・・」と思いつつ、そういえば「富豪刑事」なんてのもあったなぁと思ったところで、また次回。次回は遂に右京さんが幽霊とご対面?