暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第10話「オニがみたにじ」

暴太郎戦隊ドンブラザーズ　第10話「オニがみたにじ」

　戦隊内恋愛…脚本家…ジェットマン…うっ、頭が…

　さて前回タロウを助けたはるかはキビ・ポイントが貯まり、漫画家としての華やかな日々を取り戻すことに。盗作問題も消え、戦士をやめることに。しかしそんな彼女を狙って、漫画家ばかり襲う海賊鬼が出現。モチーフはゴーカイジャーでしょうけども「漫画」と「海賊」となると、ゾックスを思い出しますね（笑。
　はるかに代わってオニシスターとなった真利菜も、はるかと自身の作品を盗作だと言われた者とのこと。戦士として戦わせるために何かを失わせているのかもしれません。はるかなら漫画家としての名声、翼は恋人、つよしは以前の一件からして「妻が怪人に襲われる可能性」を提示するだけでも戦う理由になるでしょう。となると、真一だけ何かを失っているように見えないのですが……何か隠していることがあるのかな。
　はるかたちを戦士に選んだ何者かは、何人戦士が変わっても、結果的に戦いに勝利すれば良いという考えの持ち主なのでしょうか。

　一時は栄光を取り戻したはるかでしたが、一度は乗りかかった船。自分の立場を他人に押し付けてしまったことに責任を感じ、再び戦士として戦うことを決意。ポイントひとつで簡単に人生が変わり、ボタンを押すだけでリセットされる……お供のみならずタロウの認識すら変えてしまうほどですから、「管理人」の権限はかなりの影響力があるようですね。あるいは、あの世界そのものが何者かの想像力で作られた世界とか？いずれにせよ、管理人の目的は不明のまま。

　更に脳人が恐れる獣人も解き放たれ、バスの乗客に憑依している様子。脳人のように実態を持たない、思念体のような存在なのかな。本能のまま自身の欲を満たすために暴れまわって人間に害を為し、かつ憑依した人間の意思＝創造力を奪っているとなれば、なるほど確かに脳人が恐れるのも納得です。いずれ獣人の怪人態も出てくるかもしれませんね。

　そしていきなりの全員ロボタロウ化。はるかはともかく、真一たちはいつの間にあの力を…？はるかが漫画家に復帰している間に身に着けたのでしょうか？

　そんなこんなでまた次回。

仮面ライダーリバイス 第34話「悪魔が悪魔を呼んでいる」

仮面ライダーリバイス　第34話「悪魔が悪魔を呼んでいる」

　さくらと花のお出かけをこっそり見守る光と玉置…玉置は微笑ましく見えますが、光はまたいつスタンガンを持ち出すか不安でなりません（苦笑。

　さて、朱美を人質に取り、ギフの存在を世に知らしめようと試みる赤石長官。彼を止めるべく、大二は一輝やウィークエンドの力を借りるべく奔走……いつになく焦っている大二には不安しか感じませんが、そんな彼を上手いこと兄と妹が抑えてくれていましたね。ボルケーノバイスタンプを使用する際の一輝とバイスの関係性を思い出します。
　しかし赤石長官は大二たちの作戦をお見通し。そこで彼の正体と目的が明らかとなりました。これまでギフが直接的何かをしてこなかったのは、人類に選択肢を「与えて」いたからだったとは。ギフテリアンやギフデモスは人類が赤石長官の言うところの「戦略的退化」した姿なのでしょう。

　一方バイスは幸実の買い物に付き添っている最中、ベイルと遭遇。そこで「一輝との関係が終わる」「悪魔らしく生きろ」と言われたことが相当響いてしまったようで、戦闘も不調でリミックスも解除される羽目に。これまでは一輝がバイスとの付き合い方に迷うことが多かったと思いますが、今度は立場が逆転。これを乗り越えた時、いよいよ……といったところでしょうか。

　そしてデモンズドライバーにも新たな動きが。さくらのボディーガードとして「弾避けにすらならない」と言われた光にも変身の時が訪れそうですが、果たして。ドライバーが量産されそうな中、ヒロミさんはどのような形で戻ってくるのか…

　赤石長官の「選択」の結末が最悪の未来を生み出しそうなところで、また次回。しかし、赤石長官は何がきっかけで今回の「選択」に至ったのでしょうか？フェニックスが元より赤石長官の目的を果たすための組織だとすれば、だいぶ前から選択は決まっていたようですが……

デリシャスパーティ♡プリキュア 第9話「かみ合わないふたり？ここねとらんの合わせ味噌！」

デリシャスパーティ♡プリキュア　第9話「かみ合わないふたり？ここねとらんの合わせ味噌！」

　先日「農水省がプリキュア推してるってネットに書いてたけど、何で？」と質問されました。うん、農水省に聞いて？というか私、初代OPの如くプリキュアプリキュア連呼していないと思うのですが…？ともあれ、本作には誰が推しているか関係なしに、話を進めてもらいたいところですね。

　さて、前回の一件を経て、らんはキュアスタの更新をテイクアウト中心に変更。「結果的にお店の宣伝に繋がるなら、意味が薄いのでは？」と思いましたが、なるほどレシピッピが分散することが大事だったとは。あくまでも目当ては「お店」ではなく「レシピッピ」なのを見落としていました。
　ついでにアイコンを更新することになったものの、可愛さ推しのここねと、一押しメニュー推しのらんでは意見が食い違うことに。この一件がきっかけで、ここねは自分の意見を押し付けてしまったこと、らんは自分ばかり話してしまったことを気にし始め……こうした青キュアと黄キュアの意見の不一致は、同じく3人組プリキュアである「ヒーリングっど♡プリキュア」の序盤でも描かれていましたね。

　2人が互いに互いを気遣いすぎてしまって疲れてしまう中、頼りになるのはいつも通りデリシャスマイルってるゆいだけ！こうして他のパートナー妖精から頼られるというのも新鮮ですね。コメコメのお世話を通じて仲良くなれるかと思いましたが、またも波乱が巻き起こることに……コメコメのお世話をしている時はらんが肝っ玉お母さん、ここねが心配性のお父さんっぽく見えましたが、そこにゆいが来ると2人とも子供に見える不思議。
　戦いを通して、互いを気遣い過ぎず、時には言いたいことをはっきり言える関係も大切だと気づけた一同。ゆいがおにぎり、らんとここねが合わせ味噌。3人揃えばとても美味しく、素敵な関係になりそうですね。


　一方ブンドル団には新たに発明家ポジションっぽいナルシストルーが登場。自分の発明に自信を持っているが故の「ナルシスト」でしょうか？従来のお弁当箱を模した捕獲装置とは異なるようで、早くもジェントルーは用済みの危機に立たされる羽目に。加えて彼の発言からして、あまねは本人の意思とは関係なしにジェントルーをやらされている模様。となれば、元々ジェントルーはナルシストルーの新アイテム開発の時間稼ぎ、おいしーなタウンで暗躍するにあたっての情報収集、先遣隊的な役目を担わされていたのかもしれませんね。

　コロコロ変わるらんの表情がとにかく可愛かったところで、また次回。次回は遂に合体技登場でしょうか？今回の一件を経て、三人同時変身も見られそうですね。