1933年の映画「キングコング」を視聴しました。
映画監督のカール・デナムは無謀で秘密主義で評判であり、今度の冒険映画には女優を起用し、最高の映画を撮ろうと躍起になっていた。しかし撮影場所は船長にすら秘密とあっては、女優も手配できない。そこでデナムは街で偶然出会ったアン・ダロウをヒロインに起用。
海上でデナムが明かした目的地は地図にも載っていない未知の島、そして「コング」の撮影を試みようとしていた…
本作に登場するキングコング(劇中では『コング』)は、大きな目と剥き出しの牙、人間をかみ砕こうとする・踏み潰すといった恐怖・凶暴性が印象に残る一方、ヒロインであるアンに対しては終始優しく接しており、それを特に印象づけたのがラストシーンでした。
最期に今一度アンの姿を目に焼き付けておきたかったのか、彼女を捕まえて間近で眺めた後、再び安全な位置に戻す……周囲の飛行機を気にしていたことからも、アンを攻撃に巻き込みたくないという意思を感じます。また、金髪の女性が珍しかった島とは違い、アンに似た容姿の人物もいる大都会において、他の女性には目もくれずアンだけを追い求めていたことからも、コングのアンへの想いが伝わってきました。しかし、その愛情がアンに伝わることは無く、ただただ恐怖を与えただけというのが何とも…
物語のみならず、映像も迫力満点で見所満載です。コングVS恐竜の迫力と臨場感、念入りに恐竜の死亡を確認するコングの仕草、アンを助けに向かった救助隊の前に立ちはだかる恐竜たちとコング……島での様子は「怪獣映画」としてだけではなく「冒険映画」としても見ごたえのあるものとなっていました。中でも、ステゴサウルスと思しき恐竜と救助隊の接敵シーンが印象的です。あの迫力、たまんねぇ…
また、都会では「窓から顔をのぞかせる」シーンが印象的ですね。島では力による恐怖を、都会ではその存在そのものが恐怖であることを見せつける。見せ方の違いも面白かったです。
そういえば、島には後ろ足が無いトカゲのような生物もいました。出番こそ僅かですが、その外見的特徴は「キングコング 髑髏島の巨神」において「悪魔」と呼ばれた生物によく似ています。本作で訪れた島にも「髑髏」にまつわる地形があったことからも、本作へのリスペクトを感じました。
もうすぐ公開から100年を迎える本作ですが、その映像の迫力やストーリーは決して色あせることなく、むしろ100年が経とうとしている今になっても尚「キングコング」が登場する映画が製作されることに納得できるほど、凄まじい出来栄えでした。WOWOWでは他にもキングコング関連の映画を放送していたので、そちらの感想もいずれ書いていきたいと思います。
映画監督のカール・デナムは無謀で秘密主義で評判であり、今度の冒険映画には女優を起用し、最高の映画を撮ろうと躍起になっていた。しかし撮影場所は船長にすら秘密とあっては、女優も手配できない。そこでデナムは街で偶然出会ったアン・ダロウをヒロインに起用。
海上でデナムが明かした目的地は地図にも載っていない未知の島、そして「コング」の撮影を試みようとしていた…
本作に登場するキングコング(劇中では『コング』)は、大きな目と剥き出しの牙、人間をかみ砕こうとする・踏み潰すといった恐怖・凶暴性が印象に残る一方、ヒロインであるアンに対しては終始優しく接しており、それを特に印象づけたのがラストシーンでした。
最期に今一度アンの姿を目に焼き付けておきたかったのか、彼女を捕まえて間近で眺めた後、再び安全な位置に戻す……周囲の飛行機を気にしていたことからも、アンを攻撃に巻き込みたくないという意思を感じます。また、金髪の女性が珍しかった島とは違い、アンに似た容姿の人物もいる大都会において、他の女性には目もくれずアンだけを追い求めていたことからも、コングのアンへの想いが伝わってきました。しかし、その愛情がアンに伝わることは無く、ただただ恐怖を与えただけというのが何とも…
物語のみならず、映像も迫力満点で見所満載です。コングVS恐竜の迫力と臨場感、念入りに恐竜の死亡を確認するコングの仕草、アンを助けに向かった救助隊の前に立ちはだかる恐竜たちとコング……島での様子は「怪獣映画」としてだけではなく「冒険映画」としても見ごたえのあるものとなっていました。中でも、ステゴサウルスと思しき恐竜と救助隊の接敵シーンが印象的です。あの迫力、たまんねぇ…
また、都会では「窓から顔をのぞかせる」シーンが印象的ですね。島では力による恐怖を、都会ではその存在そのものが恐怖であることを見せつける。見せ方の違いも面白かったです。
そういえば、島には後ろ足が無いトカゲのような生物もいました。出番こそ僅かですが、その外見的特徴は「キングコング 髑髏島の巨神」において「悪魔」と呼ばれた生物によく似ています。本作で訪れた島にも「髑髏」にまつわる地形があったことからも、本作へのリスペクトを感じました。
もうすぐ公開から100年を迎える本作ですが、その映像の迫力やストーリーは決して色あせることなく、むしろ100年が経とうとしている今になっても尚「キングコング」が登場する映画が製作されることに納得できるほど、凄まじい出来栄えでした。WOWOWでは他にもキングコング関連の映画を放送していたので、そちらの感想もいずれ書いていきたいと思います。