ひびレビ

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ミラーマン 第50話「地球最後の日」

2022-05-30 07:44:03 | 特撮
ミラーマン 第50話「地球最後の日」

 いよいよインベーダーは最後の作戦を決行。それは何と惑星Xを地球に衝突させるという大胆極まりないものでした。自分たちのものにならないのなら、いっそこの手で!という自滅覚悟の作戦かと思いきや、地球を破壊した後に惑星Xを太陽系の軌道を周らせて地球と同じ気象条件とし、新しい星として生まれ変わらせるのが目的とのこと。それでも衝突時の衝撃は惑星Xをも滅ぼすのでは?と思いましたが、大きさは地球の2倍、重さは4倍とのことなので、地球だけ滅びる計算なんでしょう。
 惑星Xは、見る人によっては「ルビーのような星」。しかし実際には、インベーダー自身も認める「気味の悪い星」。見るのと住むのとでは大きな違いがあることも描写されていました。ところで御手洗博士が一度だけ「デビル星」と読んでましたが、あれは何故…?

 ともあれ、惑星Xとの衝突を避けるべく、地球ではひらりマント反引力装置の建設が進められることになったわけですが、正直自分たちの星の軌道を変えられるインベーダー相手に効果があるとはあまり思えませんでした(苦笑。
 そんな反引力装置を狙って出現したのが、電気怪獣エレキザウルス。終盤に登場する怪獣なのだからさぞかし強いのだろうと思いきや、背中の羽?は防衛隊の攻撃であっさり破壊され、アンカーのようになっている両腕のハサミでミラーマンを捕らえた際には「電気を流してカラータイマーの点滅を早めるのか!?」とハラハラしたものの、そういったことはせず。力任せに振りほどかれて、光線を放つ角をサクッと破壊されてダウン……一応生存してますが……君、イエズと出番変わった方が良かったのでは…?(汗。

 また、SGMにも壊滅の危機が迫っていました。刻一刻と近付く時限爆弾のタイムリミット。朝子たちは救えても、基地はもう駄目か……え?あの、それ目覚まし時計感覚で止まるもんなの!?インベーダー自身がうっかり起動しても簡単に止められるようになっている、簡単に止められるからこそ、体が思うように動かず止めたくても止められないじれったさを感じさせる……という点では効果的かもしれませんが、良いのか、それで…


 残り時間はあと僅か。果たして人類の未来は!といったところで、今回は何と次回予告無し!地球と惑星Xの衝突までのタイムリミットだけが示されて終わるという、なかなかに印象的なラストとなっていました。最終回に出てくる怪獣も展開も一切分からないまま。次回予告が無いだけで、こんなに緊張感が増すもんなんだなーと。
 いよいよ次回最終回。長いようで短かったミラーマンとの一年間も終わりかぁ…
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