ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第12話「つきはウソつき」

2022-05-22 10:23:47 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第12話「つきはウソツキ」

 今更ですが、はるかの母親って「仮面ライダーカブト」でウカワームを演じられていた三輪ひとみさんだったんですね…

 さて、正直すぎるが故に敵を作ってしまうタロウ。嘘の意味が分からず、価値があるのは真実のみ。そう信じる彼にウソの特訓をつけるはるか、真一、つよしでしたが、タロウはウソをつこうとすると死にかける体質の模様。
 そんなタロウが会いに行ったのは、以前意気投合したソノイでした。一度限りでは無く、こうして再びタロウとソノイの関係を描いてくれるのは嬉しいですね。互いに正体を知った時の反応がますます楽しみに……と思ったら、早くも次回正体がバレる模様。しかもサブタイトルが何やら不穏。「さよならタロウ」は、ソノイからタロウに向けた言葉でしょうか?

 それはそれとして、ソノイがタロウに告げたのは「美しい嘘もある」。その例として「月」を挙げていました。月の光は太陽の反射であり、自分では光っていない嘘つき。しかし太陽と違って直接見られるため、信用できる……と。眩しすぎて直視できない「真実」を太陽に、偽りの光だからこそ直視できる「嘘」を月に見立てるセンスが素晴らしいですね。時には受け止めたくない真実だってあるでしょう。
 ソノイは人間の過度な欲望は粛清対象としていますが、美しい嘘を許容する度量を持ち合わせる人物である様子。こうした描写を見ていると、鬼さえ現れなければ人間と脳人は共存できるのではないかと考えてしまいます。この関係は次回で壊れてしまうのか、それとも続くのか。


 アイドルの卵・吉良きららが嘘をついていたのは、大事な人を喜ばせたいがため。誰かを悲しませないための美しい嘘ではあるものの、それが嘘だと明らかになった際のショックは時間が経つに連れて増していくことでしょう。しかしきららが他のウソつきと違うのは、その嘘を本当にしようと努力していたことにあると思います。嘘を嘘のままで終わらせない。その気持ちがある嘘こそ、本当に美しい嘘なのかもしれませんね。
 しかしきらら、目で怒りを表現するのが上手すぎる…アイドルも良いですが、女優もいけるんじゃないでしょうか。

 そんなきららや他のアイドルたちを狙ったのが宇宙鬼。キュウレンジャー由来であることは見た目からも明らかでしたが、何故アイドルファンの欲望が高まった結果、キュウレンジャー由来の宇宙鬼になったのかイマイチ分かりませんでした。確かに「ギャラクシー!」が口癖のアイドルはいるけれども、それが理由ではないだろうしな……で、公式サイトを見てみると、なるほど納得です。確かにキュウレンジャーが相応しいですね。ドン・アルマゲの支配から宇宙を救ったキュウレンジャーに対し、アイドルたちを次々と支配下に置く様はキュウレンジャーとはまるで逆でしたが。

 そして遂に出陣ドンオニタイジン!ピンチになってからの出陣かと思いきや、まさか大量のアノーニ一層のためとは予想外。文字通り手足となったお供たちも戦闘中によく喋る喋る……この光景は「仮面ライダー電王」の電王・クライマックスフォームを彷彿とさせますね。近いところだと「仮面ライダージオウ」のジオウトリニティも連想されます。
 ドンゼンカイオーやゼンリョクゼンカイオーのようなCGバトルも良いですが、やはりこうしたバトルも良いものです。出来れば地上で戦った方が、カラフルさが際立って良かったかなと思わなくもないですが。


 また、獣人については「不可殺の者」であることが明らかに。封印したのは倒せなかったからみたいですね。倒せないのは脳人だからなのか?ドンブラザーズであれば倒せるのか?誰彼構わず襲ったりせず、人間社会で息をひそめているのは何故か?まだまだ謎がつきない存在です。


 そんなこんなでまた次回。しかし、今回翼とメンバーの絡みが「店に立ち寄っただけ」って、何とも斬新な…(苦笑。
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仮面ライダーリバイス 第36話「岐路に立つ人類、それぞれの決意」

2022-05-22 09:35:18 | 仮面ライダーリバイス
仮面ライダーリバイス 第36話「岐路に立つ人類、それぞれの決意」

 都市開発の件を覚えていた人はどれくらいいるんですかね……少なくとも私は劇場短編を見直すまですっかり忘れていました。あれを伏線というにはあまりにも伏し過ぎていて、驚きよりも「そういえばそんなんあったな」ぐらいの感覚でした。正直放置されたままでも特に問題なさそうなのが何とも…(汗。

 それはそれとして、赤石により国民のバイスタンプ押印=悪魔の分離が進められることに。このシーンを描くのであれば、前回ギフの強さに絶望する街の人々の姿も描いて欲しかったですね。大二も対抗手段が無いと判断してか、すっかり牙を折られてしまった様子。それでも人々を守りたいという思いは失っていませんでしたが、とにかく対戦相手がことごとく強敵過ぎて……現状本作の不憫枠を一手に背負いすぎている気もします。
 
 一方玉置は自分も力になりたいと、わざと囮になってベイルに捕まり、赤石の居場所を聞き出す任務を背負っていました。
 ベイルとの戦いにはギフデモスと化した朱美も乱入。そこで彼女は一輝たちにギフ打倒のヒントを授けてくれました……が、こちらについても一輝たちは既にギフの力を宿しているようなものなのでは?それとも、直にギフから力を授からないとダメなのかな。あと「自分を使え」とは、自分を研究材料にしろとかそういう意味なんでしょうか?

 そしてベイルに対抗するべく、遂に玉置が変身!……するかと思ったじゃないですか……光が突発的にオーバーデモンズに変身するよりかは、玉置が変身した方が説得力はあるので、彼に変身させてあげて欲しかったです。
 ともあれ、女王蜂にも花という新たな居場所が用意されることに。蝶のように舞い、蜂のように刺す新ライダーはカッコよかったのですが、あの描写だと「ベイルはバイスタンプを押印しなければ弱い」みたいに見えませんかね?
 
 新たなドライバーが出てきた回に、またも新たなドライバーの開発が示唆されたところで、また次回。話が進んだような、本筋は特に進んでいないような…?
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第11話「ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」

2022-05-22 09:00:33 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第11話「ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」

 英語の「これは私のペンですか?」を真面目に考察するゆいらん好き。

 さて、前回捕獲箱に自分の力を注いでウバウゾーを強化したものの、レシピッピにダメージが及んだことを危惧するジェントルー=あまね。加減すればレシピッピへのダメージも軽減されるものの、一方でウバウゾーもそこまで強くならないとのこと。
 そんな彼女が次に取った作戦は、校内での突発的な実力テスト。ゆいたち3人だけ難問にすり替えられた結果、ゆいとらんは歯が立たず補修決定。その最中にウバウゾーが出現し……という話。ここねが高得点を獲得したのはさすがですし、照れくさそうに点数を見せる仕草が超可愛かったですね。

 今回の「勉強は何故必要か」について「ご飯が炊けるまでの過程など、色んな想像が出来るようにするため」「材料がどこで作られたか知ることが出来る」と、料理に絡めた勉強の必要性を説いていたのは面白かったですね。
 作り手の苦労を知ることで、より一層食べ物の大事さを実感できる。それに作る人だけではなく、どこで作られたか、そこで作るにあたってどのように努力したのか、そこからゆいたちの元に届くまでどのような過程を踏んだのか…などは勉強して想像力を養わなければ出来ないことだと。当たり前のように食べている食事を考え直すきっかけにもなる、良い話でしたね。
 まぁ、英語の「これは私のペンですか?」は使う機会があるのか分かりませんが(苦笑。

 一方拓海はローズマリーがウバウゾーの仲間ではないかと疑っていた一方で「ウバウゾーが町を破壊していない」ことを指摘。戦いはもっぱらデリシャスフィールドで行われていたので気がつきませんでしたが、そういえばそうだったか…こういったところにもジェントルー=あまね本来の優しさが現われていたのでしょう。ずっと抵抗していたんだなって…

 今回はここねが新技を放って終わり……かと思いきや、意外な展開が待ち受けていました。ナルシストルーの発言からして、もう少し操り期間が長くなるかと思っていましたが、意外と改心が早そうですね。にしても、OPに出ている味方っぽい仮面戦士の出番はいつ頃に…?
 
 次回はジェントルーと激突!ところで、ゆいたちの「ポテトサラダの夢」の会話にナレーションは必要でしたか…?ツッコミ役はここねちゃんで十分では?
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