本日公開の映画「シン・ウルトラマン」を見ました。極力ネタバレ無しの感想です。
……一言で言うと「もう一声!」といった感じの映画でした。
間違いなく面白い部分もあります。開始直後で情報の塊をぶん投げられた私のテンションの上がりようは尋常じゃなかったですし、ド迫力のネロンガやガボラとの戦闘、「ウルトラマン」本編を彷彿とさせるシーンもあれば「その話を拾うの!?」という衝撃の展開もあり、ウルトラマンが正体を明かさない理由、ウルトラマンと人間との関係性など、見どころは色々とありました。「カラータイマーが無いウルトラマン」ならではの演出も見られましたね。「シン・ゴジラ」のように、「シン」に込められた意味を考えながら見るのも楽しいと思います。
……ただ、ですね。どうにも物足りなさを覚えてしまったのも事実です。特にガボラ戦以降。理由はハッキリとしないのですが、恐らく「登場人物の個性が薄い」と感じてしまったためかなと。
禍特隊の一人である浅見は同僚の神永を「相棒(バディ)」と呼びますが、正直この2人が「バディ」とは思えませんでした。面白い関係性ではあるものの、状況が状況なだけに「バディ」であることが生かされることはあまり無いまま終わってしまったように思えます。物語を動かすウルトラマンや外星人の魅力は伝わるけれども、人間は彼らに振り回されっぱなしでイマイチ魅力的には見えませんでした。「色々試したけどダメだった」「何も出来ない」状況が目立つような……それも重要な要素ではありますが、登場人物の誰もが必死で足掻いて魅力的だった「シン・ゴジラ」を見た後だとやはり物足りない…
本作がもしも1クールの連続ドラマなら、また評価は変わってきたと思います。浅見と神永のバディを中心とした禍特隊やウルトラマンの活躍とか、面白そうなんだけどな…
つまるところ「ウルトラマン」を中心に見れば面白いものの、人間に目を向けると物足りなさを覚える。そんな映画でした。何回も見たいかと問われると……うーん…
……一言で言うと「もう一声!」といった感じの映画でした。
間違いなく面白い部分もあります。開始直後で情報の塊をぶん投げられた私のテンションの上がりようは尋常じゃなかったですし、ド迫力のネロンガやガボラとの戦闘、「ウルトラマン」本編を彷彿とさせるシーンもあれば「その話を拾うの!?」という衝撃の展開もあり、ウルトラマンが正体を明かさない理由、ウルトラマンと人間との関係性など、見どころは色々とありました。「カラータイマーが無いウルトラマン」ならではの演出も見られましたね。「シン・ゴジラ」のように、「シン」に込められた意味を考えながら見るのも楽しいと思います。
……ただ、ですね。どうにも物足りなさを覚えてしまったのも事実です。特にガボラ戦以降。理由はハッキリとしないのですが、恐らく「登場人物の個性が薄い」と感じてしまったためかなと。
禍特隊の一人である浅見は同僚の神永を「相棒(バディ)」と呼びますが、正直この2人が「バディ」とは思えませんでした。面白い関係性ではあるものの、状況が状況なだけに「バディ」であることが生かされることはあまり無いまま終わってしまったように思えます。物語を動かすウルトラマンや外星人の魅力は伝わるけれども、人間は彼らに振り回されっぱなしでイマイチ魅力的には見えませんでした。「色々試したけどダメだった」「何も出来ない」状況が目立つような……それも重要な要素ではありますが、登場人物の誰もが必死で足掻いて魅力的だった「シン・ゴジラ」を見た後だとやはり物足りない…
本作がもしも1クールの連続ドラマなら、また評価は変わってきたと思います。浅見と神永のバディを中心とした禍特隊やウルトラマンの活躍とか、面白そうなんだけどな…
つまるところ「ウルトラマン」を中心に見れば面白いものの、人間に目を向けると物足りなさを覚える。そんな映画でした。何回も見たいかと問われると……うーん…