2021年の映画「竜とそばかすの姫」を見ました。
2009年の「サマーウォーズ」から12年経った2021年に公開された本作の舞台は仮想世界「U」。主要人物は「U」で歌姫「ベル」として活動する少女と、正体不明の乱暴者の「竜」。キャラクターや要所要所で歌が流れることも相まって「美女と野獣」を思い出しながら見ていました。
本作を見て強く感じたのは「ネット社会の恐ろしさ」です。
特に印象的だったのはクライマックス。本来「みんなが力を合わせて助けようとしている!」と盛り上がるべきところなんでしょうけども、あんな些細な情報から、すぐに居場所が特定されたことには恐怖しか感じませんでした。三人寄れば文殊の知恵と言いますが、インターネットでは三人どころではない。自分の知らない情報も検索すればすぐに出てくる。今回はそれに助けられた形となりましたが、いくらでも悪用される可能性があることも示唆されていたように思えます。
また、「サマーウォーズ」で描かれた「繋がり」について、本作では大多数の意見が少数派の意見を握りつぶす、真偽も定かではないままに「正義」を振りかざして竜の正体を暴こうとする……そうした繋がることの強さの別側面、「数の暴力」「正義の暴走」といったものも感じました。
総じて、「サマーウォーズ」がネットの「光」を描いたものだとすれば、本作はネットの「闇」に焦点を当てた作品だと感じました。他にも「助ける」ことの難しさ、「信頼」を得ることの大変さなども描かれていており、こうした部分に目を向けることも大事だとは思います……が、もう一度見たいかと言われると微妙です。何度も繰り返し見たくなる内容ではありませんでした。
登場人物もどこか魅力に乏しく、特に幼馴染の男の子は結局どういう立ち位置だったのか、見終わってもよくわかりませんでした。父から娘へのメッセージもイマイチ響かなかったですね……それまで立場上あまり出番が無いのに、急に良いことを語り出されても…と。かろうじてルカちゃん絡みは微笑ましかったですが。
最終的には「サマーウォーズ」が恋しくなる作品でもあったなぁ…と(苦笑。
2009年の「サマーウォーズ」から12年経った2021年に公開された本作の舞台は仮想世界「U」。主要人物は「U」で歌姫「ベル」として活動する少女と、正体不明の乱暴者の「竜」。キャラクターや要所要所で歌が流れることも相まって「美女と野獣」を思い出しながら見ていました。
本作を見て強く感じたのは「ネット社会の恐ろしさ」です。
特に印象的だったのはクライマックス。本来「みんなが力を合わせて助けようとしている!」と盛り上がるべきところなんでしょうけども、あんな些細な情報から、すぐに居場所が特定されたことには恐怖しか感じませんでした。三人寄れば文殊の知恵と言いますが、インターネットでは三人どころではない。自分の知らない情報も検索すればすぐに出てくる。今回はそれに助けられた形となりましたが、いくらでも悪用される可能性があることも示唆されていたように思えます。
また、「サマーウォーズ」で描かれた「繋がり」について、本作では大多数の意見が少数派の意見を握りつぶす、真偽も定かではないままに「正義」を振りかざして竜の正体を暴こうとする……そうした繋がることの強さの別側面、「数の暴力」「正義の暴走」といったものも感じました。
総じて、「サマーウォーズ」がネットの「光」を描いたものだとすれば、本作はネットの「闇」に焦点を当てた作品だと感じました。他にも「助ける」ことの難しさ、「信頼」を得ることの大変さなども描かれていており、こうした部分に目を向けることも大事だとは思います……が、もう一度見たいかと言われると微妙です。何度も繰り返し見たくなる内容ではありませんでした。
登場人物もどこか魅力に乏しく、特に幼馴染の男の子は結局どういう立ち位置だったのか、見終わってもよくわかりませんでした。父から娘へのメッセージもイマイチ響かなかったですね……それまで立場上あまり出番が無いのに、急に良いことを語り出されても…と。かろうじてルカちゃん絡みは微笑ましかったですが。
最終的には「サマーウォーズ」が恋しくなる作品でもあったなぁ…と(苦笑。