「デリシャスパーティ♡プリキュア」第33話&第34話の感想です。今週の放送はお休み。朝7時30分からニチアサが始まっていた頃は、スーパー戦隊だけ放送とかもあった気がしますが、まとめて休みの方が録画ミスしなくて助かる気がしないでもない。
まずは第33話「清く正しく!あまねとハロウィンパーティ」。
冒頭ではナルシストルーについて「彼に合う食べ物が無かった」「極端な猫舌」だったことが明らかとなりました。単に好き嫌いが激しかったというよりは、体質的に食べられないものが多かったのかもしれません。加えて猫舌ともなれば、熱々でホクホク!的な食べ物を楽しめなかった可能性もありますね。そんな彼を「かわいそう」と言ってしまうのは簡単ですが、ナルシストルーにしてみればそういった同情をされることも疎ましかったかも。「ご飯は笑顔!」とは限らない。そんな彼と今後どう向き合っていくかも、終盤の展開に影響しそうですね。
そんなナルシストルーと因縁深いあまねは、夢の中で彼に拳をぶつけようとする自分と、それを止めようとする自分、2人の自分がいることに気づいてしまうことに。清く正しくあらんとするがあまり、パフェのレシピッピにも八つ当たりしてしまう有様。そんな彼女の様子はマリちゃんの目に無理をしているように映り、「別に何から何まで話さなくてもいいんだから、気軽に頼ってね」と優しく声をかけていました。「何でも話してね」というのも優しさではありますが、相手によっては「何でも話さなければならない」とかえってプレッシャーを与えることにもなりかねません。誰にだって言いたくないことはある、それでも言いたくなったら頼っていい。真に相手を想うからこその、マリちゃんの優しさが光ります。
暗い気持ちに気づいてしまったあまねは変身も出来なくなってしまいましたが、あまねを慕うパフェのレシピッピ、そしてマリちゃんの言葉で無事に立ち直れた様子。誰かを許せず恨む気持ちは誰にだってあるもの、大事なのはその感情に流されないこと……それを理解したあまねに、何も言わず天使の帽子をかぶせて立ち去るマリちゃんの背中の頼もしさといったら!頼れる大人がいる、本当に良い作品です……
続いて第34話「おじいちゃんはガンコ!おでんは野球の後で」は、ゆい回。前回に続いてあまねの兄たちも登場します。本当出番多いね!?
おばあちゃんのおでんの味が出せずに悩むゆいのもとに現れたのは、おばあちゃんと一緒におでんを作り上げた又三郎さんと孫の宏輔。
又三郎さんはマリちゃんの師匠である「猫のかぶりものをした」ジンジャーのことを知っていました……猫のかぶりもの……もしかしてマリちゃんの師匠がなんやかんやあった末の姿がゴーダッツなのでは?また、ジンジャーの名前を聴いた瞬間の、拓海の母親の反応も気になりますね。彼女も割と事情通なのかもしれません。
一方の宏輔は、最初は野球の練習をしたかったがためにつまらなさそうな表情をしていましたが、ゆいとの会話では笑顔を見せていました。そりゃ目線を合わせてくれて、エプロン姿で、可愛くて、話も聞いてくれる年上のお姉ちゃんとか好きにならない理由が無いですね(笑。
で、そんな宏輔は野球の練習の際、ゆいと拓海が仲良くしているのを見て「二人って付き合ってるの?」と火の玉ストレートな質問を。動揺する拓海の一方で、あっけらかんと「うん!(付き合って)ないよ!」と笑顔で応えるゆい……本作では二人の関係性の進展も気になるところなのですが、どこまで描かれるのやら。
ゆいはおばあちゃんの味を教わろうと思っていたら、おばあちゃんが亡くなってしまい、その機会は失われることに。いつも隣にいる人が、いつまでも隣にいてくれるとは限らない。だからこそ、互いの想いをきちんと伝えあうことが大切。心残りがあるまま先立たれてしまっては、後悔してもしきれませんからね。
ラスト、和解した又三郎さんと宏輔が一緒に台所に立つ姿を見て、在りし日の自分とおばあちゃんを重ねるゆい。寂しく、それでいて温かな記憶に想いを馳せるゆいの笑顔が素敵な話でした。
次回はここねちゃん回。ゆいとそっくりなあの人も再登場するようで……?
まずは第33話「清く正しく!あまねとハロウィンパーティ」。
冒頭ではナルシストルーについて「彼に合う食べ物が無かった」「極端な猫舌」だったことが明らかとなりました。単に好き嫌いが激しかったというよりは、体質的に食べられないものが多かったのかもしれません。加えて猫舌ともなれば、熱々でホクホク!的な食べ物を楽しめなかった可能性もありますね。そんな彼を「かわいそう」と言ってしまうのは簡単ですが、ナルシストルーにしてみればそういった同情をされることも疎ましかったかも。「ご飯は笑顔!」とは限らない。そんな彼と今後どう向き合っていくかも、終盤の展開に影響しそうですね。
そんなナルシストルーと因縁深いあまねは、夢の中で彼に拳をぶつけようとする自分と、それを止めようとする自分、2人の自分がいることに気づいてしまうことに。清く正しくあらんとするがあまり、パフェのレシピッピにも八つ当たりしてしまう有様。そんな彼女の様子はマリちゃんの目に無理をしているように映り、「別に何から何まで話さなくてもいいんだから、気軽に頼ってね」と優しく声をかけていました。「何でも話してね」というのも優しさではありますが、相手によっては「何でも話さなければならない」とかえってプレッシャーを与えることにもなりかねません。誰にだって言いたくないことはある、それでも言いたくなったら頼っていい。真に相手を想うからこその、マリちゃんの優しさが光ります。
暗い気持ちに気づいてしまったあまねは変身も出来なくなってしまいましたが、あまねを慕うパフェのレシピッピ、そしてマリちゃんの言葉で無事に立ち直れた様子。誰かを許せず恨む気持ちは誰にだってあるもの、大事なのはその感情に流されないこと……それを理解したあまねに、何も言わず天使の帽子をかぶせて立ち去るマリちゃんの背中の頼もしさといったら!頼れる大人がいる、本当に良い作品です……
続いて第34話「おじいちゃんはガンコ!おでんは野球の後で」は、ゆい回。前回に続いてあまねの兄たちも登場します。本当出番多いね!?
おばあちゃんのおでんの味が出せずに悩むゆいのもとに現れたのは、おばあちゃんと一緒におでんを作り上げた又三郎さんと孫の宏輔。
又三郎さんはマリちゃんの師匠である「猫のかぶりものをした」ジンジャーのことを知っていました……猫のかぶりもの……もしかしてマリちゃんの師匠がなんやかんやあった末の姿がゴーダッツなのでは?また、ジンジャーの名前を聴いた瞬間の、拓海の母親の反応も気になりますね。彼女も割と事情通なのかもしれません。
一方の宏輔は、最初は野球の練習をしたかったがためにつまらなさそうな表情をしていましたが、ゆいとの会話では笑顔を見せていました。そりゃ目線を合わせてくれて、エプロン姿で、可愛くて、話も聞いてくれる年上のお姉ちゃんとか好きにならない理由が無いですね(笑。
で、そんな宏輔は野球の練習の際、ゆいと拓海が仲良くしているのを見て「二人って付き合ってるの?」と火の玉ストレートな質問を。動揺する拓海の一方で、あっけらかんと「うん!(付き合って)ないよ!」と笑顔で応えるゆい……本作では二人の関係性の進展も気になるところなのですが、どこまで描かれるのやら。
ゆいはおばあちゃんの味を教わろうと思っていたら、おばあちゃんが亡くなってしまい、その機会は失われることに。いつも隣にいる人が、いつまでも隣にいてくれるとは限らない。だからこそ、互いの想いをきちんと伝えあうことが大切。心残りがあるまま先立たれてしまっては、後悔してもしきれませんからね。
ラスト、和解した又三郎さんと宏輔が一緒に台所に立つ姿を見て、在りし日の自分とおばあちゃんを重ねるゆい。寂しく、それでいて温かな記憶に想いを馳せるゆいの笑顔が素敵な話でした。
次回はここねちゃん回。ゆいとそっくりなあの人も再登場するようで……?