ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」

2022-10-09 09:04:14 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」

 プリンセスプリキュアは良いぞ……!

 外国からやってきた「微笑みの王女」ことマイラ・イースキ様。その顔はゆいにそっくりで、マイラ様も既にそれを拓海の父経由でご存じでした。
 王女としての公務では緊張していて上手く話せないものの、プライベートでは普通に話せるマイラ様。そこで彼女の目的が美味しいものを食べることだと知り、ゆいはマイラ様と入れ替わって、彼女に好きなものをいっぱい食べてもらうことに。

 ゆいが公務に勤しむ一方で、拓海はマイラ様とは知らずにゆいに話しかけていましたが、すぐに別人だと勘づいていました。良かった……そっくりとはいえ、好きな女の子の顔を見間違える鈍感な子じゃなくて本当に良かった……
 事前調査であれこれテイクアウトしたものの、何が好きだったかを「思い出せない」マイラ様。王女故に発言や行動に気をつけなければならないからこそ、自分の感情を表に出しづらいと。好きなものならまだしも、うっかり嫌い・苦手な食べ物について発言してしまうと、色々と問題も起こりそうですしね。

 そんな中、マイラ王女の王位継承に異議を唱えるサンザー王子一派により、ゆいや執事のゲンマさんたちは連れ去られてしまうことに。
 そこでゆいは何とプリキュアに変身して危機を脱出!ここねたちもマイラ王女を安全に演説会場に連れていくために、ゆい抜きの3人同時変身を披露。こういう変身パターンはなかなか見ませんね。ウバウゾーやブンドル団が一切登場しないのも珍しい……あぁ、マイラ王女はそもそも好きなものを思い出せない身。彼女を守るためだったとはいえ、言い方は悪いですが「好きを奪われた後」だから、これ以上奪えるものが無かった、故にブンドル団の出番は無かったってことでしょうか?

 ですが、今回の一件を通して好きな味、好きな食べ物、そして大事なことを思い出し、新たに得た友人の言葉を胸に演説に向かう…と。プリキュアの出番がかなり控えめという珍しい話ではあったものの、割と面白かったです。
ただ出来ることなら、ゆいと拓海との後日談を描いて欲しかったですね。入れ替わったことに気づいた理由を拓海が照れくさそうにつぶやいたり、それを聞き取れなかったゆいが聞き返し、2人の様子を微笑ましく見つめるマリちゃんとあまねとか、そういう描写があっても良かったなーと思います。今回の「好きなものは忘れない」というテーマとも合っていますし。ともあれ、また次回。

 ところでマイラ様のCV、和氣さんだったんですね……一人二役かと思うくらい声の雰囲気が似ていたように感じます。
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舞いあがれ! 第1週「お母ちゃんとわたし」

2022-10-08 07:45:27 | テレビ・映画・ドラマ
 というわけで今週から始まりました連続テレビ小説「舞いあがれ!」、その第1週目の感想です。以前書いたとおり、めっちゃ久々の朝ドラだったのですが……いやはや、第1週からとても良いものを見せてもらいました。

 主人公・岩倉舞は東大阪に住む小学生。時折原因不明の熱に悩まされることがあり、医師からは環境を変えた方が良いのではないかと言われていた。
 舞の母・めぐみは、舞の父・浩太が営む町工場の経理をする傍らで家事もこなす中で、心身ともに疲労が蓄積されていた。そんな彼女と舞を気遣い、浩太はめぐみの故郷・長崎県の五島列島に住む祖母・祥子を尋ねるように勧め…


 といった感じで始まった第1週からは「助走をとても丁寧に描いている作品」という印象を受けました。次の段階に進むにあたっての過程がしっかりと描かれているために展開に不自然さや唐突さが感じられず、登場人物の想いが心にスッと入ってきますね。
 そういった描写の丁寧さが顕著に感じられたのは、第3回で舞に上着を着せるシーンです。何気ない日常の一幕であり、何なら船上から場面転換した際に着ていても「寒かったから着たのかな」ぐらいに推測できそうなものです。ですが、こうした一幕が描かれることで「岩倉舞を主人公としたドラマ」ではなく「岩倉家の日常」となり、登場人物をより身近に感じられるため、とても良いシーンだったと思います。

 本作の登場人物は舞をはじめ、相手の言葉や心に敏感な人々が登場していました。第1週のサブタイトルが舞主体の「わたしとお母ちゃん」ではなく、めぐみ主体の「お母ちゃんとわたし」となっているのも、母親の顔色を窺っていることを示唆していたのではないかと。
 相手の感情の機微に聡い、というのは時に助けとなる一方で、悪意を必要以上に感じ取り過ぎてしまうこともある。また、時には互いに互いを思いやるがあまり、自分の意思を押し殺してしまうこともある。相手の意思を確認したつもりでも、実は相手が自分に合わせてくれていた……そんな、優しさ故の人づきあいの難しさも描かれていました。



 登場人物個別の話をしますと、まずは舞ちゃんが初週から涙腺を刺激してきて困ります(苦笑。特に第3回のけん玉と、第5回の別れのシーン!何なんすかあれ……あんな素敵なものを渡されたら一生大事にするに決まってるじゃん……
 そして母との別れのシーンでは、母への強い想いが伝わってきました。人一倍気持ちに「繊細」である舞ちゃんですが、この時の彼女からは「繊細」から連想される脆さや儚さといったものは感じられず、確かな強さが感じられました。また、祥子さんのジャムづくり?に興味津々なほか、タコに恐る恐る何回も触れてみたりと好奇心の旺盛さも描写されていましたから、五島での暮らしが彼女をどのように成長させていくのか楽しみですね。
 他にも「大事な話がある」と言われた際に、きちんとめぐみの方に体を向けて話を聞いていたりと、行儀の良さが伺えます。手を前で組む姿も可愛らしかったですね。
 
 母・めぐみさんは表情がとても印象的で、心をキュッとさせられるシーンが多かったです。第2回でうっすらと笑みを浮かべたままぼんやりする様子からは相当な疲労が溜まっていたのが伺えますし、その後明かりをつけずに洗い物をするしていたのは、誰かがやってきても自分の顔を見られないようにするためだったのではないかと。
 五島に着いた際にも、久々の母との再会に緊張しつつも舞には笑顔を見せて不安を取り除こうとするなど、至る所で周りに心配をかけまいとする彼女の頑張りが伺えます。
 一人であれもこれもと頑張ろうとしていためぐみさんですが、祥子さんから「舞が自分の顔色をうかがっている」ことを教えられた時のショックは如何ほどだったことか……思い当たる節がいくつもあったけれども、気づけなかった後悔のほどは、夜の湊で思い悩むシーンから痛いほど感じられます。それでも舞のためを想って身を引く決意を固めた彼女も立派でした。

 祖母・祥子さんもまた、めぐみさんと同様に久々の会話や再会の際には、相当緊張している様子が伺えましたが、一方で付き合いのある木戸さんやさくらとの会話では舞を孫として嬉しそうに紹介していたのも印象的です。
 また、祥子さんは2人が五島にやってきた時から「舞はどう言っているのか」と舞の気持ちを確認していました。それと同時に彼女が元気に笑う様と、気持ちを押し殺す様を見ていたからこそ、めぐみさんにズバッと言ってのけたのでしょう。しかも舞がいる場所で。舞が自分の気持ちをきちんと言えるようになるためには、知っておくべきことだと思ったからこそ、あの場で告げたのでしょうね。

 父・浩太の祥子さんへのフォローが無ければ、関係を改善するのにもう少し時間を要していたかもしれません。めぐみさんの疲労を察して五島に行くことを勧めたのも、祥子さんに近況を連絡していたからこそ、力になってくれるはずだと信じていたのでしょう。頼りになるお父さんです。
 そもそも二人が何故駆け落ちをするに至ったのか、めぐみさんが大学を中退までしなければならなかったのは何故か。その理由も今後明かされていくのでしょうか?

 兄・悠人は中学受験を控えていることもあって大分ピリピリしているようでしたが、それでも舞が出発する際には食事を中断して見送りに行こうとするなど、優しい兄としての一面をのぞかせていました。

 東大阪のクラスメイト・貴司はお隣さんということもあり、舞を気遣ってか一緒に下校する様が描かれていましたし、同じ飼育係の久留美は舞ちゃんが旅立った後にウサギを「スミちゃん」と、舞ちゃんが呼んでいた名前で呼び始めるのが良いですね……単にウサギの世話を任されたのではなく、大切な友人を任されたと自覚しているように思えます。
 五島のクラスメイト・一太はとにかく明るくて、朝から元気がもらえますね!笑顔がとても印象的な男の子です。ただ元気なだけではなく、舞の体調のことを知ったこともあり、磯に行く朝には「行けそうか?」と気遣ってくれたり、クラスメイトの耕平がオコゼを踏んでしまった際にもいち早く叫んで周囲に知らせるなど、頼もしい一面も見せてくれました。

 そしてまさかのナレーション。朝ドラではよくあることなんでしょうか?


 といった感じで、想像以上に楽しめた「舞いあがれ!」第1週でした。次週はおばあちゃんとの五島での暮らしが本格的にスタート。予告を見るに、妊婦さんを助けるために走ったことで大勢の人から感謝され、トラウマを克服する流れでしょうか?
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「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」を見て

2022-10-07 08:12:30 | スター☆トゥインクルプリキュア
 「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」を視聴しました。

 ひかるたちが偶然出会った一つの生命体。後に「ユーマ」と名付けられるその生命体は、星空刑事のアンが落としたミラクルライトと、ひかるの想いに呼応し、どこへでも飛んでいける不思議な生物だった。最初はユーマに手を焼いていたララも次第に親交を深めていくが、ユーマの正体を知るハンターたちが地球に現れて……


 「スター☆トゥインクルプリキュア」もはや4年前の作品となりますが、やはり羽衣ララ=キュアミルキーは今見ても非常に魅力的なキャラクターだなと再確認しました。
 さて本作では、ひかるとララ、ユーマの関係性が中心に描かれています。ひかるは言葉の通じないユーマに歩み寄ろうとし、あっという間に仲良くなっていた一方で、ララは仲良くなるまでに時間がかかっていました。勝手にどこかへ行こうとするユーマを必死に引き留めるララは、ユーマにとっては邪魔者に思えたかもしれません。しかしそれが彼女の優しさ故だと知ったからか、自ら距離を縮めようとする様が印象的でした。

 しかし、仲良くなればなるほど別れは辛くなるもの。ユーマとはずっと一緒にはいられない。それを知ってなお自分の想いを優先させて、ユーマと一緒にいたいと願うララと、自らの都合でユーマを狙うハンターたち。善悪の違いがあっても、どちらも「ユーマの想いを無視している」という点では同じであるという表現は興味深かったですね。

 大切なのは相手の想いを理解すること。ひかるは出会った時からユーマの行動の理由、ユーマの想いを理解することに努めていました。猫に食べられそうになって全身を鋭いトゲで覆った時、目の前に金平糖を差し出されて部屋中を飛び回った時。いずれも傍から見れば敵対行動ととれなくもないですが、ひかるはユーマの想いを悟り、優しく接していました。
 こうした目には見えない相手の想いを考えることも、一つの「イマジネーション」でしょう。それでいて、自分の想像や願いを相手に押し付けてはいけない。好きだからといって、相手のことを自分だけで決めてはいけない。大事なのは相手の気持ちを理解すること……「イマジネーション」を大切にしてきた本作らしい流れで、ララの成長が描かれていました。

 そしてハンターたちとの戦いから終盤に至るまで、12星座の力を借りて、プリキュアたちが普段とは違う衣装にドレスアップ!これを予告で見た時は「何で本編でやってくれないんですかー!!」と思ったのも懐かしいですね。まぁ、本編を見た後だと「あいつらの力を借りるのか……」と、ちょっと複雑な気持ちも湧いてくるのですが(苦笑。
 迫力満点のおうし座、勇ましいしし座、変幻自在の軌道を見せたやぎ座、うお座とかに座の道を作ったみずがめ座、ポニーテールを尾に見立てて道を切り開いたさそり座などなど……出番は短いながらもその活躍はいずれもカッコよかったですね。

 最後には「イマジネーション」溢れる、夢のような展開が待ち受けていました。次々に生命と思い出が溢れ出すシーンは胸にこみあげてくるものがありますね……例え別れても、ユーマの中にはひかるたちと過ごした思い出がしっかりと残っていると感じられるシーンでした。
 そして、旅立つユーマを見届けたひかるの感極まった「キラやば…」で涙腺をやられてしまいました。ユーマが描いた軌道が、キュアスタ―とキュアミルキー、それぞれの名乗りを彷彿とさせるものだったのも良いなぁ……

 
 といった感じのスタプリ映画でした……うーん、映画館で見たかったなぁ!特に変身シーンと歌のシーン!スタプリといえば変身時の歌ですが、あれと本作のテーマ曲を大音量で聴きたかったなって……あとラストシーンはぜひとも映画館で見たかった。
 久々にスタプリの良さに触れることが出来て良かったです。何だかんだで、最近の作品で最終回あたりで泣いたのはスタプリぐらいだったかもしれない。本作の映像ソフトの購入を検討しようか……
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懐かしさが群れでやってきた

2022-10-06 07:39:00 | アニメ・ゲーム
NHK初の完全オリジナルアニメ『飛べ!イサミ』配信開始、90年代を代表するNHKアニメの名作(Yahoo!ニュース)

 ……記事内で紹介されているアニメの殆どが私にぶっ刺さり過ぎている件について。「幼い頃に見ていたアニメ」は数あれど、やはりNHK教育テレビのアニメは他の作品とは一線を画す「懐かしさ」を纏っているように感じます。それは単に年代的な話ではなく、あの日あの時、テレビの前で見ていた記憶しか残っていないからこその懐かしさかと。もしも当時からビデオ録画に精通していたり、大人になってから映像ソフトを買っていれば、また感じ方も違ったでしょう。

 というわけで「飛べ!イサミ」の話。OPは今でも歌えますし、イサミたちのパワーアップや最終回の大団円、ヨロイ天狗の正体などは今でも印象に残っています。EDの「負けるもんか!」も好きだったなぁ……
 ホーリーたちが踊るOPがとにかく好きだった「おばけのホーリー」。「はりもぐハーリー」ももちろん見ていましたが、検索したら「こんな子いたなぁ!」と懐かしさがより一層こみあげてきました。「おじゃる丸」は今でもたまに見ますが、気づいたらうすいさちよ28歳独身様の年齢超えてたよね……当時は初回を見逃して、第2話から見始めました。

 親の前で見れるわけが無かった作品個人的№1である「コレクターユイ」や、何故か普通に親の前で見ていた「あずきちゃん」。後者は「ちびまる子ちゃん」的な感じで見れたんですかね……?しかし、あずきちゃんのCVがゆかなさん(当時:野上ゆかなさん)だったことを知った時の衝撃たるや。「YAT安心!宇宙旅行」も見た回数そのものは少なかったと思いますが、桂さんが可愛かったことだけは覚えています。


 記事で紹介された作品以外で、NHK教育テレビのアニメと言われて思い出すのは……「ヤンボウ ニンボウ トンボウ」ですね。正直内容はさっぱり覚えていませんが、再放送された際に「また西の国行くの?」と思った記憶があります(苦笑。また、少々時代は新しめですが「ぜんまいざむらい」も良かったなぁ……「はなかっぱ」もそれと同じくらいの期間で終わるかと思っていたら、現在13年目だそうで……凄いっすね……


 ……とまぁ、そんなわけでどれもこれも、語れるほど覚えているわけではありません。「コレクターユイ」のように殆ど見ていない作品も多いですし、完走した作品がどれだけあるかも分かりません。ですが、いずれも名前を聴いただけで懐かしさが胸にこみ上げてくることに変わりはなく。どの作品もはっきりとした記憶はありませんが、心にはしっかりと焼き付いた作品の数々だったんだなと、改めて感じさせられた今日この頃でした。
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めっちゃ久々の朝ドラ

2022-10-05 07:45:53 | テレビ・映画・ドラマ
 というわけで、先日から放送が始まった連続テレビ小説「舞い上がれ!」を視聴しています。

 元々朝ドラに全く縁が無かったわけではなく、「ふたりっ子」や「ちりとてちん」は好きで見ていましたし、総集編ではありますが「ちゅらさん」や「梅ちゃん先生」も視聴し「リアルタイムで見ておけば…!」と後悔もしていました(苦笑。

 とはいえ、一番直近で放送された「梅ちゃん先生」も、もう10年ほど前の作品。何故今更になって朝ドラを見る気になったかというと……まぁ、福原遥さんが主演だからという、大変分かりやすい理由となっております(笑。
 かつて「ひとりでできるもん!」で魚の骨の取り方や布団のたたみ方を教わった身として、そこから派生した「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」や「キッチン戦隊クックルン」も応援していました。なので、「まいんちゃん」として出演されていた福原さんが、こうして朝ドラに出演されているのを見ると嬉しくなってしまいまして……ということで視聴と相成りました。

 今のところ毎日感想を書く予定はなく、1週間分まとめて書こうかなとは思っています。以前「だんだん」を見ようと決心した時は、2回目ぐらいで断念したので、今度こそは……!と思う今日この頃でした。しかし、放送2回目から既にお母さんが精神的にかなりしんどそうなんですが、大丈夫ですか……?


 ……にしても、改めて見た(見ようとした)朝ドラを挙げてみましたが、過去に見た「花とアリス」「吉原裏童心」「野ブタ。をプロデュース」などと出演者を重ねると、私の好きな女優さんが大変分かりやすくなっております(苦笑。
 また、当時は「双子探偵」だけを録画すると露骨に好きな女優さんが親にバレそうだったので、特番として放送された「ズッコケ三人組VS双子探偵」だけ録画したのを記憶しています。別に何も恥じる必要は無いし、良いから黙って録画して堂々と見ろと当時の私に凄く言いたい。
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「めぞん一刻 移りゆく季節の中で」を見て

2022-10-04 07:47:43 | アニメ・ゲーム
 ※私は「めぞん一刻」原作・アニメ等を全てにおいて未見です。過度の期待はしないでください。

 というわけでBS12で「めぞん一刻 移りゆく季節の中で」を視聴しました。本作は全96話からなるアニメ「めぞん一刻」を約90分にまとめたダイジェスト。春夏秋冬、移り行く季節の中で、五代くんと響子さんを中心とした登場人物たちの心境が描かれています。

 まずは冒頭、響子さんの亡き夫・惣一郎さんのお墓参りのシーンから始まるのですが、ここで惣一郎さんのお父さんの言葉が胸に刺さりました。「まだ死んでない妻」未亡人となった響子さんは「死んでないのじゃない。生きているんだ」。響子さんの未来を想い、告げられた優しい言葉に一気に世界観に引き込まれました。
 そこから始まる春夏秋冬。春は五代くんと響子さん、そして三鷹さんの出会い。夏は八神の登場。秋は三鷹さんと響子さん、そして明日菜さん。冬は五代くんと響子さん……を中心に物語が展開されていきます。冬に至るまでは割と三鷹さんメインだった気がしないでも無いですね。

 これまで「めぞん一刻」に関しては、昔のアニメ特集などで話題をチラホラ聞いたりした程度。故に響子さんに対しては「亡き夫を想い続ける儚げな美人」という印象を抱いていたのですが、本作を見た後は「独占欲が強い、ちょっと面倒な美人」に変わりつつあります(苦笑。
 「本当のことは一つしかないと思い込み、誰かを好きになったら惣一郎さんへの想いは嘘になる」とは、八神の先生の談。響子さん自身も「みんな嘘になりそうで怖い」と呟いていました。こうした、融通の利かない一途さも響子さんの魅力なんだろうなとは思います。ですが、五代くんの想いを知り、三鷹さんからもアプローチされていながらも自分の想いはハッキリさせず、それでいて五代くんが他の女の子と一緒にいるのはショック……というのは、正直面倒に思えてしまいますね(汗。特に冬、朱美さんとの関係を誤解した時の行動が印象的です。
 ただ、面倒だとは思うものの、嫌いなキャラクターではありません。普段は丁寧な口調なのに、五代くんと喧嘩した際には言葉遣いが少々乱暴になるあたり、確実に距離は近くなっている感じがして好感がもてました。また、ダイジェストを見ただけで響子さんの全てを知った気になるのも違うでしょう。きっと本編では、ダイジェストには収まりきらなかった彼女の魅力が描かれているはず…!

 今回は響子さん中心でしたが、個人的には朱美さんや明日菜さん、八神も気になりました。特に明日菜さんは、三鷹さんとのその後について全く触れられていないため、そこら辺がどうなったのかを見たいなーと。八神も夏の終わりに響子さんに喝を入れて以降出番がありませんでしたし……後日談とか劇場版で登場しているそうですが。
 最初は酔っぱらった勢いで想いを叫んでいた五代くんが、次第に一人の男の頼もしさを見せていく様もカッコよかったです。


 といった感じで、前々から気になっていた「めぞん一刻」の一端に触れることができた作品でした。今回はおよそ90分のダイジェストでしたが、アニメ本編は96話とのことで、一体どれほどのトラブルが繰り広げられていたのか、非常に気にはなるところですが、手を出すとすればまずは原作からかな……と思う今日この頃でした。
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「ウマ娘 プリティーダービー」を遊びつつ競馬を見る スプリンターズステークスと凱旋門賞編

2022-10-03 08:08:35 | ウマ娘 プリティーダービー
 ハロウィンガチャはチアネイチャしか来ません。最近多いね、チアネイチャ……

 さて、先日スプリンターズステークスと凱旋門賞が開催されていました。それぞれメイケイエールとドウデュースを応援していたのですが、結果はジャンダルムとアルピニスタがそれぞれ勝利。一瞬で勝負が着いた親子勝利の短距離戦、激しい雨の中のGⅠ・6連勝を達成した中距離戦、いずれも楽しく見させてもらいました。
 また、凱旋門賞終了後には、インタビュアーの方が自ら馬に乗って勝利インタビューを行っていたのが印象的です。
 

 ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」においては、「デイズ・イン・ア・フラッシュ」が開催中。シンコウウインディを中心に、アグネスデジタル、メイショウドトウ、メジロパーマー、ダイタクヘリオスらがイベントの準備に奔走する話となっています。
 シンコウウインディは口が悪いように見えて実は優しい子。そんな彼女と周囲がトラブルにならないよう、上手いことフォローしていたメジロパーマーとダイタクヘリオス。終盤のメイショウドトウとアグネスデジタルとのやり取り。それぞれに印象的なシーンがあった良いイベントストーリーでした。

 そんなイベントの傍らで、相も変わらず育成を続ける日々。最近では以前よりかはUGランクに到達するウマ娘が増えてきました。それは嬉しいことなのですが、一方で問題もありまして。


 例えばこちらのヒシアケボノ。スズカに次いで、2番目にUGランクに到達したウマ娘でした。正直何がどうしてUGランクに到達できたのか未だに良く分かっていないので、二度同じサポカ編成で挑んでも、多分UGランクにはそうそう到達できないと思います(苦笑。
 で、何が問題かというと、よりランクの高いウマ娘を育てるにあたり、最もランクが高いのはスズカであって欲しいという想いがありまして……つまり、UGランク育成のために何をすれば良いかよく分かってないのに、自分で自分を超えなければならない状況が続いております。


 その後、何だかんだでUG1ランクのスズカが育成出来たので一安心……




 していたら、今度はUG3ランクのサクラバクシンオーが育成出来ました。



 その後、どうにかこうにかUG5ランクのスズカを育成し、現在の最高記録となっています。

 このほか、カレンチャンやグラスワンダーもUGランクに到達してくれました。現在の目標が「全ウマ娘をUGランクにする」なので、嬉しいことではあるのですが、上手くいけばいくほど、スズカの育成難易度が上がっていくという嬉しい悲鳴をあげている今日この頃でした(笑。

 そういえば、今後のアップデートで、親愛度上限が解放され、親愛度11になるとホーム画面等で私服が着られるようになるとのこと。第一弾はオグリキャップとエルコンドルパサー!……あの、未だにオグリキャップうちにいないんですが、それは。まぁエルコンドルパサーはいるし!……あ、親愛度9だったわ……まぁ、スズカやカレンチャンたちの私服を楽しみに待つとします。


 そして!もう間もなくマルゼンスキーが解放できるようになる今日この頃、ウマ娘とシャドウバースEVOLVEのコラボパックが発売され!マルゼンスキーのサイン入りカードを引き当てることが出来ました!めっちゃ嬉しい……ありがとう、ありがとうマルゼンスキー……絶対UGランクにするから……
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第31話「かおバレわんわん」

2022-10-02 10:12:22 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第31話「かおバレわんわん」

 「このあとすぐ!」なんか見たこと無いドンモモタロウおるー!?

 さて何だかんだで馴染んで来た桃谷ジロウも含め、みんな仲良く流しそうめん……しかし、そこにはイヌブラザーが欠けている。果たしてイヌブラザーの正体は一体誰なのか……とタロウも頭をひねる中で、あっさりと「犬塚翼さんじゃないんですか!?」と発するジロウ。どうやら以前イヌブラザーにエサをあげた後、すれ違った翼と匂いが同じだったために気づいたようで……これまで彼の正体に話題に挙げなかったのは「指名手配犯故に逃亡している=その場にいなくてもおかしくない」と考えたからかな?

 が、誰もが翼がイヌブラザーの正体だとは信じず、イヌブラザーの正体を突き止めるべく動き始める一同。当の翼は夏美と瓜二つのみほが、つよしと親しくしていたのを見て動揺しっぱなし。故に話も聞いておらず、集合場所には現れない。終いには乾という別の男性が、これまで共に戦ってきたイヌブラザーだと勘違いするタロウたち。
 当の乾は最初こそ動揺していたものの、翼から事情を知り、イヌブラザーを一時は正式に引き継ぐことに。乾曰く「黒いヒーローが好き」とのことで、どこかで聞いたことがあるようなハードボイルドっぽいセリフを連発。ゼンカイジャーといい、ジェットマンに全力全開でいじっていく姿勢、嫌いじゃないわ!(笑


 一方の翼はつよしから、つよしとみほの出会いを知ることに。つよしは元々髪を伸ばしていたものの、みほに会うために毎日のように美容院に通い、その結果今の髪形になったと……みほもある意味では「(元)ろんげのとりこ」だったとは。
 夏美も元美容師志望だったとのことで、微妙にかみ合う夏美とみほ。しかし「獣人は人間をコピーする」ことを知らない犬塚翼さんにしてみれば、確固たる証拠がないため、ますます悩むこととなってしまいました。みほが夏美をコピーした獣人だとしても、夏美が連れ去られた際に翼に告げられた「一年間」という期限は一体何を意味していたのやら……

 そんな中、今回現れた「痩せたい」と願う天装鬼は、まさかの結末を迎えていました。確かに欲望の源が無くなれば消えるのは必然。ドンブラザーズでなくても、誰かを救うことが出来る。これはこれで良い話だな……と思っていたところへの、あの展開は予想外でした。
 にしても、何故今回天装戦隊ゴセイジャー由来のヒトツ鬼だったんでしょうね。OPに「勇気の翼を広げて」という歌詞が含まれているから、乾はミュージャンとしてもヒーローとしても見習いだから、などが考えられますが。あるいは「天使のような女性に出会った」とか。


 まだまだ翼の正体は明らかにならないまま、次回は何やら雰囲気がガラッと変わったソノイが登場!どう見てもタロウの力を吸い取ったせいでおかしくなってます。
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仮面ライダーギーツ 第5話「邂逅Ⅳ:デュオ神経衰弱」

2022-10-02 09:31:56 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第5話「邂逅Ⅳ:デュオ神経衰弱」

 シンクロ……音楽……これってエ(略。

 今回は吾妻道長に注目。祢音が普段は配信者をやっているわけですから、道長にも日常があるわけで。普段は建設業者?で働いているようですね。そんな道長が務める会社が、偶然英寿の別荘をリフォームすることになり二人は鉢合わせ。
 以前から英寿を目の敵にしているようでしたが、どうやら過去に友人・透と「ギーツ」が戦う場に巻き込まれてしまった様子。今回の神経衰弱ゲームのようにギーツと透はコンビを組んでいたものの、ギーツに裏切られて透が敗北……という理由で恨んでいるのかな。ですが、裏切ったのはギーツではなく透の方という可能性も十分に考えられます。加えて、あのギーツが英寿とも限りませんしね。果たして真相や如何に。

 そんな中開催された三回戦。出現したのは神経衰弱にちなんでのトランプジャマト。恋仲を引き裂いて自分たちの巣に持ち帰る……つまりリア充爆発しろ!が信条のジャマトってことですね!……今「リア充爆発しろ!」って言う人、どれぐらいいるんでしょうか(汗。
 三回戦はデュオ、二人一組の戦いとなるため、足りない人数は運営側のスタッフである仮面ライダーパンクジャックが参戦。顔出し・声出しNGとのことですが、わざわざNGにするのは、日常に戻った時に運営スタッフを懐柔しようとするのを避けるためでしょうか。あるいは過去の敗北者の誰かが変身しており、敗者復活戦も兼ねているとか?

 しかしトランプジャマトは倒してもすぐに復活。その攻略には神経衰弱であることを思い出す必要がありましたが……さすがに絵柄だけで良いようですね。数字まで合わせるとなったら、それこそメンバー全員で協力しない限り攻略でき無さそうです。
 攻略にあたって英寿と祢音は音楽を流しながら仮想ジャマト相手に立ち向かっていましたが……あまりシンクロっぷりは感じられなかったですね。トドメのタイミングさえ合わせれば、一人でもなんとかなりそうな気がしないでもない。


 デュオ交代がほのめかされる中、また次回。
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第30話「おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん」

2022-10-02 09:00:05 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第30話「おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん」

 店「ラブラブシーサイド焼きそば」
 客「海鮮塩焼きそば」
 ……まぁ、言いづらい料理名ってありますよね(汗。

 「何故ブンドル団はおいしーなタウンを狙うのか」という疑問を抱いたマリちゃんでしたが、その疑問は金欠で上書き(笑。そこでマリちゃんは屋台メシグランプリに出場し、お得クーポンを狙うことに。ここでお金儲けの話にならないのはプリキュアらしい展開で良いですね。

 あれこれ考えた結果、マリちゃんたちは焼きそばで出店。マリちゃんの料理の腕も然ることながら、らん監修のPVも妙に気合が入っているうえに、ここねもここぞとばかりにド派手な宣伝、あまねはゴージャスな盛り付けと、それぞれ持ち味を生かした宣伝方法が光っていましたね。ゆいやらんの、普段とは違う髪形もとても可愛らしかったです。

 そこへ現れたセクレトルー。これまでブンドル団は「料理の味」「料理の思い出」を奪ってきましたが、遂に「料理の存在」そのものを奪い始めました。物理的に奪うのみならず「焼きそば」という概念すら消え去るのは、最早ラスボスクラスの所業ですね。こうなってくると、ゴーダッツは「調理法」や「食事」という概念すらも奪いそうですね……
 なお、セクレトルーは料理そのものを嫌っているわけではなさそうですが、彼女もまた料理に関するトラウマを抱えているのでしょうか。今後現れるゴッソリウバウゾーは、同じスペシャルデリシャストーン(なり損ない)を使用している都合上、プリキュアの技を学習しそうでちょっと怖いです。

 「みんなで」「一緒に」を否定するセクレトルーに対し、みんなで協力して作り上げた焼きそばの素晴らしさを説くマリちゃん。「決めちゃって」の一言は最高にカッコよかったです。本当、頼れる大人ですよね、マリちゃん……頼もしい大人がいる作品は良い作品。

 それにしても、今回のゆいはいつも以上に可愛らしかったですね。「とにかく何でも試してみなさいって!」「すっごーく美味しい焼きそばを作らなきゃだね!」と言った時のアップはもちろんのこと、屋台での浴衣&髪型変更は新鮮で更に可愛らしかったです。
 そんなゆいたちと一緒に、お祭りのラストで花火を見上げる拓海。「お祭りのジンクス」を話題に出された際には思わず「ブホッ!」とむせていましたが、ここで食べ物を吐き出さないのは本作らしい演出だったなと。


 まだまだ拓海の想いは届かないところで、また次回。次回はゆいと瓜二つのプリンセス登場!何か劇場版でやりそうな話ですね。
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